↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
さっさと世界を救ってこい ~勇者が魔王を倒すまで、人類防衛戦線~  作者: だごみすと


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

69/82

緊急辞令

ご感想やブックマーク、評価等をありがとうございます!

大変励みになります!

 

「あらあら、大漁だったわね。こんなに頂いちゃって良いのかしら?」


 勇者の実家に戻り、ルビーナに浜辺で採れた海産物を手渡した。

 美味しそうな海の幸を目の前に、彼女は目を輝かせている。

 彼女は、手慣れたように貝の砂抜きを行いながら、勇者に対して言葉を投げかける。


「聞き込みの方、どうだった?」


「うーん、ぼちぼちってところ。結局は直接見てみないとなんとも言えない感じ。」


 勇者も、手慣れた手つきで魚の鱗をはがして内臓を取り、下処理をしている。

 剣の素人にしては刃物の扱いが慣れていた勇者は、こういう経験が生きていたのかもしれない。


 そんなことを思っていたところ、突然勇者がピクリと動きを止めた。

 さらに、全身に女神様の加護を纏って耳につけたイヤーカフを触る。

 次の瞬間、耳元からルーシーの声が聞こえてきた。


「勇者殿、ゼータ殿、突然済まない。緊急事態だ。騎士団長からの言葉をそのまま伝える。東の町、ユークリードで大量の理外の獣が目撃された。至急、勇者とともに帰還し、ユークリードへ向かう準備をせよ。」


 私は、勇者に目くばせをして頷く。


「ゼータ小隊、了解した。今すぐ勇者とともに王都へ帰還する。」


 勇者は手に持っていた包丁をルビーナに手渡す。


「そんなわけで、悪い母ちゃん。俺、行かなきゃ。」


「行ってきなさい。あんたにしかできないことなんでしょう?」


 ルビーナに見送られながら、私たちは海の町、シルフィーナを後にした。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。