2つの協力関係
「やったー!アイムちゃんが最強だ!」
「ゼウスを倒すなんて…やるじゃん!」
ゼパルとデモが倒れているアイムに言う。
アイムは真っ白の空間にいた。
「違うよ、俺達…3人で最強だよ。」
アイムは寝返りをして上向きになりながら言う。
「「…ぷッ!アハハ!似合わない!」」
ゼパルとデモが声を揃えて言う。
「似合わない…か。そうだな俺が最強だな。」
アイムは先程の言葉を取り消すように言う。
「何言ってるの僕ら3人で最強だろ!」
デモは満面の笑みを見せる。
「どっちだよ。」
「アハハ!はぁ…面白い。じゃあ行こうか!」
ゼパルはそう言いながらアイムに手を伸ばす。
「どこに?」
「未来!」
「え?」
ゼパルはアイムとデモを引っ張り上に向かって飛ぶ。
しばらくすると光が見えてくる。
「ここは…」
アイムが目を覚ますと病院のような場所のベットの上にいた。
「夢…か。ハハッ。」
「アイム起きたか!」
隣りのベットにはシンが横になっていた。
「なぜお前も横になってるんだ?」
「シン君はアイム様が戦ってる間ずっと鬼神化を維持していたんだよ。」
パールが部屋に入って来て言う。
「バカなのか?」
「『アイムが頑張ってる間は俺も頑張るー!』って言ってシン君無茶したんだよ。」
「やはりバカだな。」
アイムは飽きれて言う。
「お前ほどバカじゃない。ゼウスに勝ったアイムはカッコよかった。」
シンは上を見ながら呟く。
「…」
「目覚めましたか。」
1人の天使が部屋に入って来て言う。
「起きたよ、最高にいい気分。」
「今日はゆっくり休んで下さい。まだゼウス様は目覚めてないので、目覚め次第全神と全天使を集めギリシャと邪神天悪の協力関係について説明します。」
天使はそう言うと部屋を出る。
「皆は?」
「リリスさんとカナロア君とスルト君は奇石団に壊された天界の復興を手伝っているはず…あとナハスさんは確かエデンの楽園とか言う場所に。」
「そうか。」
~2日後~
「これからギリシャと邪神天悪の協力関係について詳しく説明する!」
全神と全天使が神界に集められた。普段なら天使は神界に入れないが特別な日には許可される。
「ルールその1!邪神天悪には敬意を払うこと。
ルールその2!邪神天悪からはギリシャ以外の神話に関わらないこと。
ルールその3!邪神天悪は神界と天界が危機になった時助けること。まぁーそんなとこ、以上!認める者は拍手を。」
パチパチパチ!
「ウォー!!」
神や天使はあっさりと受け入れる。ゼウスを倒したアイムを見て反対する者は誰もいなかった。
ただ1人を除いて。
「罪を犯した者を良くも認めたもんだ。どいつもこいつも神の恥さらしだ!今すぐにでもゼウス君を殺したいが…アイムと言う最強の悪魔までギリシャについた。クソっ!」
ギリシャと邪神天悪が協力した事が許せない神、それは北欧神話の主神ロキだった。
「魔女の子を神と認めたオーディンは正しかった!なのにゼウス君、いやゼウス1人の気まぐれで勝手に決めやがって!
何が神殺しのアマノだ!!神殺しはゼウスじゃないか!父親を殺し、図に乗りオーディンまで自分勝手にー!」
「分かるぜ、その気持ち。」
ロキが1人でブツブツと呟きながら歩いてると上から声が聞こえた。
「君!?奇石団のリーダーの、マモンか。殺されたいのかい?」
上には白のマントを羽織り手に黒い仮面を持つプロケルを連れたマモンがいた。
「待ってよ〜、俺は味方だぜ!少なくともあんたの味方だよ!」
「何をしに来たのかな?」
「ゼウスを殺したいがロキ様の欲だろ?俺も似たもんさー…俺はアイムも殺したい。アイツら許せないよな。」
「そうだけど…神として罪を持つ者には協力しないよ。」
ロキはマモンの心を読むかのように聞かれてもいない要件を否定する。
「じゃあ、俺達を利用するってのはどうだ?あんたが目的を果たせば俺達を殺してもいい。俺らもそうするからさッ!」
「ハッハッハッハッハッハ!…交渉上手だな。何か作戦でもあるのかい?また暴れるだけかい?」
ロキは笑ったかと思うと真剣な顔をしてマモンに質問する。
「邪神天悪が邪神天悪と言われ始めた事の話だ。
奴らは魔女の子と協力して旧天.シックスを倒した。」
「その事は知ってる。なぜデモ.ゴルゴンがいながら魔女の子と協力したかは分からないけど…それが作戦と何か?」
ロキがそう言うとマモンはロキの所に降りてくる。
「魔女の子を捕まえて処刑する。終身刑とかじゃダメだ。処刑する。」
「なぜ?」
「可能性は少ないかもしれないが…アイムなら魔女の子を助けるかもしれない。
そうしたらゼウスも魔女の子を殺さない派につくだろう。そしたらギリシャと北欧で乱闘だ!!」
嬉しそうに笑うマモンにロキは少しゾッとする。
「他の神話の神々がギリシャに協力したら?」
「いや、魔女の子を巡ってだから、他の神話の奴らは関わらいだろう。止めに入るかもしれないがギリシャに協力はしないだろうよッ。」
「その作戦に乗った!でっ?魔女の子はどう捉える?」
ロキは続けて質問する。
「ある程度の居場所は分かってる、捕まえるのは北欧神話の皆様に任せるよ。」
「君…油断出来ない奴だが、交渉成立だ!」
ロキがそう言うとマモンは持ってた仮面を顔につける。
「よし…行くぞプロケル。」
~アマノの森~
「クシュンッ。」
「また噂されて…」
「仕方ない…有名だから。」
アマノのくしゃみを見て俺は心配そうな顔をする。
「それよりアマノ…俺の髪いつ切ってくれるの?」
「あ、忘れてた。」
『アマノとジャック』の話の中で質問あったら感想にて答えます(´˘`*)
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