小説書くのって辛くないですか?
2022年4月
ぶっちゃけた話、小説書くのめっちゃ大変じゃないですか?
毎日投稿とかをされてる方のバイタリティに驚きおののきますよ。
皆さん辛くならないんですか?
っていう話なんですけども。
【小説のここがツライ!】
一口に小説っていってもたくさんの工程がありますよね。
大体まず妄想することから入るじゃないですか。
こんなシーンかっこいいな、とか。こういう展開はアツいよな、とか考えて興奮しますよね。
そのあとぼんやりとプロット練りますよね。
そして書く。書いたものを推敲する。サイトに上げる。
みたいな流れでしょうか。
……書くから先の工程ってあんまり楽しくなくないですか?
僕は楽しくないです!
たとえば筆が乗ってるときとか、いわゆる神の降臨タイムなんかは楽しいと思いますよ。
キーボード叩く指が止まんないよw みたいな。
でもそういう状況って稀ですし、大体はウ~ンって頭ひねりながら無理くり言葉をつづってるって感じなんですよね。
僕なんかはボキャブラリーが無いので、しょっちゅう対義語とか類義語とか検索しまくってます。
検索してる時間の方が書いてる時間より多い日とかもあります。
いま書いてるコメディもの(ゴブリンガール)でさえもこうなので、シリアスものを書こうと思ったらもう大変ですよ。
言い回しに芸術性を~とか、読者を唸らせる描写を~とか、体力持ちませんよ。
僕ふと思うんですけど、コメディやってる人(ライト派)とシリアスやってる人(本格派)が同じ土俵というか、同じように「趣味小説」って言うのはばかられるくらい、懸けてる時間や努力量が違ってくる気がするんですよね。。
いや、これは場合によりけりなので言い切れないですね。
でも少なくとも僕のコメディはそんなに時間かかってないですよ。
余談ですが、実はそういうのもあって投稿サイトデビューするときに「コメディでいこう」と決めたのでした。
でないと僕の場合絶対途中でエターナル失踪するだろうなと思ったので(笑)
【受動的趣味と能動的趣味】
最近よく思うのが、趣味と言ってもものによって得られる楽しさの形が結構違うよな、ということです。
あくまで僕の考えなんですけど、便宜上「受動的」と「能動的」という名前を付けて分類したいと思います。
先に具体例から言うと、受動的趣味は音楽鑑賞とか映画鑑賞とか、あとスイーツ店巡りなんかでしょうか。
能動的趣味はスポーツ系ですね。登山や筋トレもそう。
あと音楽を作ったり演奏したりもこっちだと思います。
なんとなく言いたいことわかってくれたと思います。
要は何を求めてその活動をするのかってところですよ。
受動的は活動そのものに喜びを感じたり、癒しであるパターンです。
対して能動的は自分にある程度の負荷をかけて、それを乗り越えていく過程、または残した結果に喜びを感じるパターンでしょうか。
ただややこしいところがあって、まったく同じ活動でもその人の受け取り方によって話が変わってくるってことですね。
たとえばテレビゲームなんかがそうなんですけど、僕はゲームをするときは「自分でプレイする映画」という感覚でやるので分類的には受動です。
でも縛りプレイとかトロフィー制覇とか、ストイックなことを楽しむ方もいますよね。
そういう遊び方は能動的なのかな?
もちろん人によっては受動と能動のどちらも満たすってこともあります。
というか能動的趣味のほとんどは受動も兼ねてるのかもしれないですね。
では小説はどちらでしょう?
……僕にとってはガッツリ能動なんですけど、皆さんはどうですか。
創作活動って始まりは常に頭の中からですよね。
何かしらのインスピレーションを受けて、脳内であれこれ空想を膨らませていくわけですよ。
この時間はめっちゃ楽しい。
ここまでで終わるんだったらたぶん受動的趣味だと思います。
そしてここから先、なんとかしてその絵空事を形にしていこうという作業が始まるわけです。
媒体は小説なりマンガなり様々でしょうけど。
果てしなく長い努力の道のり。
ここがツライ!
でも満足のいく一小節を書ききったときの達成感や、出来上がった話を読み返している時間は至福なんですよね。
【頑張れないときの能動的趣味】
ここからやっと本題です。
最近(2022年4月)実生活の方がちょっと忙しくて、しんどくなってきてます。
時間的拘束はそれほどでもないんですけど、どちらかというと精神的な疲弊がですね。。
きていますね。
滅入ってるときって、驚くほど小説書く気が起きないんです。
筆が進まないとかいうレベルじゃなく、Word開く気力すら湧かないです(悲)
ここで根深いところが、僕の完璧主義という性格も大きな足かせになってるってことなんですね。
自分で納得のいってない作品を公開することがすごく嫌なんです。
コメディって、書いてる作者本人が楽しんでないとだめだと思うんです。
いまの精神状態で書いても、それって無理矢理なものだし、ちゃんと面白くなってるか不安なんです。
特にゴブリンガールはハチャメチャな勢いとパワフルさだけが売りですからね。
よっしゃ書くぞっていう気合が必要なんですよ。
週末投稿のスケジュールに間に合うように書かなきゃ、とかっていう使命感、あるじゃないですか。
それが良い意味のプレッシャーになればいいんですけど、しんどさが前面に来るようなところまでいっちゃうと、それはもう趣味とは違うんじゃないかって思ったんです。
せっかく何千文字書いても納得いかなくて、まるっと全ボツにしたりとかもありました。
貴重な休日の時間全部捧げて、苦しみながら書いて、結果ボツっていうのは……。
そんな状態で次の月曜日を迎えたくはないですよね。
だからこそ最近書きかけの続きに手を出すのをためらっちゃってます。
負のスパイラルですね。
読み返したらすごくネガティブ(笑)
でも書けないって言ってる割にはこういうエッセイはつらつら書けてしまうんですけどね。
これも一種のストレス発散なんでしょうね。
長くなったので一旦切りますが、本当に言いたかったことはこの先にあります。
なのでまだこのテーマもうちょっと続けたいと思います。
~つづく~
やっぱつづかないです!
次のエピソード書いてたんですけど、メンタル暗黒期を抜けた後で読み返したらなんかいろいろ違ったので続きませんすんません。