第77話 魔人VSイングランド王女VSフランス王女VSダークハイエルフ
「綺羅にはあたいがいるんだからチョッカイかけないでくれる」
「誰があなたのものですか! でも綺羅様は私のご主人様なのですからご遠慮ください」
そう言ってイフリートは右腕に抱きついてきて、左腕にシヴァが抱きついてきた。
暑苦しいからはなれろ。
何をむきになってるんだ2人とも。
するとアリスが
「コーネリア様、キラは護衛騎士として私を一生守らないといけないので申し訳ないですがご遠慮していただけますか」
アリスは強い口調でコーネリア王女に言う。
アリスの表情を見るとムスッとしている。
こんな表情を見るのは初めてだ。
……ん? 一生ですと?
なんだかアリスがおかしなことを言った気がしたが……気にしないでおこう。
「コーネリア、キラの家族として私はあなたをキラのお嫁さんになることを反対するわ」
ネイもコーネリア王女の婚姻に反対と答えヴァンヘルトを睨む
睨まれたヴァンヘルトはネイから視線をずらし俺に助けを求めるようなアイコンタクトをするが、知るか!
てか全員反対意見てどうなの?
別に俺も結婚はするつもりはないがそれでも誰か1人は賛成する人がいてもいいんじゃないか?
そんなに俺が結婚して幸せになるのが嫌なのか。
そう思われているなら悲しいな。
コーネリア王女は俺の関係者の言葉を聞き諦めてくれるかと思ったのだが、
ニコリと微笑み俺に
「キラ殿。私は自分で言うのはなんだが人並み以上の美しさを持っていると思う。またキラ殿が好きな胸も人並み以上にある」
確かに綺麗だよなーコーネリア姫
胸もイフリートと同じぐらいの大きさを持っている。
て、ちょっとまて。なんでコーネリア王女は俺が胸が大きい子が好きなのを知っているんだ?
まさか……ヴァンヘルトを見ると顔を背けた。
この糞ジジィ後で殴る!
「あと剣術、魔術ともヴァンヘルトや三銃士には負けるがそれ以外の者に負けない力量ある。年はキラ殿より9歳年上だがヴァンヘルトに聞くと年上が好きだと聞いているので問題ないかな。年下のキラ殿を補う包容力はある。あと私は処女だ。なのでそのことも気にしないでくれ」
……コーネリア王女って本当カッコイイな。
処女て言っちゃいましたよ。
27歳で処女ですか……
王族だから当たり前なのかな?
けど処女てカミングアウトしていただいても俺は何を言ったらいいの?
うむ。聞かなかったことにしよう。
「あら、あたいも処女よ。それにこの大きな胸でキラを癒してあげることができるわ」
そう言って自分の胸を持ち上げるイフリート。
やめんか!
「私も処女です。私もそこそこあり形がいい胸で癒すことができます」
シヴァも何故かイフリートに対抗して自分の胸を持ち上げる。
だからやめなさい!
ネイもアリスも何か言おうとしたが俺が先にコーネリア王女に
「フィリップ王の謝罪はちゃんといただきました。フランスでの一件は他言することしないことを約束します。あとコーネリア王女もご自身を大切にしてください。貴方は魅力的な人が俺の嫁さんになんてもったいないですよ。それにあなたに合ういい男がきっと現れますよ」
俺の言葉にコーネリア王女は寂しそうに微笑み
「わかりました。キラ殿がそこまで私のことが嫌ならしかたないか」
そう言って落ち込むコーネリア王女をみて俺はたまらず、
「え! いや嫌いじゃないですよ。むしろ好みなんですが」
「そ、そうなのですか……ありがとう」
俺の言葉に頬を染めるコーネリア王女。
……ん!? 何か視線を感じるぞ
イフリート、シヴァ、アリス、ネイが俺を睨んでいる。
怖い……
この場から逃げ出したいぞ。
そんなことを考えていると、
コンコン
ドアをノックし門番のクロノが入ってくる
「失礼します。アリス様、イチジョウ大尉。バーミリオン騎士団団長セリア・ファーム少将とセシリア・ファーム少尉がお見えになりましたが」
なんでこのタイミングで2人が来るんだ。
あー胃が痛くなってきた。
みなさん!!ありがとうございます!!




