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キミの傍にいてもいい?駄目かな?  作者: @ナイトホーク
第五章 クリスマスシーズン到来編
30/52

遊園地 1


「んん~」

ベットで寝ていた優孝は、なんだか息苦しさを感じて目を開けてみると。そこには、大きな胸があった。驚きのまり後ろに逃げる。

「か、華怜!?」

大きな胸の持ち主は、華怜だった。何故ここにいるんだと思っていると。

「あれ、起きてしまったの?」

目を擦りながら華怜が起きた。パジャマ姿なのかシャツ一枚で自慢の金髪が妖艶に乱れてる。

「何で華怜がここにいるんだ?」

「そんなの決まってるじゃないですか。優孝が心配なのですよ。熱は大丈夫ですか?」

コツンっと額をくっ付けてくる。数秒後に離れて。

「大丈夫みたいですね。私が添い寝をしたからでしょうか」

フフッと笑みをこぼす。

「カルネが持ってきてくれた薬のお陰だろ」

「酷いですわ」

機嫌を損ねてプンプンするが。

「でも、これなら明日安心ですね」

すぐに笑顔になる。華怜の笑顔に優孝もつられて笑ってしまう。

「ごめんな。来てくれたのに。食事はどうだった?」

「それが意外と楽しかったのです。最初は、優孝がいなかったのでみんな静かだったのですけど、神山さんが話を作るきっかけを作ってくださり、そこからいっぱいお話しました」

「へぇ~。夏織と喧嘩でもすると思ってたんだけど」

「鹿野さんとは、言い合いになりませんでしたけどやっぱり時々イラッとしますわ」

「そ、そうなんだ。まぁ、よかった」

「って話をしてる場合じゃありませんわ。早く寝ないと」

華怜は、露骨にふところにスペースを開ける。

「な、なんだよ」

「えっ?さっきみたいに寝ていいのですよ」

「あのさぁ。恋人でもないのにそいうのは、駄目だろう」

「私がいいと言ってるのですよ?」

「駄目だ。てか自分部屋に戻れ」

優孝は、華怜に背を向けて目を瞑る。すると、直後に背中に温かく柔らかいものが当たる感触がし、同時にシャンプーの香りがする。

「……華怜。抱きつくな」

「嫌です。このまま眠るのです」



――コンコン。

「失礼します。優孝様。体調はどうですか?」

朝になり優孝を起こしにきたカルネ。ベットを確認するといつもとは、違う布団の膨らみに疑問を感じて、思いっきり布団を外すと。

 目に飛び込んできたのは、優孝の体に絡みつく華怜だった。

「カ、カルネ。おはよう」

「おはようございます。優孝様。朝早くに失礼ですか説明をしただけますか?」

表情は笑っているのだが、目が完全に怒ってる。怖いです。

「わ、分かったからちゃんと説明するからとりあえず、俺から華怜を引き離してくれ」

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