12月20日 姉さん、ギルドです
今日の投稿分です。
ただいま女子会中ですw
ギンさん、光学迷彩をといて出現しました。。
くんくんとあたりの匂いをかいでいます。
「シグムン殿もサツキさんも、奥の部屋へどうぞ。
私しかいませんので、ゆっくりくつろいで下さい」
座り込んでいたハリィさん、立ち上がって私達を案内してくれました。
暖炉のある大きな部屋は、台所と続きになってます。
ダイニングキッチンですね。
フローリングの床には、ふかふかの絨毯とたくさんのクッション。
壁際に木の椅子とテーブル。
壁には風景画とかが、品よく飾っています。
なんだかほっこりする、とっても居心地のいい部屋ですね。
ギンさんがいくつもクッションを集めて、その上でくつろぎモード。
よきにはからえな殿様モードですね。
ハリィさんが暖炉の火をいれました。
なんか魔法をつかったみたいですね。
『火魔法 着火』
って、視界のすみに文字情報がでました。
あれ、鑑定スキル使ってないのになあ。
そーいえば、鑑定がレベルマックスとか夢でみたような。
ま、いっか。
ギンさんの隣で、もふってこようっと。
殿様モードのギンさん、心からマッサージ希望みたいです。
よし、ゴッドハンドマッサージスキル起動ですよ~。
さわさわぴんぴんをしてたら、ハリィさんがお茶をいれてくれました。
「お口にあうかどうかわかりませんが。今からなにか軽い食事をつくりますね」
ギンさんと私の前にお盆をおいて、いそいそと台所へ向かうハリィさん。
心なしか楽しそう、尻尾がゆらゆらと揺れてます。
時々、ごろごろとのどを鳴らしてるし。
ハリィさん、お料理が好きみたいです。
入れてくれたお茶も、とっても美味しいしね。
「サツキ、今さらなのだが。お主はどうやって界渡りをしたのだ?」
「ん?PCのエンターキー押して、寝墜ちして、朝起きたらね。
家ごとヴァルノーラに来たみたいだよ」
「ぴーしー、えんたーきー、ねおちじゃと?さっぱり判らぬ」
ギンさんは考え込みように目をつぶって黙り込みました。
その間も、さわさわぴんぷんは続けてます。
『ゴッドハンドマッサ-ジ レベルアップ』
よしよし、もふり技能レベルアップです。
この調子で、いろんなもふもふを軍門に下しましょう。
めざせ、動物王国です。
ハリィさんの作った野菜スープと黒パンのお昼ご飯、とってもおいしかったです。
ギンさんは駄々漏れ状態の私の魔力で、ご馳走様。
「さて、サツキさん。もう一度、この石を見てもらえますか」
テーブルの引き出しから出してきた透明な石を、ハリィさんが差し出しました。
私は用心しながら、その石を手にとってみました。
『ヴァルノーラの魔法石 トラベリングストーン 別名 転移石 知っている場所へ転移可能』
って文字情報が点滅してます。
気を失う前みたいに、情報の氾濫はありません。
「この石に魔力を通せば、一定の距離範囲内ならどんな場所へでも移動できます。
どこにでもある、ありふれた魔法道具なんですが…」
「そうなんですか」
「シグムン殿も話してましたが、あなたの魔力はとても強い。
仕事でいろんな土地を旅しますが。あなたほど強い魔力の持ち主は初めてです」
ハリィさんのグリーンアイズが、すっと細くなりました。
「あなたは界渡りをして、こちらの世界へこられたのですね」
「はい、そうです」
「それなら、一度、冒険者ギルドで魔力鑑定をしたほうがいいと思います。
魔力の強い人が無防備に魔力を使うのは、とても危ないですから。
私といっしょにギルドへ行きませんか?」
やた、テンプレきたよ、ギルドです、ギルド。
受付に綺麗なエルフのお姉さんとか、渋いおじさんとか、美少年とか、けも耳さんとかいるとこです。
魔水晶とか、手をおいたら爆発して驚かれるかな?
「はい、いきま~す」
私は二つ返事で引き受けました。
いよいよ、冒険者登録するみたいですね。




