メス豚の再構築
天高く舞うニーズホックの背の上、
冷たい高空の風が吹き抜ける中、そこには異常なまでの熱気が渦巻いていた。
イレイナは魔法の糸を操作し、ニーズホックの尻尾から華を引きずり上げ、冷たい鱗の上に転がした。
華は呼吸を荒くし、涙と恥辱で顔を濡らしている。
イレイナはその顔を、ブーツの爪先で冷酷に踏みつけた。
「お前は何故ついてきたのかしら。……返答次第では、ここで翼竜の餌として放り出すわ」
華が言葉に詰まると、隣でフレアが妖艶な舌なめずりをして笑う。
「嘘はやめなさいねぇ。イレイナ様の精神魔法は、心臓の鼓動一つまで見通すのよ。お前の汚い思考なんて、筒抜けなんだから」
華は逃げ場を失い、震える唇で白状した。
「……平の、平の勃起を見てたら、その……どうしても、欲しくなっちゃって……」
その卑俗な答えに、イレイナは満足そうに目を細めた。
「聞いた? 平くん。貴方をあんなに蔑んでいた高嶺の花が、貴方の『ゴミ』に飢えて泣きついてきたわよ。笑えるでしょう?」
平は感情を一切排し、氷のように冷たい瞳で華を見下ろした。
「華さん。あなたが僕に何をしたか、覚えていますか? 僕はあなたに苛められ、殺されたんです。復讐する気力すら湧かないほど、あなたという存在に吐き気がする」
その拒絶の言葉に、華は言葉を失い、喉を鳴らすことしかできない。
フレアは面白がり、華の頬を長い爪でなぞりながら囁く。
「なら、こうしてあげなさい。この場で裸になって、自慰をしてみせなさいよお。平の背中を見ながら、必死に自分を慰めれば……もしかしたら、慈悲くらいはあるかもしれないわよ?」
華は屈辱に身を震わせながらも、抗うことができなかった。
羞恥心は、それ以上に強く植え付けられた恐怖と、捻じ曲がった情欲によって塗りつぶされた。
彼女は自分の衣服を剥ぎ取り、ニーズホックの鱗の上に白い肌が晒される。
平は見向きもしない。
華は必死だった。
平の背中に胸を押し付け、自分の秘部を荒い手つきで掻きむしり、自ら貪る。
ビチャビチャと卑猥な音を立てて愛液を溢れさせ、何度も何度も絶頂を繰り返した。
イレイナはその滑稽な光景に、心底意地の悪い笑みを浮かべる。
「哀れなメス豚ねえ。もっと頑張っておねだりしてみたら?」
半狂乱になった華は、涙を流しながら叫ぶ。
「平さん、お願いします……! 私に、あなたのその……硬い勃起を入れてください! お願い、殺さないで!」
爆笑する一同。
しかし平は一向にその気にならない。
イレイナは飽きたようにフレアに指示を飛ばした。
「フレア、哀れなメス豚の相手を代わりにしておやり」
サキュバスは尻尾を揺らして頷き、
華の秘部を執拗に舐め回し、指で弄び始めた。
フレアの舌技に華は悶絶し、過剰な刺激に何度も白目を剥いて果てる。
次第にフレアは、その長い尻尾を華の腟へと突き入れ、肉の奥底をかき回した。大量の体液が噴き出す。
「イレイナ様、こいつ……あのスラム国王の性奴隷をしていたようですね。脳の髄まで汚物で汚染されてます」
体液から漏れ出る記憶の残滓を読み取り、フレアが冷たく告げた。
「でしょうね。使い捨ての玩具が、一人前の治癒師として再生できるか見ものだわ」
「平、この汚いメス豚を私のペットに作り替えてあげて」
イレイナの合図で、平が喘ぎ狂う華の額に手をかざす。
「――再構成」
平のスキルが発動した瞬間、華の肉体は愛液を撒き散らしながら灰となって霧散した。
空間に漂う灰の粒子。
それを、平は再び空中で編み直す。
かつての傲慢な気質、歪んだ選民意識、性奴隷としての汚れ。
それらすべてを構成情報から排除し、新たな「人格」として再構築した。
霧散していた灰が収束し、そこには無垢な顔立ちの美少女が形作られていた。
かつての面影は残しつつも、目は従順に曇り、ただの美しき「ペット」として産まれ変わったのだ。
「アクア、貴方はこの娘に毒の調合と治癒魔法を叩き込みなさい」
イレイナの命令を受け、アクアが頷く。
飛行するニーズホックの背の上で、いとも簡単に一人の人間が調教された。
大魔王の傘下にあったアクア、ニーズホック、幼い姿となったグリム。
そして元より側近であったフレアに加え、新たに作り変えられたペットの華。
こうして、平正夫の魔王討伐パーティは7人を揃えるに至った。
空を駆ける巨大な龍の背に、とてつもない魔力とオーラを放ったイレイナ一行は、魔王の待つ城へと向う。




