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さっさと世界を救ってこい ~勇者が魔王を倒すまで、人類防衛戦線~  作者: だごみすと


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ジャック見参!

ご感想やブックマーク、評価等をありがとうございます!

大変励みになります!

 

「なんでジャックのおっさんも付いてきてるんだ?」


 勇者の疑問はもっともである。

 騎士団長からの指令を受けた我々ゼータ小隊は、すぐさま西の町ガンズロッドへ向けて旅立った。

 そのゼータ小隊一行に、なぜかジャックがくっついてきたのだ。


「いいじゃねぇか!最近は坊主どものお守りで腕がなまってたんだ。久しぶりに、理外の獣をぶった切ろうって魂胆だよ。」


 ジャックが豪快に笑い飛ばす。

 相変わらずの様子だ。


「ジャック殿は昔から理外の獣を相手にしていたのであろう?いったいどのように戦って生き残って来れたのだ?」


 私は、初めて出会った時から思っていた疑問を、彼にぶつけてみた。

 訓練を積んだ騎士であっても、理外の獣に出会ってしまったら、ほとんどの場合喰い殺されてしまうだろう。


「どのようにも何も、ぶった切れるまでひたすら攻撃を続けるだけよ。手のひらの皮が剥けようが、左目が潰されようが、気にせず理外の獣に剣を向け続けるのさ。」


 あまりの無謀さに、その場にいた全員が彼に白い目を向ける。

 彼は、そんな私たちは気にも留めずに話続けた。


「昔は、一匹の理外の獣相手に随分と時間がかかってたもんだがな。いつの日か、少し攻撃しただけで逃げていくようになりやがった。」


「それは本当か?」


 私は、彼の言葉に反応する。

 もしも、理外の獣を退ける方法があるのなら、騎士団の被害は大きく減らせるだろう。


「理外の獣が現れたら、俺様のやり方を見せてやるよ。」


 私の反応を見たジャックが、にやりと笑った。


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