12月20日 鑑定開始です
メリークリスマスです^^
善は急げ!
昔の誰かさんがいってます。
さっそくハリィさんに、冒険者ギルドへ案内してもらいました。
ギンさんも光学迷彩スキルで透明化して、いっしょです。
さっきの大通りにでて、いろんな猫の人に見られながら移動します。
時々見えないギンさんとぶつかって、びっくり目玉で固まる猫さんが面白いなあ。
歩いて10分ほどで、待望の冒険者ギルド到着ですよ。
冒険者の依頼といえば、最初は薬草採取から。
毒消し用とか、傷薬用とか、鑑定スキルを使って採り放題かも。
そうしたら、ヴァルノーラのお金がかせげますね。
我が家の食料がつきても、なんとかなるじゃないですか。
そのためにも、冒険者登録ですよね。
で、今度こそ、自分のステータス判明かなあ。
冒険者ギルドは剣と杖が交差した看板がかかってます。
レンガ造りの二階建ての大きな建物です。
中は広くて明るくて、開放的な感じ。
さすが猫族の街の冒険者ギルドです。
掲示板前でうろうろしてる冒険者さんも、受付のおねーさんも。
みんな、猫さんばかりです。
ハリィさんに続いて中にはいった「人」の私は大注目。
「人だにゃ、初めてみたにゃ」
「黒い髪の人って、いるのにゃ」
中には私の匂いをかいで、ごろごろ喉を鳴らす猫さんまで。
そんな猫族冒険者さんの群れをかきわけて、受付のカウンターへGO!
カウンターにはシャム猫みたいな、美猫さんが座ってました。
ライトブルーアイズが神秘的です。
「いらっしゃいませ、本日はどんな御用でしょうか?」
「この人の魔力を判定してほしいんです」
「それには、冒険者登録をしていただかないといけませんが、よろしいですか?」
シャム猫おねーさんが、私をみて小首をかしげてます。
その姿、びゅーてぃふぉ~、わんだーふぉ~。
もふもふしたいです。
「はい、よろしくです」
「それでは、この書類にサインと、血を一滴いただきます」
細い針と、綿、一枚の書類を受け取りました。
「サツキさん、指をこの針でつついて、綿に血をつけてください」
ハリィさんの指示どおり、左手の人差し指を針でつついて綿に血を落とします。
書類には、名前、出身地、年齢、特技などを書き込むようになってます。
会話も大丈夫なように、文字を読みこともできました。
異世界補正、ありがとーです。
名前 サツキ
出身 トーキョー
年齢 16才
特技 鑑定 マッサージ
鑑定スキルマックスらしいから、嘘はかいてませんよね。
マッサージはゴッドハンドだし。
「ありがとうございます。登録料として、銀貨5枚、必要となります」
あー、お金はもってないですよ。どうしよう。
すかさずハリィさんが払ってくれました。
「それでは、二階へどうぞ。魔力鑑定をしている間にギルド証を発行します」
「はい!」
いよいよ魔力鑑定です。
どんな鑑定方法なのか、わくてかがとまりません。
透明化したギンさんが小声で「おちつけ」ってぐらい、挙動不審ですよ。
ハリィさんが、魔力鑑定できる部署に案内してくれました。
彼も冒険者ギルドに登録してるんですって。
猫族の商人兼冒険者。
なんかかっこいいですねえ。
魔力鑑定は、魔方陣で行うそうです。
杖とローブ姿の魔法使い猫さんが、そう説明してくれました。
複雑な文様と、文字がびっしり書き込まれた魔方陣。
その真ん中にたって、一言、「鑑定」といえばいいそうです。
魔方陣にたって、鑑定していいのかな?
また、暴走とかないのかな。
ちょっと、ううん、かなり不安だけど。
ギンさんも、ハリィさんも止めないし、大丈夫かな?
や、女は度胸だもんね。
「サツキ、いきまーす!」
そして
「鑑定!」
魔方陣の中央が発光し始め、私のまわりにゆるやかな風が吹き始めました。
なんか、魔法が発動してるようです。
結果はどーなるのかな。




