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wellcome episodo 001 彼は「ホラ吹き?」

 掲示板に投稿者・・・ナギ。彼は、来週の月曜日に起きる通り魔事件を予言投稿した。


 投稿は瞬間に拡散され大騒ぎになっていた。

 「駅前ロータリー、午後六時三分標的は赤いリュックの少年」


通報が相次ぎ、当日警官が総人数配置された。が、事件は、起きなかったのだ。


ネット上では、「当たらなかった」の部分だけが独り歩きして、彼は一躍"ほら吹き"としてさらし者になっていた。


ナギは焦りを感じていた。未来を知っている、それを言えば、言うほど、現実は歪み未来は変動する。

 『このままじゃ、何も防げない』誰も信じてくれないのならせめて確実な未来、変えられない事象、天災を記録を残すことを決めた。


・・・・・・・・・・

 ・6月18日、午後2:27、A区工場にて、ポイ捨て火災延焼、死傷あり

・・・・・・・・・・


書き終えたその日ナギは駅前の無差別殺人に巻き込まれ、命を奪われてしまったのだった。


数日後、ニュースが流れた。

 「ペットボトル火災、周辺にメモ帳発見」

火は数時間で鎮火。空が赤く染まり街に奇妙な違和感が漂い始める。


気付けば辺りの看板は、見たこともない文字に変わっていた。




 それは、かつて存在したとされる幻の国・・・・・『スシタス・オメホ』の文字だった。


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