Peace1-2
全員が集まり自己紹介をしていった。
ろわ「全員が全員知ってる訳じゃないし、自己紹介しよ。私は神楽ろわ。」
シュシュ「ろわの守護精霊のシュシュだシュ。」
ろわ「次は⋯◾︎◾︎からにしよっか。」
(あれ、名前聞き取れませんでした。誰のことでしょう。)
◾︎◾︎「はーい。◾︎◾︎◾︎◾︎◾︎です!」
メメ「◾︎◾︎の守護精霊のメメー。」
ゆら「え?」
フィフィ「フィ?」
不思議な髪型をした人、名前が聞こえない、というより何かに遮られているような気がします。守護精霊の名前は聞き取れるのに。
ゆら「ごめんなさい、聞き取れませんでした。名前なんて言うんですか?」
フィフィ「フィフィもですフィ。」
◾︎◾︎「◾︎◾︎◾︎◾︎◾︎だよ!」
メメ「メメ!」
ゆら「あれ?やっぱり聞こえません⋯。メメは聞こえるんですけど…。」
フィフィ「フィフィもメメは聞こえますフィ。」
ゆら(何でぼく達には聞こえないんでしょう…。)
のえる「⋯取り敢えず全員自己紹介しよ。のえるは如月のえる。」
ヴェヴェ「気高きのえるの守護精霊、ヴェヴェ。」
ふらん「明日見ふらんだよー!」
レレ「レレだレ〜!」
みれい「花城みれいです!」
ミュミュ「みれいの守護精霊のミュミュだミュ〜。」
せれん「七海せれん。」
ララ「えっと、ララ!せれんの守護精霊ラ!」
りおう「宝華りおう…です。」
リュリュ「りおうの守護精霊のリュリュ。」
ゆら「あ、えっとぼくはふ、双葉ゆらです。」
フィフィ「ゆらの守護精霊、フィフィですフィ。」
◾︎◾︎「え?」
メメ「メ?」
ゆら「あ…(もしかして緊張して声小さかったでしょうか…)双葉ゆらです!」
フィフィ「フィフィですフィ!」
◾︎◾︎「あれ、フィフィはちゃんと聞こえるのに…◾︎◾︎も聞こえない。」
メメ「メメもフィフィしか聞こえないメ。何でメ?」
みれい「え!?お互いにってことですか?他の人の名前は?」
ゆら「他の人は聞こえました。でも、えっと君だけ聞こえないです…。」
◾︎◾︎「そうなんだよね…なんでだろう?」
のえる「…ゆらと◾︎◾︎、他の人が呼んでも聞こえない?」
ゆら「はい…名前だけ遮られてるみたいに聞こえません。」
ふらん「名前聞こえないの不便だし、他の名前で呼んだりするのは?精霊の名前が聞こえるなら精霊とか!」
メメ「それじゃあフィフィとメメ、そっちの人と◾︎◾︎どっち呼んでるか分からないメ!」
ろわ「精霊の名前は聞き取れるんだよね?」
ゆら/◾︎◾︎「はい/うん。」
ろわ「じゃあどっちも振り返れば解決、本題に行くよ。」
ゆら「切り替え早いです!」
そんなゆらの言葉を無視し、ろわの守護精霊であるシュシュが咳払いをする。
シュシュ「コホンッシュ。では、シュシュから説明するシュ!ここにいる8人は共通点があるシュ。それは"生まれ変わる前の呪いを晴らさなきゃならない"シュ。」
のえる「生まれ変わる?呪い?」
シュシュ「そうシュ。"社会で上手くやっていけない"。そう思うことはないシュ?それも生まれ変わる前の呪いが一部関係しているシュ。」
8人「⋯。」
シュシュ「そこで!皆にはこの発展した島に自然を取り戻してほしいシュ。」
せれん「せれんは植物に触るとかぶれるから無理。」
ろわ「その場合は、他に自然の為になることをしてくれたら構わない。今は思い出せないと思うけど、私達はこの世に生まれる前の過ちを晴らし、人生を全うしなければならない。」
ゆら「え⋯それってどういうことですか。」
フィフィ「今は分からなくて当然ですフィ。でもここに集められた8人は生まれ変わる前からの因縁があるのですフィ。」
ゆら「え!?フィフィは知ってるんですか!?」
ララ「精霊は皆知ってるラ。でもララ達も、言われた通りにしなきゃいけないから話せないラ。」
