王国騎士団制作中。:後編
ヨルの年齢は永遠の24歳です。
・・・前編から。
キュイーン…
カメラの起動音がどこからか聞こえる。
「んで、だ。ウェドに確認するぞ。」
「はぁ……」
そう言うとロゼはこう叫ぶ。
「ウェドォ~創があんたの事許すってよ~」
・・・
「返事、来ませんね…」
するとエコーで声が聞こえてきた。
「ありがとう創。分かってくれて。」
「残念嘘でした許してません。」
「すいませんでしたゆるしてクダサイ……」
即落ちかな?
ロゼは真顔でその一言を言うと、
彼はさわやかな雰囲気から一気に絶望した雰囲気になった。
「あ、あの…ウェドさん?さすがに怒ってませんから…
やってた事実を聞いたのでウェドさんに罪はありますね。
ずっとカイング見てたらしいじゃないですか…」
さっきまで気まずく思いながら喋っていたけど、
『罪は』の部分で開き直り落胆の表情を見せた創であった。
「その話……まさか!?」
そう言うと彼の声は聞こえなくなる。
「え……?ウェドさん?」
「いやまて。地味になんか聞こえる。」
ロゼはそう言い耳をすませるポーズをし真剣な表情をする。
創も同様に耳をすませるポーズをし、なにか聞こうとする。
『「誰だい僕の正座の話をしたのはぁ!?」』
(うーん怒ってますねぇウェドォ…)
ロゼは真剣に耳をすませ、小さな声を必死に聞こうとする。
「なんかうぁうぁみたいな声は聞こえますけど……」
創はエコー部分しか聞けていないようだ。
以下。ロゼが聞いた会話。
『ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「あの話は恥ずかしいからあれほどするなって言ったじゃないか!」
「え~?話しましたスディ?」
「私がウェドに興味があると思うか?ないだろう?つまり私じゃない。」
「ひどいじゃないか!少しは興味を持ってくれ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー』
「安心しろ創。スディは私のいもう
違う、ちゃんとウェドの仲間みたいだ。」
「ど、どうしたんですか急にきりっとした顔で…」
ロゼはスディとウェドとの会話を聞くため耳を傾ける。
『ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ああ……たぶんカイングちゃんにロゼが何か指示して、
操り人形にされる……」
「いやあのカイングを見ていたことスルーですか。
だいぶ変態ですよ大丈夫ですか。」
「いやスディちゃんや。彼は昔から変態なんだ。
彼は昔彼女といっ「あ”あ”!それ以上言うなぁ”!」
うるさい!とりあえずご察しの通り何かあったんだ。」
「やはりか……ウェドは最初から変態だったのか…」
-------------------------』
「うん。駄目だ。彼の変態事情しか話してねぇな。」
「いやウェドさんは変態ですよ…?」
創は手を横に振りながらそう言う。
「ああうんあれだ。ずっと聞いてたら日が暮れるわ。
創。思いっきり叫べ。殺意をもって。」
彼女はそう真顔で創に言う。
「なんで殺意を持たなきゃいけないんですか!?
普通に叫びますよ普通に!」
創は深呼吸をし、大声を出す準備をする。
「あ、いや待て。ちょっとカイングを起こして何か指示をしよう。」
「すはぁ……え?なんでカイングちゃん……そっかウェドさんは……
ああそうでしたね……」
二人ともゲスイ顔をして玉座でずっと寝ていたカイングを起こしに行く。
「国王様!あなたの凝視していた愚か者が怠惰な行動を!」
「カイングちゃん!ウェドさんがカイングちゃんを見ていたことを、
いやいや認めないから証明してあげて!」
二人とも半笑いでカイングを起こす。が、
「……ずっとおきてた……」
二人はフリーズした。
「……うぇどぉ……ぎゃぐぅ……」
「よし!国王様!ありがとうございます!」
そう言いロゼは再び耳をすまそうと…
その瞬間、彼女らは体の制御が利かなくなる。
『------------------------
「はぁ……せっかくゲキシュークリーム買ってきぃ”ぃ”い”あ”!?」
「あ、制御されてますね。ウェド。」
「ねぇゲキシュークリーム頂戴よウェドォ~」
「そん”な”こぉ”ぉ”ぉ”ぉぉぉ……
やっべぇ”ぇ”ぞ!!」
「なに…それは…」
「たぶんギャグだろうな。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー』
「あ”あ”ぁ”ぅ”ぅ”う”う”あ”あ”あ”!?」
「わぁ!でっかくなっちゃった!
