表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
妹は好きだったけど、現世の家族は嫌いなので家を捨てて……冒険者になります!  作者: 神戸近区


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

79/106

第78話 合流

 新しい部隊が到着した翌日既存の部隊と合流させてすべての部隊の副隊長としてマートルを紹介した。

慣れた人と新人と2人で1組にして、5組で1小隊とし、敵に合わせた小隊数で戦わせた。


「マートル、もうここの敵では弱いみたいね」

「そうですね。最初は結構強いと思いましたが子爵提案の2人1組にしてから対処が楽そうですね」


「私は詳しくないけど、新人1人では何をしたらいいのか悩むかと思ってね」

「そうですね。教える方も1人だけなら楽だし、教えるのが上手い人と小隊を組めば全体の戦力が上がりますね」


「本当は小隊数の人数をもう少し増やしたかったのだけど、人数的にね」

「なるほど。この戦い方参考にさせてもらいますね」


「逆に聞きたいけど今までどうやって戦ったいたの?」

「適当な人数でつくられた部隊単位でですね」


「意外に適当なのですね」

「出身地で集まったり、仲の良い悪いも有りますから」


「そうね。戦う前に士気を下げるのは良くないわね」


 順調に戦えるようになってきたので下に降りて行く事にした。8階あたりから負傷者も出始めたが人数が多いのと私とサザンカで治療できたので戦えた。


「もうすぐ10階につくった基地に到着するからこれからはそこで戦いましょう」

「10階に既に基地が有るのですか?」


「前に降りた時に。でも少し小さいので部屋を増やせば使えるかと」

「この敵の中をお一人で?」


「サザンカと一緒に二人でよ」

「それでも凄い……ここに一人だと考えたら絶望ですよ」


「でも先程戦ってるの見てたらマートルも結構強いよね」

「いや、私一人ではこの辺りの魔獣を倒せません」


「一人で倒す必要は無いのだからそれで良いと思うよ」

「たしかにそうですね。その為の小隊ですからね」


 10階に到着し基地を大きくして戦い始めた。最初は負傷者も多かったが、1日もしたら慣れてきたようで負傷者も減った。

数日経過すると負傷者も殆ど出なくなってきた。


「そろそろ私は拠点と連絡しに地上に戻るわ。サザンカはどうする?」

「私はここに残って負傷者の手当する」

「分かりました。サザンカ様は私達が護りますので」


「よろしく頼みますね」


私は地上に戻って行ったのだが……様子がおかしい。上の階の魔獣が少ない。なんで?

5階位に上がるともう魔力自体が薄くなってきて転移が使えた。


「アベリア、ダンジョン内から間違って拠点まで転移してしまったわ」

「突然現れて驚きました……ダンジョン内から転移できたのですか?」


「出来たのよ。今10階で皆が戦ってるのだけど、5階位に上がれば転移が使えたのよ」

「それってもしかして、下の階の魔獣を倒して行けば上の階は魔法が使える?」


「その可能性は高いね。そうだ何か連絡は有った?」

「今の所は何も」


「だったらもう戻るわ。色々試したいし」

「なんか楽しそうですね」


「楽しい?そうかもしれない。ダンジョンの謎が少し分かるかもしれないし」

「では気を付けて」


「ありがとう」


 私はダンジョンの5階に戻った。もう一回転移で降りようとしたがそれは発動しなかった。

試しに火の魔法を使ったが少し魔力の消費が多いが普通に使える。

あまり時間を浪費したくなかったので下に降りて行った。6階でも試しに魔法を使ってみたがかなり抵抗があった。

10階に戻りマートルやサザンカに報告しておいた。


「それはもしかして下の階の魔獣を倒すとその上の階は少しずつ魔力が弱くなると言う感じですか?」

「それは私の考えと同じね。サザンカはどう思う?」

「あの魔石って関係してるのかな?」


「魔石か……確かに魔力の塊よね。と言う事は魔石を多く消費すると魔力の生産が追い付かない?」

「なるほどそういう可能性もあるかと」

「適当に言っただけなのに……」


「意外とそういう思い付きって大切よ」

「そうですね。仮説としては面白いかと」

「二人に言われるとそんな気がして来た」


「サザンカ、また下に行って手榴弾で攻撃して来ようか」

「何で?」


「それでここの敵が弱くか減ったら仮説が正しいかの判断材料にならない?」

「確かに」

「その手榴弾と言うのは?」


「これよ。これを遠くに投げたら爆発するの」

「こんな武器をいつ入手したのですか?見た事が無い」


「それはそうよ。私がつくったのだから」

「え?武器もつくれるのですか?」


「一度良かったら見る?ここの近くの階段降りたら11階に下りられるし」

「是非見たいです!」


私達は階段を下りて11階へ行き、真下で爆発音がしたら上の兵士が驚くかもしれないから少し進んだ。


「敵も居るしここで使うね」

「はい」


手榴弾を投げた……落ちた衝撃で爆発し敵を倒し魔石が出た。


「これは……破壊力有りますね」

「即席でつくった武器だけど結構使えるのよ。自画自賛になるけど」


「これはどうやって作ったのですか?」

「原料は魔石よ」


「魔石?」

「そう。先程魔石を使った武器で敵を倒して魔石が出たの……でも複数を同時に倒さないと原料が魔石2個だから損するのだけどね」


「でも魔石なら既に多数持ってます。あれも使えるのですか?」

「もう一つ大きめの魔石が有ればつくれるわ」


今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