「私」の最後
ChatGPTに助けてもらいながら書きました。AIすごい。
「私」は幼い頃から、入退院を繰り返す子供だった。
大人になり、ようやく少し働けるようになったのは、
両親や友人、病院の先生たちの支えがあったからだろう。
一人では、きっとここまで来られなかった。
そんな「私」にも、いくつかの趣味があった。
病床でもできる手芸や読書、そしてゲーム。
数あるゲームの中でも、特に気に入っていたのは
シンデレラシリーズのひとつ——
『王宮シンデレラ〜シークレット・ガーデン〜』
シンデレラシリーズはその名の通り、王道のシンデレラストーリーが人気で、
歴史物や学園物の方が評価は高い。
けれど「私」は、魔法や陰謀が絡むこの王宮編が一番好きだった。
そんなある日。
公式SNSが、突然コラボカフェの開催を告知した。
限定グッズの販売もあるらしい。
(……行きたい)
そう思った瞬間には、もう決めていた。
両親と、東京に出た幼なじみを説得する。
結果、「幼なじみと一緒なら」という条件付きで、外出の許可が下りた。
両親は厳しくはない。
ただ——私が、どこで倒れてもおかしくない身体だと知っているだけだ。
当日。
自作の推しグッズを身につけて、初めての東京へ向かった。
人の多さに圧倒されながらも、どこか浮き足立っていたと思う。
「一人で来たの!?」
待ち合わせ場所で顔を合わせた幼なじみが、驚いたように言う。
「ちゃんと来れたでしょ」
そんな他愛ないやり取りをしながら、
ゲームの話や近況を交わしつつ、ゆっくりと目的地へ向かう。
雑踏の中を歩いていた、その時だった。
(……なにか、おかしい)
説明はできない。
けれど、確かに“違和感”があった。
空気が、ずれるような感覚。
視線を巡らせる。
——一台のトラック。
ありふれたはずのそれが、妙に“浮いて”見えた。
(……危ない)
理由は分からない。
けれど、確信だけがあった。
私は幼なじみの腕を掴み、強く引いた。
「え?」
「行こう」
踵を返す。
できるだけ早く、この場を離れたい。
でも、私の足は速くない。
その瞬間。
背後で、悲鳴が上がった。
(来る)
直感が叫ぶ。
振り返る暇もなく、私は——
幼なじみを、全力で突き飛ばした。
「走って!!」
叫ぶ。
それが、最後だった。
衝撃。
視界が白く弾ける。
(ああ、やっぱり)
どこか冷静に、そう思った。
遠くで、誰かが叫んでいる。
名前を呼ぶ声。
聞き慣れた声。
(……よかった)
助かった、なら。
それでいい。
意識が、沈んでいく。
――そのはずだった。




