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侵略者防衛隊〜宇宙(そら)を見上げて、宇宙(そら)から守れ!〜  作者: ナーガ
これまでの人生。これからの人生。

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守り抜いた一人の男

 

 ロボットを殴り飛ばし、確かな手応えを感じた。


 横たわっている少年を横目に迅速な救助要請。

 腰から爪楊枝ほどの長さをした長方形の棒を手に取り、


「救助要請!急ぎだ!

 一般人の少年が腹から血を出して倒れている!!

 すぐこっちに来てくれ!」


「わかりました!急ぎ救助隊を派遣いたします!

 それまでなんとかしてください!隊長!」


 通信を終え、救助隊を要請し終わり目の前の敵を確認する。


 ロボットのような見た目、人間と同じように人の形をしているが表情は読み取れず。

 機械質な声、明らかに殺し慣れているような雰囲気。


 しかし、隊長と呼ばれた男も幾多の戦闘経験を経ている。

 この程度で心が揺らぎ、恐怖を感じることはなかった。


「悪いが、即刻対処させてもらう。『スイッチ、オン』」


 胸に手を当て、深呼吸をし、言葉を唱える。


「せっかくこの星に降りれたのだ、ここでやられるわけにはいかないのだよ!」


 ロボットが威勢を放つと、その手が伸び、

 顔の前で手が開いたかと思うと中心から爆発。


 凄まじい速さで手が伸び、攻撃してきたがすでにそこにはおらず。

 後ろに回り込み、ジャンプをした後、相手の頭上より地面へ拳を放つ。

 凄まじい速度、その間約0.02秒。


「テメエ、どこの星のものだ!」


「そんな簡単に教えると思ったか!?

 悪いが今回のこの偉業達成により、我々は大きく前進する!

 証明されたのだ!我がこの地に足を踏み入れることができたこと!

 今も感じるこの空気、環境が我々の船を下ろせるとな!

 覚悟していろ、この星をいただくのは我ら種族だ!

 お前らの居場所など、すぐに奪ってやるぞ!!」


 頑丈なのか、地面に伏せながらもロボットは難なく言葉を放つ。


 叫んだ後、攻撃は瞬く間に早く手を伸ばし爆発系の攻撃を放つ。

 突如ロボットの攻撃速度が上がってきたかと思うと、ロボットの背中より8本の手が生えてきていた。


「チリになれ!!!!」


 8本の手が男の周りを全方位を囲み爆発・・・

 しようとしたが、逃げられないよう全方位を囲んだがすでに男はおらず・・・。


 立ち上がり、困惑しながら手のひらを外側にむけ、

 公園全体を破壊するかの如く爆発をしようとした瞬間。

 男が現れ、凄まじい速さで腕に触れた。


「悪いが、阻止させてもらう。『スイッチ、オフ』

『オフ』『オフ』『オフ』『オフ』『オフ』『オフ』『オフ』」


 1つづつ手に触れながら言葉を繰り返す。

 すると、手から光がなくなり地面に落ち、動かなくなる。


「なんだと!?手が動かん!おい!何をした!!」


 言葉の後、瞬間的に懐に入り、


『スイッチ、オフ』


 相手に触れながらその言葉を言うと、ロボットは力を失い、地面に倒れ込む。


「体に力が入らん・・・どうゆうことだ・・・」


「言葉のままだ。お前を拘束する。その後話を聞かせてもらおう。」


「フッ、簡単に捕まるかと思ったか・・これより我々は侵略を開始する・・・

 お前らなぞ文明ごと全て蹂躙してやろう・・覚悟しておけ・・・」


 言葉を言い残した後、電源を切ったかのようにロボットが動かなくなりガラクタとなる。


(威勢は良かったが、案外あっけなかったな・・・

 ただこれで動かなくなったと言うことは遠隔で操作されていたのか・・・?

 ちょっと待て、、今はそれどころじゃねえ!)


 すぐ少年に近寄り、体を揺する。


「大丈夫か!しっかりしろ!意識はない。脈も薄くなっている。」


 男は確かな経験から少年を安全な場所にと思い、持ち上げた後、

 腰から下げた通信用の棒を手に取り


「まだか!このままだと少年がまずかもしれん!」


『サラ隊員が向かってます!すぐそちらへ着くはずです。』


「わかった。この件については後ほど報告する!」


 通信を終え、少年を壊れていないベンチへ寝かせる。

 その時、少年を包むオーラのような何かを発見。


「ほぉ、こりゃとんだ豊作かもしれんな・・・」


 その後、すぐ救護のため、小型艦が到着。


 空から飛行物が近寄り、公園の空10メートルに近づいたところでステルス解除。

 四角い箱のような形状の飛行物の底真ん中が開き、少女が降りてくる。


 地面に着地した少女はショートカットでキリッとした顔立ち。

 隊長と呼ばれた男と同じような服をまとい、


「隊長、ただいま到着いたしました!・・・その少年ですか?」


「そうだ。意識は失っているが生きている。

 おそらく骨が折れている。急ぎ直すよう伝えてくれ。」


「わかりました!どうしますか?

 民間の病院へ連れて行きますか?それとも我々の基地で直しますか?」


「基地で治療しよう。この少年、おそらく我々と同じ覚醒者かもしれん」


「なんと!それは嬉しいですね!少年が起きてから色々聞いてみましょうか!」


「あのロボットだがまさか防衛壁を抜けて乗り込んでくるとはな・・・。

 急ぎ防衛壁の強化を。今回件をイギリスへ報告、解決策を会議で話し合う。

 急ぎトップへ話を通しておいてくれ。今回は急を要すると」


「わかりました。即刻対策会議を。隊長も後処理の後こちらへお願いします!」


「ああ、その後向かう。少年の家族にもなんとか説明するように手配しよう。

 この公園もかなり荒れてしまったからな。隠蔽工作もこちらで手配しておく。」


「お願いします!じゃあ私は行ってきます!」


 少女は少年に触れ、『飛べ』と、

 言葉を発すると主人公と少女が浮き、小型艦へと吸い込まれていく。


 少女は中に入ると、スクリーンで操作。

 目的地を基地、自動運転、ステルス機能を設定すると動き出す。


 これから向かうのは上空100km先にある地球上で最も重要な、

 宇宙からの侵略者より防衛する防衛隊の基地。


 各国にもそれぞれ基地があり、向かうは世界防衛基地NO.5「アマテラス」。


 群馬県渋川市。日本列島中心より100km上空にある、

 宇宙からの侵略者から故郷を守る、防衛隊の拠点である。

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