表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/29

解ける?

だいぶ失踪してしまいました……。すみません。

 アイザはすぐに戻ってきた。どうやらすぐ近くにいたらしく、アイザのすぐ後ろについて部屋に入ってくる。

「ああ、こう言うタイプの魔法か……」

 小さな声でヤミはつぶやく。ヤミの知っている魔法のようで安心した。それなら、解決策も知っているかもしれない。

「解けるぜ。ちょっと待っててくれ」

 今まであまり気にしたことはなかったが、ヤミは主であるアイザにも敬語を使わない主義らしい。それを気にさせないのが、ヤミのすごいところだ。そういう主従関係もありと言うことだろう。

 ヤミは丁寧な所作でルイに近づいていく。ルイはなぜか緊張している様子だったが、それは失敗を懸念してのものだろうか。

「じゃあ、じっとしてろよ」

 子供を宥めるようにルイの頭を手をかざす。いつもは私たちのことを子供扱いしないヤミも、ルイの緊張を解くためか、優しい声を出していた。

 けれど、ヤミのその顔は、どこか疲れているように見えた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