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原付徘徊おじ☆彡  作者: 仲良しおじさん
創作活動の章
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『ゴブリンガール』 その2:章構成について

2022年4月



 今回は小説投稿サイトで連載中の「ゴブリンガールはガチャを引く!」について、ちょっと独特な章の構成とかについて喋りたいと思います。




【ゴブガは単発エピソード集】


 このお話はゴブリンの女の子が世界を旅して回るというもので、その中身は大体6~7話分をひとまとまりのエピソードとした短編集になってます。

 ヒロインのゴブ子が旅先でゲストキャラと出会い、なんやかんやの起承転結、というのの連続になってるんですね。


 サクサクと読んでもらえるようにこういった構成にしてみました。

 各エピソードは『クエスト』という名前で区切ってますので目次で確認しやすいと思います。


挿絵(By みてみん)


 某小説投稿サイトの目次です。

 こんな感じ。




【クエストは3種類】


 序盤の方はずっと「メインクエスト~」っていうのが続くんですけど、途中からサイドクエストってのとシーズンクエストっていうのも織り交ざってきます。

 この細かな分類はなんぞやという話なんですが、

 順を追って説明します。


 主人公のゴブ子はチートアイテムのスマホを手に入れたことを契機に、その特異能力「ガチャ」を駆使して打倒魔王を目指します。

 それがお話の本筋(メインクエスト)になるのですが、途中でめっちゃ寄り道します。

 たぶん全体の半分以上は寄り道のエピソードです。

 それがサイドクエストとシーズンクエストにあたります。

 ちなみにサイドとシーズンはほぼ同義ですが、より季節的なテーマ色が強いものをシーズンとして呼び分けてます(例えばクリスマスとかハロウィンとか)。


 メインクエストに関しては、お話の根幹の部分が語られたり主要キャラが登場したりするのでやっぱり時系列順に読んでもらいたいのですが、

 サイドとシーズンは独立した単発エピソードになってますので、好きなタイミングで好きなクエストを読んでも差し支えないです!

 ※一部で他のクエストに登場したキャラが出てきたりしますが、必ずしもそこを知らなくても楽しめると思います。


 忙しい方はサイドをすっ飛ばしてメインのみ読み進める、というのも全然OKです。


 それと、各クエストで必ず1体以上新キャラが登場するようにしています。

 目次の一番上に「登場人物紹介」というページがあって、ここに全キャラのイラストを載せてますので、先にこのページを見て興味のあるキャラのクエストをつまみ食いする、なんて荒業もできますよ!


挿絵(By みてみん)


 左:サイドクエスト【アーマーを着る!】のゲストキャラ

 右:シーズンクエスト【クリスマスする!】のゲストキャラ


 面白そうと思った方はぜひ、どれかひとクエストの1話だけでも試し読みしてみてください!(宣伝)




【長く寄り添える作品を創りたい】


 実は当初、メインクエストは導入部分の数エピソードだけであとは全部サイドクエストにする予定だったんですよ。

 というのも、僕が創作活動する中でずっと思い続けてることがありまして。

 それが、「生涯かけて付き合っていける1作品を創りたい」っていうのなんです。


 例えばドラ〇もんとかサザ〇さんとか、そういう超長寿作みたいなやつです。

 いつまでも終わりの来ないほのぼの日常系みたいな。


 自分が年を重ねるのと一緒に積み上げていく作品というか、そのときに想うことや感じたことをその都度織り込んで膨らませていけるような存在がほしいんですよ。

 それと同時に、ふとしたときにいつでも立ち寄ることのできる身近な場所のような。


 今まで完結させてきた作品も、それはそれですごく大事なものなんですよ。

 刹那的なものほど当時の心境とか感性とかがストレートに反映されてて、尖ってるというか、訴えかけてくるエネルギーみたいなのはすごく感じます。

 でも完結から年を経るごとになんだか遠い存在になってしまう気がして寂しいんですよね。


 まあそれはそれで、遠い存在になっていくのもまた愛おしくはあるんですけど。

 でもね。。

 いつもそばにいてくれる何かが欲しいの(病み)


 という経緯で、もうここ最近の5年くらいはずっと長寿系作ろうとしてもがいてますね。

 でも大体が導入部分の数話を書き終えて、「ここから単発エピソードを随時追加してくだけ!」の状態になって燃え尽きちゃうんです。

 だから読み切り作品みたいな短編ばかりかさんでますよ。


 ゴブリンガールも、ネット公開っていう外部的な圧をかけなければたぶん途中で終わってたと思います。

 そう。この第三者の目にも触れてるっていうプレッシャーがすごい重要だと思いました。

 当然負担にもなるんですけど、創作活動する上で一番ネックだったモチベーションの維持については抜群の効果がありますね。


 僕は今まで作ったものは自分一人で楽しむだけだったんですが、思い切ってネットの世界に飛び込んで良かったなって思いました。

 いろいろと新しい発見ばかりです。



 ただですね、ゴブリンガールも初めは長寿作にするつもりだったんですけど、途中で軌道修正入って状況が変わってきました。

 これについてはまた詳しく語りたいと思うんですけど、結論を言うと、めっちゃ良いオチを思いついてしまったので完結させます。


 寂しい……。

 めっちゃ寂しい(病み)


 詳しいところ、また別の機会にぜひ語らせてください。※ネタバレはしません




~つづく~



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