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4.のんびりとした会話

ブックマーク登録ありがとうございます!

空を見上げていた私は視線を教壇へと移す。



「はい、では今日は教科書を配るので出席番号順にプレートをここに置いて教科書をインストールしてください」



それぞれ自分のプレートを持って教科書をインストールしていく、私も順番になってプレートを置いて教科書をインストールした。

昔までは紙を使っていたらしいが、今はできるだけ何も持たずにいれるようにという国の考えから教科書は完全にインストールしてもらうようになった。



自分のプレートは入学したときにもらえるのでそれを使って教科書を保管している。

プレートをタップするとホーム画面が浮き出てきて教科書マークをタップすると教科書一覧がでてくるようになっている。

その教科ごとによって使う教科書を変えて使うようにしている、ノートだけは手書きをすることが重要視されているので使う。



その日は始業式だけだったので家に帰ることになった。

行きと同じように煌麗と一緒に家に帰ろうと煌麗のところに向かおうとするとトントンと背中を叩かれた。



「ねえ、今日は僕も一緒に帰っていい?咲花ともいっしょに帰るでしょ?」



「いいよ、咲花も帰り道が同じなら一緒に帰ろ」



「もちろん!どこへでもアリシナ....愛梨と一緒に帰ります!」



「君は相変わらず愛梨が好きだね...まぁいいや、みんなで帰ろうか」



煌麗は仕方ないという顔でそう言った。








校門を出て一緒に道を歩く。



「...みんな転生してるのかな?」



私は空を見上げながらそう零した。

こんなに世界は広いんだからきっと他の人もこの世界にいる気がしたのだ。



「いると思うよ、俺の見間違えかもしれないけど今通ってる学校にルーナトルテ・ガラトスさんとスレイドもいた気がするし...」



え?その情報は初耳なんだけど?



「そうそう、そういえば前同じクラスだったかも...」



いや、それも初耳なんだけど...?みんななんで知ってるのに言わないの?



咲花のほうを見ると彼女も知らなかったようで「え?」という顔をしている。



「...シエル、なんで言ってくれなかったの?」



彼女はシエルを見ながら「酷い...」と言いながら駆け出していった。

そして焦ったシエルは咲花を追っていった、残された私と煌麗は顔を見合わせて「大変そうだね」と他人事のように言うのであった。







家に帰るとお母さんが「今日何組だったの~?」と聞いてきた。



「今年は1組だったよ!今年も煌麗と一緒だったの、あと、シエルも一緒」



「相変わらず貴方達仲が良いわね~、じゃあ今日も来るのかしら?」



「うん、今日は咲花っていう友達も遊びに来るよ」



「じゃあお菓子準備しなくちゃね~」



とお母さんが言った時にちょうどオーブンの焼きあがった音が聞こえた。



「実は今日はマドレーヌを焼いてみたのよ~、味が大丈夫だったらそれを出すわね~」



「うん、わかった」



と私は言うと自室がある2階へと上がる。

ランドセルを降ろして明日の授業の準備をしてから階段を下りていくとちょうど煌麗が来たところだった。



玄関まで迎えに行って「どうぞ、上がって~」と言っていつもの庭に連れていく。


 

「2人仲直りできたかな~?」



「まあ、2人のことだから大丈夫じゃない?」



「確かにね...昔から仲良かったから心配しなくても大丈夫だよね」



「そうそう。そういえばさっきの話になるけど、怜依とは話したことあるよ。あ、怜依っていうのはスレイドのことね」



「いつの間に...私全然分からなかったよ...」



「まぁ仕方ないよ、他クラスとはあんまり関わりないからね」



「でも学年集会とかあるじゃん...全然周り見てなかった...」



「愛梨は真面目だからな~、だって朝会の時も先生の話めっちゃ真剣に聞いてたもんね...前世の性格がそのまま引き継がれてるよね」



「そんなこと言っても煌麗もそうでしょ?聞いてないように見えてめっちゃ聞いてるじゃん、というか先生の言ったこと完璧に一言一句違わずに言えるよね?」



「確かにそうかも、俺たち変わってるようで変わってないんだね」



「そうだね...2人ともまだかな~」



私達は2人で話しながら咲花達が来るのを待った。








2人が来るときにはちょうどお昼ごろになっていた。

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