いただきます!
「いただきます」
うん、我ながら上出来ですわ!うふ、美味しそう
モグモグモグモグモグモグ、ゴックン
ん~!おいひ~!さいこ~ですわ~!
ん?めっちゃ澪君に見られてる気がします、、、
うん、見られてますわ、
「唐揚げ食べますか?」
「ん、」
ん?口開けてますけど、、、あっ!もしかして俗にいう″あーん″ってやつですか?は、恥ずかしい!ででででも、推しに″あーん″はやってみたかったのです!ん~、よし!
「はい、どうぞです」
″あーん″をしてしまいましたわ!恥ずかしい!
「ん、美味しい」
ほっ、良かったですわ~!
「料理上手だな」
ほ、誉められた~!嬉しいですわ!
「あ、ありがとうございます!きょ、今日はお母様が体調を崩したので、わたくしが作りましたの、お口にあって良かったですわ」
「もし良ければでいいんだが、週1で弁当作ってくれないか?」
な、な、な、何ですの!めっちゃ恋人みたいじゃないですか!し、か、も、ちょっと頬赤らめちゃって!ん~!カワイイですわ~!
「はい!喜んで!週2で作りますわ!火曜日と木曜日で、」
「ん、ありがとう。あとさ、敬語じゃなくていい」
え!敬語?推しに敬語じゃなくていい?え?でも癖になってるし、、、
「敬語の癖直すんだろ?」
え?いや、でも、甘えて良いのでしょうか?甘えて嫌われたりしないでしょうか?
「甘えろ」
何でそんなにわたくしの思っていることがそんなにわかるのでしょうか?ま、ま、まさか!?そんなに顔に出ていましたか!?う!ポーカーフェイスで頑張りましょう!
「わかりまし、わかった」
「改めて宜しくな、桜」
あぁ~!推しに、推しに、名前呼び!キュンキュンしますわ!