プロローグ
また書いてみました!興味があればよろしくお願いします
「私、魔法剣士になりたいです!」
今魔法剣士になりたいと言った私、名前は華村 カナエと申します。
今年で16歳になる女性です!顔は自慢じゃないけど普通だし、ルックスもそれなり、髪の毛はまぁ女の子だからストレートに伸ばしてる。
私髪の短い女は嫌だからね!これ重要!
今私がなぜ魔法剣士になりたいって言ったのは理由があって。
私の住む世界、アーブランはマナが溢れており、家庭的に魔法を使うのが当たり前の世界。それで家庭的な魔法は当たり前のように使えるのだけれど、剣士職、つまり戦闘に関しての魔法だけはなぜか適正がないと使えないの!なぜだかは今もわからないけどね!
それで今私は魔法剣士適正検査に来ています。
この検査は魔法剣士に憧れる人は誰しもここに集まる。
基本年齢は16歳から分かるんだけど凄い人だと10歳くらいに才能が芽生えるらしい。
「そこの君。次は君の番だよ」
検査員の人に呼ばれて、私ははい!と返事を勢いよくかえす。
最初はかんじんだからね!
「元気がいいねぇ。それじゃ右手出しなさい」
検査員の人に言われたとおりに右手を出し、検査員の人は私の右手をペタペタ触り始める。
これで魔法剣士の才がわかるってんだから凄い検査よねー。
「ん?君いいてしてるね。鍛えてるのかな?」
「はい!魔法剣士になりたいので筋トレは欠かさずにやっています!素振りも木刀で毎日、千回は木刀を奮ってます!」
数分話をすると重たい顔で検査員は私に言う。
「ごめんね。華村 カナエさん。あなたには魔法剣士の才はありません。誠に残念です」
私は検査員の結果の説明を聞いた後、頭が真っ白になる。
え?適性がない?なんで?今までこの日のために鍛えてきたのに?なんで?
私はその後も話し続ける検査員の話が頭に入らず、ただ絶望していた。