……じゃねぇ!?
なんで私もギャグをやってるんだぁ!?」
ロゼは耳を手に添えてギャグ…?をして困惑する。が、すぐに理解をする。
そして唸っている創を見た彼女はこう言う。
「いいか創!たぶん国王様がギャグを求めたせいで、
私たちもギャグをしなきゃいけないかもしれない!」
「そん”な”こぉ”とい”っ”だっ”て
しょ”う”がな”い”じゃ”な”い”かぁ”!!」
創は苦しそうにそう言う。
「はぁ……はぁ……あれ?制御できる…」
「えなりじゃねぇか……」
ボソッとロゼはつぶやく。
「ま、まぁ自由になったからいいじゃないか。
とりあえずウェドらの様子を聞き…ぶはっw」
ロゼは何故か分からないが吹いてしまう。
「え?ロゼさんどうしたんですか?」
『------------------------
やっべぇぞ!やっべぇぞ!やっべぇぞ!
「こっちがやっべぇぞ!だよ!なんでループしてるのさ!?」
「あはははヤッベーイ!」やっべぇぞ!やっべぇぞ!
「笑ってる場合じゃないよスディ。騒音だよ。
このままじゃこっちも頭おかしくなってくるよ!」
やっべぇぞ!やっべぇぞ!「ああ!うるさい!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー』
「やべぇあんまカイング伝いでギャグ求めちゃだめだわw
おんなじのめちゃくちゃ繰り返してwるwわwヤッベーイ!w」
ロゼは笑いながら創に状況を伝える。
「ああ…現在進行形ですからね…絶対服従…」
彼女がそう無表情で言った直後、
「聞こえるか君たち!?」
姫路の声がエコーで聞こえてくる。
「姫路さ「今すぐウェドを止めてくれ!うるさいのほんっと!」え……」
姫路は焦りながらそう言う。
「あの…いまウェドさんどうなってるんですか…?」
そう言うと姫路は黙り込み、ボイスの声を拾う範囲を大きくする。
「やっべぇぞ!やっべぇぞ!やっべぇぞ!やっべぇ……」
「こうなってる。」
創は笑いをこらえる。これはやばい。いや、やっべぇぞ。
「なんで繰り返しているのがチキチキなんですか!w」
「チキチキ!?いやなんでもいいから早く止めてくれ!
こっちも頭やばくなっちゃうから!」
姫路は声を大にし創に言う。
「分かりました!wカイングちゃんにやめるよう言います!w」
そう言いカイングにウェドがギャグをやめるよう指示する。
笑いながら。
「……ぎゃぐぅ……やめていいよ…」
そう眠そうにカイングが言うと、
ロゼが聞いていたやっべぇ声がやむ。
「……あ、止まった。」
ー10分後-
創はロゼの後ろで大声で思い出し笑いしそうなので笑いをこらえている。
「んでだ。やっべぇいウェドさんや。スディって人が来たんだけど…」
「分かったから引っ張らないでくれ。忘れたいんだよそれ…」
彼はすこし心細い声で言う。
変なギャグを連発して恥ずかしい経験をしため、
彼はテンションがとても低い状況にある。
「スディはうちのスタッフの一人だよ……
なんとなーく最近ロゼに似てきた……」
「いや最近私の妹になったんです。」
彼女は真顔でそう言う。
「……え?」
「いやいや妹じゃないですって!」
創は少し笑いながら今までの状況をざっくり説明する。
「ああ、そう言う事か……確かに……
じゃぁこれから妹をよろしく僕は仕事に戻るから…」
そう早口で言ってからエコーが聞こえなくなる。
「え?そう言う事って、どうゆう事?