せれんの守護精霊であるララの話に、ふらんは問いかける。
ふらん「言われた通り?…どういうこと?」
ろわ「まあ割愛すると精霊達も呪いの関係で話しちゃいけないし、その原因が全部私達にあるってこと。この集まりも、私達がこの世界にいること自体、本当は間違ってる。」
ゆら(この世界にいること自体が間違ってる…?ぼくたちは、生まれ変わる前、何をしてしまったのでしょう…。)
シュシュ「兎に角皆で協力して、ここにいる間だけでも自然の為になることをしてほしいシュ。」
◾︎◾︎「そう言われても、何をしたらいいのか⋯。」
ろわ「ここには植物を育てるのに必要なもの、他にも必要とされるものは一式揃ってる。取り敢えず、一旦外に出よう。」
教会を出て橋を渡り、霧を抜ける。するとゆら達がピクニックをしていた山にいて、いつもの街並みが見えた。
ろわ「ここにいる間、自然の為になることだけは現実に反映される。例えばここの雑草を抜いたら…、明日、現実のこの場所には雑草は生えてない。」
せれん「じゃあ街を壊したら?」
ゆら「街を壊すですか!?」
ろわ「まあ自然の為になることだけど、残念ながら反映されない。ボランティア程度のことしかできないと思っておいて。」
りおう「案外できること少ないんですね。」
ゆら(いやいや他にツッコミどころ満載すぎます!何で街を壊す発想がいきなりでてくるんですか!?自然のためになるって、確かにそうだけど普通に犯罪じゃないですか!)
みれい「ゆら百面相になってますよ〜。言いたいことあるなら言えばいいのに〜。」
ゆら「⋯えっと犯罪にならない程度でお願いします⋯。」
のえる「それで言うなら、勝手にまちづくりしていいの?」
ろわ「それは大丈夫。うちの家は国からこの島の自然を管理するよう任されてるんだけど、最近人手も足りないし自然も少なくなってる。そうでなくても、呪いを背負ってる限り従わなきゃいけないから。」
ふらん「ろわはこの夢の世界?のこと色々知ってるみたいだけど、ろわだけ誰かと会話できたりするの?神様とか!」
ろわ「流石にそれは⋯。でも、ある意味シュシュ達守護精霊は私達を導いてくれる存在だから、分からないことがあったら各々守護精霊に聞いて。」
◾︎◾︎「メメ、お菓子ってこの世界ならただで食べれる?」
のえる「初手で聞くことそれなんだ⋯。」
メメ「食べれるけど満腹にはならないメ。それにこの世界では街に行けても、建物の中には入れないメ。」
せれん「何そのRPGみたいな制限。ゲームの中じゃん。」
ろわ「という訳で、日曜日のこの時間帯は夢の中に集合するようになってる。それと、現実では他言無用でお願い。あまり夢の中の話もしないで。」
ふらん「連絡先は交換しないの?情報共有できた方が良いと思うけど。」
ゆら(そしたら、メメ(仮)の名前が分かるかもしれません!)
ろわ「生憎この世界で必要がないと判断されたことはできない。実際、今携帯持ってないでしょ?」
ふらん「そう言えば⋯。」
せれん「ずっと聞きたかったんだけどここは仮想空間なの?」
ろわ「そのようなものだと思ってもらって構わない。実際どこまでできるか、私にも分からないけど。」
みれい「現代ってすごいのです!」
りおう「え?そういう問題なんですか?」
ゆら「えっと、じゃあこの世界はろわが作った訳じゃないのでしょうか?」
シュシュ「ろわは機械音痴だしそんなことできないシュ。だってここは…」
8精霊「フィフィ/メメ/ヴェヴェ/レレ/ミュミュ/リュリュ/ララ/シュシュ達がいないと成り立たない世界だからフィ/メ/ヴェ/レ〜/ミュ〜/リュ/ラ〜/シュ。」
8精霊は輪っかになりながら自慢げに言う。
◾︎◾︎「地味に合わさってないな…。」
小説をあまり読まない為、脚本調になっています。




