最終話:春、2年生へ! 「ようこそ、異世界ごはん配信部へ!」
校門をくぐる小道に寄り添うように、淡いピンク色の桜並木が満開を迎えていた。
ポカポカと心地よい春の陽気の中、新学期の始まりを告げる真新しい制服に身を包んだ生徒たちが、弾むような足取りで校舎へと歩いていく。
特別棟の突き当たり――「ごはん配信部」の部室では、2年生へと進級したあおい、まひろ、そして凛の三人が、新しい季節の準備に勤しんでいた。
「よしっ、新歓用の特製ポスターよし! カメラ機材のバッテリーも満タンよし!」
あおいが勢いよく腕まくりをして、部室のテーブルをピカピカに磨き上げる。
「あおい、そんなに気合入れなくても新入生はちゃんと来るわよ。……あ、でも、テーブルの上のスナック菓子は片付けておいて。新入生が来たら驚いちゃうでしょ」
「はーい、まひろママ〜」
「誰がママよ!」
れんげ色のエプロンをつけた凛が、オーブンから焼き立ての香ばしい匂いを漂わせるトレイを取り出してカウンターに置いた。
「ふふ、今日は新入生歓迎の特別メニューとして、一口サイズの『一口モルボルキッシュ』と『お花見桜餅風ロールケーキ』を用意したからね。気に入ってもらえるといいな〜」
ふんわりと漂う甘くて美味しい香りに、あおいの喉がグッと鳴る。
その足元では、麦わら帽子をちょこんと被せられたツノっちが、「きゅ〜」と機嫌良さそうにクルクルと尻尾を回していた。
「去年の今頃は、まさか自分たちが先輩になって新入生を迎える側になるなんて思っていなかったよね」
「ほんとだよねぇ。あの頃は機材のセッティングも手探りで、とにかく必死だったっけ」
「最初は誰も見てくれなかったのに、今じゃすっかり人気チャンネルだもんね〜」
まひろがノートパソコンを閉じながら、誇らしげに目を細める。
あの部室で重ねてきた賑やかな日々や、数え切れないほどの美味しい料理の記憶が、温かな空気を生み出していた。
その時――。
トントン。
部室の扉が、控えめなノックの音で叩かれた。
「「「あっ……!」」」
三人の視線が一斉に扉へと集まる。あおいが大きく息を吸い込み、パッと明るい笑顔を作って足音を忍ばせながらドアノブに手をかけた。
ガチャリ。
ドアを開けたそこに立っていたのは、少し大きめの制服に身を包み、不安そうにおずおずと目を泳がせた、いかにも緊張した様子の「新入生」の女の子だった。
「あ、あの……! ここ、『異世界ごはん配信部』の部室、ですよね……?」
怯えたように小さく震える新入生の姿を見て、あおいは自分の1年前の姿を重ね合わせた。
――そして、満面の、太陽のようにまぶしい最高の笑顔で両手を広げる。
「そうだよ! よく来てくれたね!」
あおいの後ろから、まひろが優しく微笑み、凛が両手に乗せた美味しそうなキッシュの皿を差し出す。そしてツノっちが「きゅっ!」と元気よく挨拶するように跳ねた。
「ようこそ、異世界ごはん配信部へ!」
あおいの弾けるような声と、部室から溢れる温かなごはんに包まれて、三人と新しい仲間による最高に美味しい物語のページが、今、新しくめくられていくのだった
《あとがき》
ここまで読んでいただきありがとうございました。
楽しんでいただけましたでしょうか?
この作品は設定・プロットをAIに投げ、出力した素稿を加筆修正したものです。
なるべく矛盾のないように整えましたが、あれ?と思うところがあったら申し訳ありません。
ただいま新作を執筆中です。
次の作品はAIの使用をなるべく避け、自分の言葉で執筆しています。
遅筆ゆえ、いつ読者の皆様にお届けできるか分かりませんが、楽しみに待っていただけると幸いです。
自画自賛ですが、正直今作より面白い物が出来ていると思います。
では、またいつか。