ウェドさん?ほんとにスディさんを妹認定するつもりですか!?
おーい!ウェドさーん!?」
彼に返事はなく、ただただ王室に声が響くだけであった。
「だから妹だっていってるだろうはじめぇ!?」
「はぁ……まぁウェドさんとて忙しいですし良いですけど…」
そう言い山積みになった道具の方を見る。
「創!?無視ですか!?おーい!?」
ロゼは創の前で手を縦に振る。
(世界観に合いませんよねぇ……
普通にマジックアイテムとかだったらいいんですけど……)
そんな事を思いながら創は手に持っていた道具を、
山積みになっているところへと投げる。
「えーっと、何しようと思ってたんでしたっけ。」
創はわざとらしく人差し指を顔につけそんなことを言う。
「あの道具とかに関して言おうと思ってたんだが!?ちょ無視しないでくれ!?」
ロゼは必死にアピールすると創は彼女の方を見てにこっとする。
「そうでしたね!私たちは騎士団を作らないといけないんでした!」
「全力で無視ですか!?君さっき思ったこと発言しなくていいのかい!?
じゃぁもう言いますよ!あれは道具作成のテストだ!
いずれ消すつもりだが一応何かの役に立つと思って持ってるだけだ!」
そうロゼが聞こえるように大声で言うと、創が答える。
「作るのはいいんですよ……
ですがせめて世界観に合わせた道具にしてください!
いろいろこっちに来た人にツッコミ入れられそうなので!」
そう言うとロゼは真顔になる。
「タイムストップウォッチは……オリジナルだよ…?」
創はそれを聞いて一瞬固まる。
「ならいいんです。オリジナリティ全開でお願いします。
はい!この話は終わりです!
カイングちゃんのために早く騎士団を作りますよ!」
創はもう唐突にこの世界に誰かが来らてれてもいいように、
早急に騎士団の制作を急ごうとしていた。
「君……また自分勝手にやるねぇ…」
ロゼはおでこに指を当て困った表情を見せる。
「まぁいいよ……ぐだぐだやってて奇襲受けたらどうしようもないからね。」
そう言ってロゼはGWEを起動し、
6人の人間を出現させた。
彼女らが考えている騎士団の設定の一部は以下の通り。
・騎士団は騎士団長を含む上位階級の七騎士、
そしてたくさんの一般兵で構成されている。
・部隊数7。その一つずつの部隊は
上位階級の騎士が一人ずつリーダーを務めている。
・カイングを守るのは週替わりで部隊ごと。
・聖剣は各部隊のリーダーで年に一度シャッフルされる。
→ヨルが使い手と言っていたのは、
ただ純粋に彼がその剣を気に入っているだけである。
・騎士七元聖心剣は騎士団がすべて保有している。
他にも設定があるがそれはいつかまた。
「さぁて創。とりあえず私がキャラデザした7名の騎士どもは
こんな感じなんだが…どうだ?なかなか良さそうだろぅ?」
創の目の前にヨルを含めた7人の騎士が棒立ちで目をつぶっている。
騎士にしてはやけにおかしなものが混ざっているが。
農園から来た。と言わんとばかりの雰囲気を醸し出すやつがいる。
杖を持っているやつがいる。
なんか狩人がいる。
学者みたいなやつがいる。
あと全身ドス黒い靄で覆われていて姿が分からないやつがいる。
ちゃんと人型と言う事は分かるけどそれ以外全く分からない。
(なんなんですかアレ……?呪いの騎士とかですか……?)
