スタート
ゲートに放り込まれて、落下していく。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」
何の説明もないのかよ!不親切すぎるだろ。
自分のタイミングとかあんでしょ。
「ピコン!」
「ナビゲートを開始します。」
声が聴こえて来た。
ちょっとタイプ…いや、かなり可愛い声だった。
例えるなら、そう水○い○り様みたいな声だ。
「誰ですか?」
自然と、口調が優しくなる。
「私は神様からあなたのこれからについて説明するように仰せつかっております。ナビ子と、お呼びください。」
よかった、ナビ子は、しっかりしてるみたいだ。
「では、説明します。あなたが行く世界では、魔法が使えます。で、世界を救ってください。以上です。」
良くなかった、ナビ子"も"ヤバイ奴だった。もう、期待するのは辞めておこう。
「ナビ子、神が俺にくれる能力については、教えてくれるか?」
「はい。具体的な能力は、知りませんが、『フラグを建てる能力』だと神様が仰っていました。」
何だひどく抽象的だな。何とかするしかないか。
はぁ
「もうすぐ着きます。心の準備は、よろしいですか?」
「いいよ。」
「あっ、最後にひとつだけ、申し上げることを忘れていました。赤ちゃんからスタートいたしますので、ご了承ください。あと、私はついていきません。」
「えっ、えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
したの方に光が見えてきて、落下している俺の身体を飲み込んだ。




