表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
妹は好きだったけど、現世の家族は嫌いなので家を捨てて……冒険者になります!  作者: 神戸近区


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

78/106

第77話 副隊長

 私は長時間ダンジョン内に居たから拠点に居るアベリアに連絡を入れられなかった。

(「こちらアベリア、拠点に一度戻って貰えますか?」)

(「分かったわ。少し待って」)


私は5階の基地に戻って、サザンカを連れて子鹿の拠点に戻った。

「お待たせアベリア。何か有ったの?」

「あの、バーストさんの件ですが、マインさんとバーストさんは強制労働で賠償金を支払い終われば釈放に成ると連絡がありました。あと伯爵は無期懲役になったそうです。」


「そう。他国の事だし私が口出しする事ではないわ」

「それと王からダンジョンについても聞かれております」


「分かった。明日城に行くと連絡してもらえる?私は基地に戻って明日は休みにすると連絡してくるわ」

「わかりました」


私はダンジョンに転移し5階まで降りた。

「突然だけど明日は休みにするわ。街に戻りたい人は居る?」

「出来たら俺達はここに残って戦いたいのだが駄目ですか?」


「皆そうなの?」

「はい。最近強くなっているのが実感できて……今休んだら勿体なくて」


「でも休養も必要よ」

「ここでも交代で休んでます」


「そうだけど……分かったわ。でも無理はしない事、強い敵が来たら迷わずに撤退する事を守れる?」

「分かりました」


「では、私達は明日城に行くので今日は帰って準備するね。皆、戻るまで任せるけど無理はしない事」

「お任せください」


ダンジョンの事は皆に任せて私達は拠点に戻り休んだ。

翌日朝から風呂に入り支度してから城へと転移した……


「あの何で王が直接ここに居られるのでしょうか?」


転移したら転移用の部屋の前に王が待っていた。


「そろそろ来るかと思ってな」

「確かにそうですが、王に待たせる訳には」


「これは儂が暇……ではなく、したくてしてる事だ気にしないでくれ」

「そうですか。分かりました。ところで、どちらの事を先に聞きたいのですか?」


「両方どちらでも良い」

「ではあの親子の件ですが、中央王国から何か意見は求められましたか?」


「聞かれたが殆ど答えてない。基本的な事だけだ」

「そうですか。わたしとしては”それだけ?”とは思いますが労働して辛さを知ることは必要だと思います」


「それだけか?」

「そうですね。問題はその後だと思うので。労働が終わってからどうなるかが問題かと」


「そうか、わかった。ダンジョンはどうか?」

「思ったより深いです。現在29階まで偵察には行きましたがまだ底には到達しておりません」


「敵は?」

「強いです」


「貴殿でも強いと思うのか?」

「そうですね」


「兵は足りないよな……もう100なら出せるが」

「数が居ても多分難しいかと」


「今の兵は役立ってないか……」

「そんな事は無いです。日々強くはなってますが……多分現状10階位までしか耐えらないと思います」


「そうか。数を増やすのは反対か?」

「いえ、欲しいですが……正直私は多数を指揮した事が無いので」


「隊長……いや副隊長が欲しいと?」

「そうですね居れば助かります」


「わかった。では副隊長と100名の兵を新たに送る」

「ありがとうございます」


「しかし日々強くなっているのか……」

「はい。やはり弱いとはいえ魔獣と毎日戦ってますので」


「そうか。ダンジョン内は魔獣が居るのか」

「はい。生き物ではないのでどれだけ倒しても気になりません」


「そうか。それなら心を痛めないで済むな」

「はい!」


「ただ肉は食えないということか」

「はい……」


「また今度良かったら話を聞かせてくれ。今から兵の準備をする。今回は明日の朝に出発でも構わないか?」

「大丈夫です」


 一旦ダンジョンに転移で戻り何も無い事を確認して、拠点で休んだ。

翌日朝から城へと転送で行ったのだが、まだ兵士は集まってなかった。

城の中を移動していると王に会った。

「昨日は戻ったのか?1泊して行けばよかったのに」

「城の中はまだ慣れなくて……今日はどこかに行かれるのですか?」


「朝の運動だ……動かないと体に良くないらしいからな。兵の様子も見れるし朝の散歩は良いぞ」

「確かに運動は大事だと聞きます。私も戻ったらダンジョンで暴れてきます」


「そうか、活躍を楽しみにしてる。兵の準備ももうすぐ終わる。少し待っていてくれ」

「ありがとうございます」


 少し休憩していると一人の兵士が声をかけて来た。

「ツバキ子爵、私はマートルと申します。副隊長としてよろしくお願いいたします」

「マートルさんですね。こちらこそ宜しくお願いいたします。よく私が分かりましたね……」


「閣下は有名ですから。前回のダンジョンに私は参加できず残念でした……が今回は楽しみにしております」

「期待に応えられるように頑張りますね」


「敬語はやめて下さい。私が部下ですので」

「そうで……そう、分かったわ。でも私みたいな若いのから命令されるの嫌じゃないの?」


「私は良くも悪くも実力主義なので……お聞きしている子爵の噂が本当か楽しみです」

「どんな噂か怖い……でもそれなりには自信有るわ。今回も目標は全員帰る事です。一緒に頑張りましょう」


 その後今回派遣される兵たちと挨拶をして転移でダンジョン前まで移動した。

今日はこの雰囲気に慣れてもらい明日から訓練始めようかな。


今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