ほぼ全員じゃねぇか。
騎士であるかはどうかとして、
剣で戦うような雰囲気を醸し出しているのは3人しかいない。
ロゼはドヤりながらその騎士達に剣を持たせている。
その剣はどれもヨルが持っている剣の色違いであった。
橙、黄、緑、青、藍、紫と順々にロゼは渡していく。
「さぁ~!聖剣は持たせた!あとはこのメモ通りに心を植え付けてくれ!」
そう言い創に7枚のメモ(A4サイズ)を渡す。
「うわぁ……裏面までびっしりと…え?これ一人……?」
彼女はそのメモをざっくりと確認すると、
『マインド』と言う人物だけものすごい細かく書かれている。
それだけで4枚半(裏表含め)消費している。
そうして彼女は苦笑いをする。あまりにも膨大すぎて。
ヨルの時もこのようなメモ(片面のみ)通りに想像したが、
さすがに4枚半を一気に想像するのは難しい。
5枚目の裏から一人一人の人物像が片面ずつ書かれている。
「ロゼさん……?どんだけ設定を盛るんです……あのぅロゼさん……?」
創がロゼにこのメモについて言おうとしたが、
ロゼは黒い靄をずっとにやけながら眺めていた…
「じゃぁやりますよ!ロゼさん!」
そう大声で言うとロゼはにやけながら振り向く。
「あーい。じゃぁよろしくぅ~」
彼女はすごい生ぬるーく言い、すぐに黒い靄の方を向く。
創はそれに対しちょっと恐怖を感じた。
そして創はそれぞれの人物にメモ通りの人物像を植え付ける。
『頭で思い浮かべるよりまずメモとかに書けばいいじゃない。』
とロゼが言ってからは
人物像はすべてあらかじめメモを作成してから作るようになった。
そのメモの作成者はロゼしかいないのだが。
創は人物像を作る時にだけメモをしっかり読み、
その印象をすぐに形にしようとする。
作る時以外はそんなしっかり読まない。
メモを読んですぐにやらないと、ああーこういう人物でもあるなぁー
と、余計な想像が入る可能性があるからだ。
とはいえメモを作るのは重要人物だけである。
『さすがに一人一人想像していったら同じような人物像になっちゃうから
自動生成でいいと思う。』
とロゼが言ったからである。創はちょろいなぁ。
そして残った4枚半の人物メモ。
それはロゼが見つめている黒い靄のやつであった。
彼女のやる気が失せる。
なんでこんな長いんですかね。
キャラクターに愛情を注ぐのは分かるけども。
いやキャラクターなんですかねあれ。
「あのぅ…さすがにやっぱり多いと思うんですが…」
創はロゼにめんどくさそうに言う。
「ええ~?じゃぁ私にやらせておくれよぉ~
この子はこの物語のキーパーソンなんだぁ~」
ロゼは黒い靄を眺め生ぬるーく言う。
「いいですよやっても…さすがに私じゃ無理です…」
創はロゼがGWEきちんと使えるとゆう事を信じてそれを言う。
あと、少しばかり黒い靄の存在に対し恐怖を感じたからだ。
まぁ純粋に諦めなのだが。
それを言うとロゼはすぐさまGWEを起動し、
人物像の形成をにやつきながら行う。
「いやぁ~悪いねぇ創ぇ~長ーい設定にしちゃってさぁ~」
「今回は特別です。さすがに私だけだとつらくなってくるので
ドラゴンのやつの弁解としてです…!」
そう腕を組みながら頬を膨らませそう言う。
その裏に若干恐怖の表情も浮かべていた。
(ま、どうせめんどくさかったんだろうけどなぁ~)
ロゼはそんなことを思っていた。
「はぁいでーきたぁ!
さぁーて!全員の人物像ができた所でプレビューターイム!
ノンストップで騎士たちの会話を見ながらいってみよう!」
やけにロゼはテンションが高かった。
そのテンションに創はついていけず暗かった。
「…じゃあ行きますよ…まずアイギスから…」
※ここから先、七騎士のメンバーの自己紹介?が入ります。
ざっくりとした設定も入るので長くなりますがご了承ください。
(再生)
「僕の名前はアイギス。
この国と、この国の民の笑顔を守る防衛が得意な騎士です!
