呼び出しほど憂鬱なことはそうそう無い
目が覚める。
窓の外を見ると朝なのに夏の日差しを感じる。
ゆっくりと起き上がると頭にズキズキとした痛みに気づく。
「これが二日酔いか。昨日飲み過ぎた」
初めての感覚に顔を顰めながらリビングへ行く。
「おは」
リビングに行くとリリスがご飯を食べていた。
「おはようございます」
僕も食べ物と飲み物を用意してテーブルに着くと、思い出したように話し始めた。
「エド、ギルド、呼び出し。なるべき早く」
「えっ!?僕?他の人は!?」
「カイル、ランディ、行った、魔術学校。エンリカ、場所、分からない」
えっ、聞いてないよ。呼び出しも3人居ないのも。
やだやだやだやだ。だって怖いもん。
「リリスはこれからどうしますか?」
一縷の望みに賭けつつ、あくまでも自然に「僕はどっちでも良いけど?」みたいな感じで聞く。
「研究。行けない。一緒に」
やっぱりそうですよね。
分かっていても効くな〜。
いつ迄に来いとか言われてないしいっそのこと皆んなを待とうかな?なるべく早くだからね。ランディ達みんなが来てからが一番早いよね?…なんて出来る訳が無い。
大きな息を吐く。
僕の食事の手が止まっている事をリリスに気付かれる。
「がんば」
一言だけ残して食器を片付け始めてしまった。
二日酔いで行けませんって事にしようかな?
テーブルに上半身を寝そべらせて伸びると瓶に入った錠剤を見つけた。
瓶の蓋にはリリスの字で文字が書いてある。
『対二日酔い薬』
用意良すぎて困ります。
設定のコーナー!
この世界では15歳でお酒が飲めるようになります。
それとランディも魔術学校に通ってました。
魔術学校の生徒の過半数は探索者です。
ランディとカイルは今も偶に魔術学校に行ってます。




