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記憶の中の殺人

作者:り(PN)
 病院のベッドで目を覚ますと記憶がない。自分が誰だかわからない。しかもベッドに拘束されている。首、手首、足首、腹周りを押さえられ……。やがて現れた刑事は、キミは殺人犯だ、と告げる。罪のない市民を何人も殺した凶悪犯らしい。それで拘束されている。しかも困ったことに、殺人の記憶がある。頭にではなく、手が、身体が覚えているのだ。まさか、わたしが殺人犯……。名前は名城沙理(なじょう・さり)というらしい。職業は刑事。いずれ解雇が必定だ。けれども、わたしは殺していない。仮に殺していたにしろ、そうなった真相がどうしても知りたい。
1 覚
2018/09/28 08:40
2 殺
2018/09/29 11:45
3 悩
2018/09/29 11:46
4 脱
2018/09/30 10:00
5 逃
2018/10/01 10:00
6 暮
2018/10/02 10:00
7 怖
2018/10/03 10:00
8 助
2018/10/04 10:00
9 頼
2018/10/05 10:00
10 恩
2018/10/06 10:00
11 転
2018/10/07 10:00
12 結
2018/10/08 10:00
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