でも僕は、あんまり剣を使いたくないんです…
だって……みんなを傷つけちゃうから…
だからこそ!争いのない状態を維持したいんです!」
アイギス。
性別:男 身長156cm 年齢:12歳
とにかくやさしく、仲間思いで平和主義者。
主に農業を営んでおり、騎士としての仕事はあまりしていない。
時々みんなにできた野菜、果物をおすそ分けしてくれる。
鎧は全身フルアーマー。そのため顔が確認できない。
全身緑色だがそこまでごつごつしている訳ではなく、
頭のバイザー以外ほとんどすべすべしている。
そのバイザーには『なす』のようなものが角の様に刺さっている。
農業を営んでいるせいか土だらけであった。よく見ると草がついている。
そして桑を左手に剣を右手で持っている。
七騎士の中では防御に特化している。
その理由は彼の過去にあるがかなり長くなるのでこの話では割愛。
設定として七騎士の中において一番カイングにかかわっている人物。
「はぁい想像通りぃ!次だ創ぇ!」
ロゼは創の背中とべしべし叩きながらそう言う。
創は顔がやつれながら次の人物のプレビューを実行する。
(再生)
「私の名はメイト。
まぁなんだ……私は他の騎士達と国王様でずっと居られたらそれでいい。
その願いを汚すものは容赦なく切り捨てる。それだけだ……
あとスイーツとかが好きだ。容赦なく私にスイーツを持ってこい。」
メイト。
性別:女性 身長163cm 年齢:19歳
常に冷静だが寂しがり屋。すこしアホの子。
紫の髪でロングヘア。瞳は黄色。
騎士の中ではとても素早く、スキル背後接近EXを取得している。
単独行動は絶対しない。常に仲間にくっつく。
主な役割としてパトロールである。
鎧は銀色の肩アーマー以外全部うすい黄色。
紫の髪に黄色の鎧。めっちゃ目立つ。
なおちょっとツンデレ。
「もうメイトさん……かっこいいセリフが
スイーツで可愛らしくなっちゃってますよ?」
「私は可愛らしいとかかっこいいとかはいらない……いらないっ……!」
メイトは頬を赤くしアイギスを見つめる。
その様子を見てアイギスは笑っている。
「止めないの創?このままだとセリフまみれになるよ?」
そうロゼは言うが創は無言でプレビューを実行し続ける。
(再生)
「我が名はスペル!
剣とかうんぬん関係なしに魔法が使えるやべーやつです!
まぁ?私こそがこの七騎士の中で、
トォップの魔法の才能を持ってるのは間違いないですね!
あ、剣の腕はそこそこ良いので油断しないように。」
スペル。
性別:女性 身長159cm 年齢:17歳。
魔法大好きっこで表裏の表情があり、
七騎士の中で一番考えてることが分からない。
魔法が使える中二病。常に新しい技を考えている。
髪は黒色に青いメッシュが入った短髪。
そして猫耳が生えてる。瞳は青色。
鎧要素はなく、黒色のローブを着ている。
ローブの中にはチアガールのような衣装が…見えなくもない。
騎士の中で唯一魔法が使える人。
そして騎士に魔法を教えている先生でもある。
その魔法の腕は本物であり、上級魔法がたくさん使える。
歴史の一部となったドロゴン事件を止めたのは彼女、
という設定になっている。
……ちなみにロゼは彼女にこっそり魔法作成スキルを付与している。
彼女が適当に言った技がそのままその世界の魔法となるのだ。
「スペル……魔法の練習をするのはいいが
せめて防壁の外でやってくれないか……?」
「そんなこといわれてもですねぇ。
防壁の外でやれるものならとっくの昔にやってるんですよ!
王様が許してくれないんですよ……なぜか……!」
メイトは真剣な表情をしスペルにそう言う。
その発言に対しスペルは落胆の表情を見せる。
(再生)
「俺の名はロアぁ!
凄腕の弓使いだぁ!
百発百中!狙ったものは逃さねぇ!
