厨二イントロダクション
プロローグは真面目っぽいですが、あとはコメディっぽく行きます
後書きはどうでもいい話なので読まなくていいです。読んでいただきたいものは前書きに書きます。
ギターには一本の指(主に人差し指)を使って同じ列(以外フレット)の複数の弦を抑えるセーハという技術がある。初心者の壁などと言われるFコードなどに必要な技術だ。実はBコードという裏ボスがいたりする。
エレキギターには偶にギターを握りこんで親指で弦を抑えなければならないフレーズがある。普通のセーハでは鳴らせない音をなんとかする技術だ。
クラシックギターでは気合ではなんとかならない、楽器自体が太くよほど手の大きい人でなければ握れないのだ。だから斜めにセーハして違うフレットの音を、親指で抑えるはずの音を鳴らす。
僕はこの斜めセーハに惹かれたんだ。クラシックギターで弾くべきクラシックを弾いていればほぼ使うことのないこの技術、エレキでやればいいのにと言われてもなんとかする、敢えて。そんな捻くれた意地(偏見)の詰まった技術がどうしようもなくかっこよく思えた、十五の夜だった。
そして十六になった今
「左手で抑えられないなら右手で抑えよう!」(重症)
「音域が足りない!?ボトルネックだ!」(悪化)
「ピッキングハーモニクス?指弾きでも気合で行ける!」(手遅れ)
要は変態奏法街道を爆走していた……。
これは、別にバンドを組みたいわけでも人に聴かせたいわけでもない、ただ、敢えてクラシックギターというかっこよさ(厨二)に惹かれた少年のそういった感じのなにかである。
指弾きでのピッキングハーモニクスはサウンドホールの一番ブリッジ側あたりのハーモニクスポイントを親指で弦のなるべく下を抑えて人差し指でピッキングするとぽい音になります。




