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原付徘徊おじ☆彡  作者: 仲良しおじさん
映画鑑賞の章
37/46

映画と振り返る半生 その2:好みのジャンル


2023年4月



【邦画か洋画か論争】


 結論を言うと、僕は邦画は全然好きじゃないです。

 なんでですかね。

 これを機にちょっと自分の心中を考察してみました。


 これはあくまで僕個人の思うことなんですけど、日本映画の大半って若手俳優・アイドルのプロモーションムービーじゃないですか?(爆)

 それについてはなんかもう、どうして? という感情はありません。

 たぶん文化の違いなんだと思います。

 映画という媒体が同じなだけで、日本で収益が得られるスタイルはこうだった、だからそこが発展した、みたいなことなんだと思います。

 だから邦画は僕の好きな映画とは根本が違うものだと割り切っています。


 もちろん大半はプロモなんですけど、演技派の役者さんを起用した重厚な作品もたくさんあります。

 それはそれでですね、またエンタメとしての方向性が著しく変わってきますよね。


 邦画は日本特有の情緒とか、そういうところを大事にした作品が多いと思います。

 心情描写とか、間合い、テンポ。

 洋画が見せるエンタメとはまた違うんですよ。

 僕が娯楽として楽しみたいのってたぶんそういうところとは違う部分なので、合わないんでしょうね。


 批評とか批判とかではなくて、単純に方向性の違い、好みの違いの問題です。




【好きなジャンル】


 基本どんなものでも観ます。

 アクション、サスペンス、SF、ホラー、パニック、ラブコメ、ハートフル、そして青春。

 なんでもござれ。


 でも中でも特別手に取る機会が多いのはホラーですかね。

 ホラーはなんというか、好きと言うよりも観ちゃう頻度が多いんです。

 ハズレが少ない、またはハズレてもダメージが少ない、といった安パイ思考なのかもしれません。


 どうしてそう思うのか、自分でも定かではないんですけど。

 仮にストーリーが退屈でも、惨殺シーンが来ればそれなりにアドレナリンが出るからでしょうか?


 あといま思いついたのが、感情移入という問題かもしれません。

 主人公に感情移入できない作品を観続けるのって結構な苦痛ですよね。

 序盤では移入できてても、途中で「なんでこんなムーブかましたん?」みたいなことされると興ざめしちゃう。


 その点、ホラーはもう状況によっては「登場人物みんなどうなってもいいよ!」みたいな見方ができなくもないですから。

 もちろん移入できたらできたで、助かってほしいっていうハラハラドキドキが生まれるけど、それが叶わなかった場合でも悪役側の視点に回って楽しめるというか。

 おう殺れ殺れ、みたいに。

 オチの大筋が大体パターン決まってるので、自分の中で気持ちのコントロールが取りやすいのかもしれないです。

 そんな感じで、迷ったときはホラーを選びがちです。


 逆に苦手だなと思うジャンルを言うと、ドキュメンタリーや政治関係です。

 官能系も映画で観る必要性は感じないです。


 あと理由があって、心霊ホラーは意識して避けてます。

 話がまたホラーに戻るんですけど(サーセン)、

 ホラーの面白さの醍醐味って、追い詰められる感とそれからどう逃れるかの駆け引きだと思うんですよ。

 そのスリルを生むためには逃げ道だとか敵の弱点だとかを明確化して、視聴者におぼろげな解法を示しといてもらわないと混乱するんです。

 その点で言うと、心霊ってそれ自体が曖昧なものだから、製作者と視聴者とのあいだに意識のズレが生じやすくてですね。

 時に不条理な強さを見せつけられたり、と思いきや意外な方法であっさり呪いを解いてしまったり。

 そういうご都合感にストレスを覚えることが多くなって、いつからか避けるようになりました。

 あくまでも僕が好きなホラーはスプラッター系です。


 なんか結局ジャンルについて語るとホラーに偏っていっちゃいますね(照)。




【不朽の名作系は観てない】


 僕は紛れもなく映画好きなんですけど、いわゆる「人生でこれは観ておくべき!」みたいな過去の名作は軒並み未鑑賞です。

 そういうものの例えで良く挙がるのは『ローマの休日』、『グリーンマイル』、『ショーシャンクの空に』などでしょうか。


 観ないですね。。

 理由は古臭いからですね!(ひどい)


 どの作品だったかはもう忘れちゃったんですけど、○○の金字塔! みたいな触れ込みの、たぶん70、80年代くらいの映画があったんですよ。

 友人に勧められて観たんですけど、それでガッカリしたというか、ぶっちゃけ超つまらなかったんです。


 というのも、名作だけあって二番煎じ作品が既に死ぬほど世に広まっていてですね。

 僕もどこかのタイミングでその二番煎じに出会っていたらしく、それで新鮮味を感じられなくて、古臭いだけの映画という印象しか抱けませんでした。


 これはたぶん不幸なことなんだと思います。

 その作品の公開当時に観ていたとしたらきっとものすごいインパクトだったんでしょう。

 故に名作と謳われて愛されるのだとも思います。


 ただ、僕は別にその映画の背景だとか、世に遺した功績だとか、そういった観点で作品を楽しむ嗜好はありません。

 シンプルにそういうのに興味が無いんですね。

 なので他の映画好きの方とは全然話が弾まないという壁にぶつかります。


 大学に入ったとき映画研究サークルっていうのの集まりに出たんですよ。

 そこで同期生の子とお喋りする機会があったんですけど、その子はヒッチコックという監督(全盛期は50年代。白黒映像)について熱く語っていて。

 ついてけねーぞと思って入部見送りました。




つ・づ・く




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