なんせ俺は弓使いだからなぁ。そうでもしねぇと役割果たせねぇだろ?」
ロア。
性別:男 身長171cm 年齢:31歳。
テンションが高い天然の野郎。顔がいかつい。
とても協力的で仲間のアシストが得意。
防壁の外によく外出しており、偵察係でもある。
ぼっさぼさの茶色い髪とひげ。瞳は青色。
騎士のようには見えない。狩人にしか見えない。
そして白い布の服の上にイノシシの毛皮な様な物をまとっている…
彼の弓は金色のコンポジットボウ。でかい。
弓の腕前も素晴らしく、今まではずした9発以外は全部当てている。
その内4発は訓練の時に避けられた。
残りの5発は幼少期練習で外した。
「なぜロアが防壁の外に行けるのに私はいけないんですか!?」
「そりゃお前。まだ17だぞ?防壁の外に行けるのは18歳以上だからな。
前にもこの話しなかったか?」
「納得いきません!私七騎士ですよ!?
防壁の外に出るぐらい良いじゃないですか!?」
スペルは目を><にして怒っている。
ロアはそれに対し大笑いする。
「あの……ロゼさん……なんで防壁の外に行く人18歳以上限定にしたんですか…」
暗い表情で創はそう言う。
「そりゃあ決まってるだろう?
モンスター退治ってそんな生易しいものじゃないからね?
血とか普通に出るからね?規制かかって当然じゃないか。」
笑顔でロゼはそう言う。
「さぁ次だ次!細かい話はまた後で話そう!」
(再生)
「私の名前はフォート。
あーうん、覚えなくていい。ちょいと人と接するのは慣れてなくてね。
主に私は防壁とかの建造物の管理をやっている。
……時々、馬鹿でかいモンスターが激突して壁が破損するんだ。
この国を守るためにはそうゆう建造物の管理も大事だろう?」
フォート。
性別:女 身長168cm 年齢:23歳
人見知りだが、しっかり者。頭が良い。
やるべき事は完全にやり通す。
主に防壁の防衛と管理を行っている。
あと趣味で、住民の言動を記録している。
髪は水色のポニーテール。瞳の色は緑。
学者のような恰好の上に白衣を着ている服装が地味に目立つ。
彼女は七騎士のなかで一番地味な存在である。
だが一番七騎士の中で頼れる存在でもある。
彼女の一番の強みは情報収集能力が高い事。
そのためうわさ話も陰口も全部聞かれてそう、と
兵士たちにも恐れられるほど。
(再生:ロゼのGWEによる)
「……」
最後にロゼが人物像を構成した人物…?
黒い靄の人物はプレビューしても喋る様子はない。
何故喋ろうとしないのだろうか。
「あ、あの…?ロゼさん…?喋らないんですけど…?
ていうかちょっと怖いんですけど…」
創は怯えながら小声で伝える。
「ああ、うん、あれでいいんだ。想定通り。」
真顔でそう言うロゼ。
「え?あれでいいんですか…?」
そう言うとロゼは小さくサムズアップした。
創はロゼに貰ったメモを確認しようとするが、
ロゼに取られてしまった。
「この人物は果たして誰なのか?それは関わらないと分からない。」
そう創に近づきいやらしそうな顔をしてそう言う。
創は少しイラっとしながら、黒い靄を見つめてみる。
(なんなんですかアレ…人間ではあるみたいですけど…
でもさっきメモを見た感じだと名前はマインドのはずですが…
あと確か……)
↓創がメモをざっくりと見た情報から作られたプロフィール。
マインド?
性別:不明 年齢:??歳
ロゼにしか性格が分からない。
七騎士としての役割は監視全般。
黒い靄がかかっているため姿確認できず。
身長はフォートと同じぐらいに見えなくもない。
設定もあまり分からない。
謎の人物である。なにあれ。
(ほんっとなんなんですかアレ!?)
