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妹は好きだったけど、現世の家族は嫌いなので家を捨てて……冒険者になります!  作者: 神戸近区


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第76話 訓練

 一応皆私の話を聞いてくれるようにはなったが、まだ今の状態では先に進むのは難しそうだ。


「一旦ここで訓練しようか?」

「訓練ですか?」


「そうよ。今のままでは無駄に傷付くのが確実だから」

「そんなに酷いですか?」


「酷くは無いわ。でもね、初めての事を最初から上手くできる人の方が少ないのよ。だからここの環境に慣らせばいいだけよ」

「確かにダンジョン内ってなんか雰囲気違う……慣らせば戦えるのかな?」


「大丈夫。私と一緒に戦えば勝てるはずよ」

「そうですね。前回もそれでダンジョンのボスに勝ちましたし」


「とりあえず中に入って1階からゆっくり訓練しましょうか。負傷者は私かサザンカに言って。治療するわ」

「流石に領主姉妹に治してもらうのは……」


「治療も訓練だから、小さな傷でも言って来てね」


皆でダンジョンに入り1階から兵士だけで進んでいった。

3階位まで進んだ頃には負傷者が増えて来た。


「みんな、この辺りで滞在して訓練しようか。敵の強さが合ってそうだし」

「わかりました」


私はここで休憩や治療が出来る様に3階に基地をつくった。

そのままゆっくりと慣らしていき、5階まで進む事が出来るようになった。


「そろそろ子鹿の拠点に一度戻りたいので3階の基地に戻って待っていてもらえる?」

「ここにも基地って作れますか?基地さえあれば戦えそうですし」


「わかったわ。無理はしないでね」


 私とサザンカは基地が完成したので一旦子鹿の拠点に戻った。

拠点にアナベルとアベリアが居たので話しかけた


「私達が居ない間何か有った?」

「今の所何も連絡は有りません。なぜ連絡の魔法を使わなかったのですか?」


「ダンジョン内は魔力が濃くて連絡の魔法が使えないのよ。それを伝えたくて一旦戻ったの。だから数日に一度こちらから連絡を入れるね」

「分かりました。もし緊急の用が有りましたら誰か馬を走らせます」


「そうして。ではダンジョンに戻るわ」


私達はダンジョンに戻って5階まで降りた。

「今戻ったわ。調子はどう?」

「無理をしなかったので負傷者は居ません」


「そう。ここで敵が出て来るのを防げそう?」

「防衛のみなら大丈夫です」


「私達で先に偵察に行くわ。ここを任せるわね」

「お二人で行かれるのですか?危険では……」


「私達も無理はしないわ。少し待ってて」

「分かりましたご武運を」


 私とサザンカは下に降りて行った……

現在10階を超えたが……まだ先は長そうだ。敵が弱い。


「サザンカ……先は長そうね。敵がまだ弱いわ」

「お姉様、魔法で体を強化しててもここの敵ってかなり強いのですが……」


「少しずつ慣れてきていない?」

「そう言えば少しずつ倒せるようになったような……」


「それ多分レベルアップね」

「敵を倒すと強くなるってやつ?」


「そうよ。これからサザンカも強くなっていくわ」

「お姉様みたいに転移使いたいな……」


「それは……少し難しいかも」

「残念」


「階段が見えた、次は11階ね……階段付近って敵少ないから階段の近くに基地作ろうか……休憩用に」

「そろそろ休憩したいな」


「ではここに部屋を作ってお茶にしましょうか」

私達は少し休憩し、また先に進んだ。


「サザンカ……もうすぐ20階ね……何処まで続くのかな?」

「敵が強くなってきてるので、そろそろボスだと良いな」


「そうね。これ以上深いとボスに勝てる気がしないわ」

「お姉様、この辺りの敵を倒した後に出る魔石って大きくないですか?」


「本当だね……これって何かに使えないのかな?」

「中には魔力が入ってるんだよね?」


「そのはずよ。……と言う事はもしかしたら爆発する?」

「お姉様……何を考えているのですか?」


「この魔石に爆発するような魔力を与えたら……」

「それは危険では?」


「そうね……小さな魔石に爆発する魔力を入れて、大きな魔石と同じ入れ物に入れて投げると……」

サザンカに少し後ろに下がって貰い試しに作った入れ物を投げてみた。

前方で爆発した。

「お姉様結構威力が有りますね……」

「ダンジョン内は魔法が使いにくいからこれ良いわね」


「いいわねって……」

「これの名前はハンドグレネード……手榴弾ね」


「手榴弾……これは気を付けないと危険では?」

「まあでもそれはどれでも言える事でしょ?使い方よ」


「これって誰にでもつくれるの?」

「……多分今は私だけね。サザンカもつくる?」


「要らない……って言いたいけど必要になりそうだから後で教えて」

「分かったわ」


 その後は手榴弾を使いながら楽に進めた。魔石を使って魔石を得る……なんか不思議な感じだった。

30階に近くなった時には疲労も有るが敵が強くなってきて30階に下りる階段前に基地を作って戻ることにした。

「サザンカ、ダンジョン内では転移使えないのが辛いわね」

「そうですね。でもいい運動になるよ」


「そうね。体力は大事だからね」


適度に休憩しながら降りてきたがもう既に数日経過している。ここから戻ったらすぐに拠点に連絡入れないと心配してるかも……


私達は急いで戻った。5階の基地で合流した後、私だけダンジョンを出て魔法で拠点に連絡した

(「アベリアごめんね。ダンジョンが思ってたより深くて連絡遅くなった」)

今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


この話と関係してる(?)新連載始めました。

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