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善意の余計なお世話は断れない

 探索者ギルドに来てしまった。


 頭と胃が痛いし重い。二日酔いの薬を飲んだのに。


 ギルドへ入って受付に用件を言うと直ぐに部屋に連れて行かれた。




 少しの間ソファに座って待っていると、40〜50の厳ついおじさんが来て反対側のソファに座る。


「ギルドマスターのニコラス・シルバーだ。よろしく」


 声も怖ぇぇぇぇ。話に聞いてたギルマスってこの人か。

 流石元Bランクだわ。貫禄ある。

 でもシルバーなのに髪の毛はブロンド髪なんだな。


「エドワード・クレイです」


 心の内を悟られぬよう当たり障りの無い挨拶をする。


「先日の活躍、本当に感謝している」


「いえいえ、僕は何もやっていませんよ」


「そこでDランクまで上げる事にした」


「いやー、僕はまだまだ未熟ですから。地道に上げていきます」


「最初から完璧な奴なんて居ねえ。ギルドカード渡すから」


 この人やっぱり探索者だわ。人の話聞かないもん。


 押し問答を続けていると新しいギルドカードを持ったアレックスが入って来た。


 最後の望みを託してアレックスに視線を送る。

 目と目が合い、アレックスはウインクをする。


「ギルドマスター、エド君もこう言っている事ですしDランクはやり過ぎでは?」


 アレックス!流石元リーダー!一生ついて行きます。


「それに新人探索者大会もありますし」


 アレックスが続ける。


 あれ?ちょっと雲行きが怪しくなって来たぞ。


「成程、その程度なら推薦も出してやるか。エドワードだったら問題ない」


「って事でエド君、悪いけど明日また来てくれない?手続きがあるからさ」


 手を合わせ、笑みを浮かべながらアレックスに言われる。


 なんか僕の知らない所で話がついちゃった。

 嫌な予感がする。

 やっぱりついて行くのやめます。すみません。

 昨夜頑張って提出物終わらせました。

 それでもアウトの可能性の方が高いですが。

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