見つめすぎたらすごい恐怖を感じた。なんで。
ていうかロゼさんものすごい見てましたけど
なにも感じないんですかね…
「ところでなんで団長さんかたまってるんです?」
フォートがそう言うと騎士の全員が団長の方を見る。
「創。団長を再生させるんだ。」
小声で創にそう指示する。
(再生)
「どうしたんだみんな。私をそんなに見つめて。
何かついているだろうか……?」
ヨルは少し照れくさそうにする。
「いやぁ……さっきまでなんか固まってたっていうか…」
「完全に固まってたな。私じゃなきゃ見逃していたぞ。」
「ですよねぇ。完全に固まっていました。
なんで固まってたんです?」
アイギス、メイト、スペルの順に、
団長の様子を伺いながらそう言う。
「なぁ。あいつらはいったい誰なんだ?」
そう言ってロアは創らを指さす。
「え。ロゼさん。これ止めた方がいいんじゃないですか…?」
創は少し焦りながらロゼにそう言う。
「いいや。私がちょっと彼女らにご挨拶しよう。」
そう言ってロゼは騎士達の目の前に行き跪く。
「申し遅れました。私はこの国の守護神にして、
君たちの祖先である天使が従えていた神、
……ゼロスでございます。」
ロゼは半笑いで自分を名乗る。
創:「はい?」
ヨル:「ん”?」
アイギス:「え」
メイト:「な…」
スペル:「へ?」
ロア:「っは…」
フォート:「ふーん…」
マインド?:「・・・」
全員、それを聞いて言葉を失う。
そしてすこしの間静寂が流れた…
「ええ~?まさかご存じでない?
じゃぁこの昔話聞いたらわかるかなぁ~?」
ロゼは咳ばらいをし、何かを語り始める。
それは創に語った、途中でロゼが切り上げた昔話の第二章であった。
騎士達は呆然とその話を聞く。
『 ~そんな歪んだ欲望の中、戦争は激化し、
彼らの国の周りはすべて焼け野原になってしまいます。
しかし彼らは祖先の遺志を受け継ぎ、
皆を守るために地下に空間を作っていました。
彼らはそこに避難し何者でもない誰かに願いました。
この戦争を早く終わらせてくれと。
その時、野原に温かい光が差し込みました。
そしてその光から、それはそれは美wしwいw』
「ごめんちょっと笑いこみ上げちゃった。」
ロゼは笑いをこらえ、物語の続きを話す。
『それはそれは美しい、いやかわいい姿をした何かが降りてきました。
その何かは、すぐさま七つの剣を作り出し、
彼らの国を断崖の防壁で囲いました。
そして何かは作った剣の力で異質な人間どもを、
自分たちの元居た世界へと追い返しました。
人間どもはそれ以来、謎の存在を警戒し姿を見せることはありませんでした。
そして戦争が終わり、シェルターからでた人々は、
空に浮いている何かを見つめ、神とあがめました。
その神は自分自身でこう名乗りました。
「私の名はゼロス。君たちの祖先の親みたいなものだ!
そして、君たちの、守護神だ!」
そう言ってその神は天に昇っていきました。
彼らは悟りました。祖先は神様だったのか、と。
違いますけどね。
そうして彼らの国は、ゼロスと、祖先である___を
あがめるようになりましたとさ。
めでたしめでたし。 』
___の部分は創の耳にノイズが入った。
(う、うん?)
ロゼと玉座で寝ているカイング以外
全員フリーズしてしまう。
「うん?あれ?どうしたんだい?
私神ですよ?ほうらあがめたまえ。ふはははは。」
ロゼは変な笑い方をし騎士たちを混乱させている。
ということで七騎士すべてでました。
姿がわからない人物が二名いますが、
それはまたいつぞやで話しましょう。
次回、ロゼに騎士たちのツッコミの嵐が降り注ぎます。
神を名乗るやっべぇ奴にどんなことを言うのでしょうか。
あとウェドのプロトGWE調査に進展が…ある…?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
新型コロナの影響のせいで、いろいろ忙しくなりました。
月金投稿とは言ったものの、また投稿日を見直さないといけない状況になりました。
もし投稿日が変わると言う事になった場合には、
活動報告欄、または小説の後書きにてご報告いたします。




