黒い少女と戦いの終わり
ダンジョンから脱字した4人は周りの光景に
唖然とする。
戦争でもあったかのように
地面は抉れ 魔物と人間の死体が
無数に横たわっていた。
あまりの光景に誰も何も言わず
ただただ沈黙が続いた。
しばらくして…。
「グォォン」
「ガルル」
4人の前に魔物が現れた。
「何これ Bランク? いえAランクかも」
「Aランクって こんな所にそんなの
いるはずないよ」
怯えるイグニアとモルガナ。
2人を見てアマネは悟る。
(これは力を隠して戦える相手じゃないな)
(と言うか俺でも勝てるかこれ)
と言いケミに語りかける。
(問題ありません)
(Lvもかなり上がったため創造破壊スキル
制限解除されました)
強力なスキルを複数創造する。
(超絶強化)
人間の限界まで力.反応速度.早さを上げる
(多重詠唱)
同時に複数の魔法を唱える.詠唱時間は有
(ラヴヒールオート:魔法)
自動使用常に効果有 数秒毎に全回復する
(武器属性付加:光)
超速 攻撃力高め
鞭に付加するので範囲100m以内の敵に届く
(現Lvは変わらないのでご注意下さい)
(十分だ 今作ったスキルは全てAランク
負けようがない)
アマネの体が光り輝く。
「まずは王都まで行かないとな」
周りにはAランク魔物およそ100体程度いそうだ。
だがアマネはその場から一歩も動かない。
アマネの持つ鞭が一瞬消えたかと思うと
その瞬間周りの全ての魔物がバラバラになる。
「アマネちゃんこんなに強かったの?!」
2人はアマネが強いとは思っていたが
どれくらい強いかはわかっていなかった。
なので想像より遥かに強いアマネに
驚きを隠せなかった。
(これいいな 自由自在でしかも
思ったように動く)
「さて俺は王都に行く お前達はここで」
「あたし達も行くよ」
「うん 知ってる人もいっぱいいるし」
「ここの方が安全だと思うんだけど」
2人は首を横に振る。
(もうスキルをみられたので2人にスキル付与を
提案します)
(そんなことまでできるんだな)
「なら提案だが俺ならお前達に
スキルを与えてやることができる」
「Lvが上がるわけではないので直接強くなるわけではないが」
言葉を言い切る前に答える2人。
「お願い」
「うん アマネちゃんなら」
2人共心配事はなさそうだ。
アマネもLvは変わらないが
スキルだけでAランクをあれだけ
倒してみせたのだ スキルだけでも
強力なスキルならかなり強くなる。
そしてケミにスキル創造と付与してもらう2人。
「私はここで待ってるね」
ヨオトはここに残るようだ。
スキル付与してもらい王都に向かう3人。
王都入口の大門が閉まり魔物が大量に
集まっていた。
「あれも全部Aランク?」
(すべてAランク魔物で間違いありません)
「あれ全部倒すの?」
と聞くイグニア。
(王都内に強大な魔鱗を感知
推測ですがあれが根源的なのは間違いありません)
(それを何とかすれば魔物が消えるの?)
(消えはしませんが大きく弱体化はすると
思われます)
(なるほど それなら後は冒険者とかで片付けられるな)
「中に入ろう」
「何処から入るの?」
(中にいる何者かが侵入した場所を探せば
そこから入れるかもしれません)
「周り込んでみよう 何処からか
入れるかもしれない」
王都の西側に回るも特に何もないようだった。
裏側を回って東側に行くアマネ達。
南近くに行って穴を見つけた。
「初めから東行けばよかったな」
と悔やむアマネ。
3人は穴から内部へ入る。
王都内部は静かだった
みんな家の中に隠れているようだ。
(魔鱗の反応は王城の方へ移動してます)
城へ急ぐ3人。
中にも騎士と魔物の死体は多数あった
だが生きてる魔物はいないようだ
おかげで戦闘なしで進むことができた。
城の正門あたりで魔鱗の反応が強くなる。
そこにはさっきダンジョンでみた
仮面の人物がいた。
「なんだ出てきたのか」
と言いつつマントを脱ぐ。
「魔物?」
「人間じゃないわよね」
人型の魔物だか所々人間の面影がある。
「なんだこいつは」
「あの方の為に我はやらなければ
ならない事があるのだ」
「邪魔をするならここで」
「なんかやばそうな感じがする」
とイグニアとモルガナは
即戦闘態勢に入っている。
次の瞬間目の前の魔物?は真っ二つになった。
驚く2人。
アマネには大した脅威ではなかったらしい。
今の魔物の死体が崩れて消える。
「弱かったな」
2人は何も言わない。
アマネが強くなりすぎていただけであった。
「大門に戻ろう」
3人共大量の魔物が気になるのか
すぐ大門の方に向かっていった。
3人が着くと先程の魔物はほぼ片付いていた。
「もう片付いたのね」
近くの騎士が話す
「応援に来た冒険者か 少し前にいきなり
低ランクの魔物に変わってな」
そこからは一気に押し返したのだと言う。
「とりあえずギルドに行こう」
ギルドに着くと受け付けに向かう3人。
「あら おかえり♡ 無事で何よりだわ」
すごく元気そうな 受け付けのおっさん嬢。
「あたしも戦ったのよ?」
と言っているが全然元気そうだ
怪我の1つもない。
「この人すごいな よく勝てたな俺」
すると横で他の冒険者が話す。
グライアさんな Aランクの魔物素手で
振り回してたぞとの事。
「アハハ あんなのまぐれよ」
目の前の化け物にドン引きする3人。
「それより依頼の報酬渡すわね」
銀貨3枚貰った。
「後は今緊急の依頼あるんだけど」
どうやら今の戦いの犠牲者の回収と埋葬等
後片付けのようだ。
どうせなら最後までしようと
受けるのであった。




