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原付徘徊おじ☆彡  作者: 仲良しおじさん
映画鑑賞の章
39/46

映画と振り返る半生 その4:映画レビューとは?


2023年4月



【素敵な休日の過ごし方】


 夜更かし好きなんです。

 週末の夜、翌日に予定が無いときは必ず夜更かしして映画観ます。

 というかそのために翌日の午前は予定入れないようにします。

 死守します。


 すごく面白い映画に当たったときって、寝て起きた後も心の中に感動が残ってて、ぽ~っと昨晩の内容を思い返しちゃったりしませんか?

 夢見心地な余韻をまだ留めていたくて、ネットでその作品の感想や考察ブログ覗いちゃったりしませんか。

 僕はやります!


 それでふと、せっかくこうしてエッセイ書いてるんだから映画レビューとかもやったらいいじゃんと思ったんですよね。

 夜中に映画観て、次の日に余韻に浸りながらあふれ出る想いを書き綴って。

 そんなふうに時間を過ごすのって最高に充実した休日だと思いませんか。


 それにエッセイとして形に残せば何度でも読み返して懐かしめますし。

「ああ、この映画ってこの頃に観てたんだ」とか「これ観てこんなこと思ったよな」とか。

 やりたいですね!




【レビューとはなんぞや】


 実は小説投稿を始める前にも一度、個人ブログを立ち上げて映画レビューやりたいな~と思ってた時期があったんです。

 結局やめてしまったんですけど、そのときはめちゃくちゃ重い葛藤がありました。

 何に悩んだのかというと、まあしょうもない葛藤だったんですけど。


 アフィリエイトって聞いたことありますか。

 広告費で稼ぐやつのブログ版みたいなやつですよね(違ってたらごめんなさい)。

 せっかくやるならそういうのを利用して小金稼ぎもできたらなと思ったんです。


 でもそうなると単なる感想日記じゃなくて、なんていうかこう、ネットユーザーに提供する有益な情報の体になってないといけないんかなと思ったんです。

 映画レビューにしても、重大なネタバレは避けて、誰でも観たいと思わせるような紹介文を書かなきゃ、だとか、

 あと誤った解釈をしてるといけないからもう一度しっかり観直してから書くべきか、だとか。


 引くほど真面目ですね(死)。

 そんなことで自ら制約を課しすぎて、結局だるくなってやめたんです。


 というのも、僕が読者としてレビュー読むときに、そういうポイントってすごくストレスに感じちゃうんです。

 前に僕のお気に入りの映画について見当違いの指摘でこき下ろしてた批評サイトを見たんですよ。

 憤慨しました。


「そこについては作中でちゃんと言及してただろ!」

「それってあなたの感想ですよね!?」


 などと、よっぽどコメント欄に反論書き込んでやろうかと悔しくなりました。




【アマプラレビュー欄の闇】


 話が逸れてしまいますが、僕はアマゾンプライムという動画配信サービスで映画観てます。

 そこにユーザーのレビュー投稿機能というのがあるんですが、正直かなり、なんというかアレでしてね。


「ジャケットでアクションかと思ったのにサスペンスだったので☆1」

 とかがザラにあります。


 不貞行為に溺れる男女の官能ミステリー作品に対して

「どんな形であれ浮気は良くないと思うので☆1」

 なんかもありました。

 じゃあなんで観たの?(泣)


 作品のテーマ性は鑑みてないんですよ。

 自分の好き嫌いと感情だけで評価してて、それって他者に向けてはなんの参考にもならないじゃないですか。


 一番衝撃だったのは、キャストに中国系の方がいる作品へのレビューで、延々と国際問題に対する持論(中国への批判)を書きなぐっているものでした。

 ひとつも映画の内容には触れてませんでした。

 その映画はラブコメで、その俳優の演じてた役はイギリス生まれイギリス育ちの中国系英国人。

 ストーリーにも人種問題なんかはまったく関わってきません。


 僕はその映画すごく面白いと思って、鑑賞後にその昂ぶりを共有できたらと思ってウキウキでレビュー欄覗いたんですよね。

 絶句しました。

 あの場所は割とシャレにならない闇が散見できます。


 ……みたいな感じで愚痴ってしまったんですけど、でも最近になって僕の中でも考えが改まってきました。

「レビューってそういうものでいいんじゃない?」

 っていう。


 そもそも映画鑑賞自体が単なる娯楽であって、作品を舐めるように観てひとつの伏線も見逃さずに考察し倒すことが目的でもないですし。

 純粋に自分の心に湧き起こった気持ちや考えを書き散らすのがレビューですよ。


 ということで、このエッセイでは面倒な配慮とか全部シカトして好きなように書きたいと思います。

 故にネタバレもガンガンします。


 やっぱり「こんなに面白い作品だからみんな観てみて!」みたいなPRよりも、「世の中にはこんな映画があって、それで僕はこう思ったんですよ」みたいに一歩踏み込んで内容を語る方が書いてて楽しいじゃないですか。

 そういうところこそがこのエッセイを綴る目的でもありますし。




【なんでこれがクソ映画なんや】


 もう察してくださってると思うんですけど、僕あんまりレビュー読むの好きじゃないんです。

 その原因は上に書いた内容もそうなんですけど、他にもうひとつありまして、どうやら僕の映画に対する嗜好ってかなり世間からズレてるっぽいんです。


 すごく面白いと感じた作品が堂々とクソB級リストにランクインしてたり、逆に面白くなかったものが名作扱いされてるとかがすごくあります。

 なんでそうなるのか、自分の中でもおぼろげにわかってきてるんですけど、ざっくり言うと映画に何を求めてるのか、という部分が独特な感じにひねくれてるんだと思いました。

 これについては追々小出しにして語っていきたいです。


 次回からひとまずレビューもどきを投稿していきますが、たぶん超マイナーな作品だったり、「いや、これは……うん?」みたいな作品ばかり推す感じになると思います。

 よろしくお願いします!




~Happy End~




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