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清貧に生きる野良神官は魔物退治をしながらお金を稼ぐ夢を見る~改訂にあたってカットしたエピソード集~  作者: 兎野羽地郎


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第七章 幽霊とレヴァナント

「そう言えばさ、幽霊とレヴァナントって、どうやって逝く先が別れるの?」


 ベアトリクスが話題を変えて来た。

 マルセロさんがニコニコと解説する。


「はっきりとは分かっていないのですが、禁呪でレヴァナントになる以外では、今の所未練の内容によると言われています」

「未練の内容?」

「はい」


 マルセロさんが言うには、人の悩み……つまり、幽霊の場合の未練は三つに分かれるらしい。

 思考によるもの、感情によるもの、生きるとか食べるとかの本能によるのもの。


「そのうち、思考や感情に基づく未練は幽霊に、本能に基づく未練はレヴァナントに、それぞれ近づくと言われています」


 どうも、難しい。

 ヘンリー様も首を捻っている。


「つまり、とにかく生き続けたいと強く願う者がレヴァンナントになり、強く思い残すことがある者が幽霊になるのですね」


 エレノア様が噛み砕いて言ってくれるが、良く分からない。


「ふーん。難しいのね」


 ベアトリクスも諦めたようだ。


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