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第58話 遠足

 今日は遠足の日だ。

 いろいろあってすっかり忘れていたが高尾山にハイキングに行く。

 この遠足に関しては自由参加なので別に出席しなくてもいいのだが、

 もちろん副委員長であるアリスは出席だ。

 アリスが出席するのであればもちろん護衛騎士である俺も出席となる。

 ……正直めんどくさいので行きたくないのだが、

 アリスの楽しそうな表情を見るとそんなことは言ってられない。

 

 「キラ、イフリート、2人とも早く行こうよ」


 元気なアリスは玄関で俺たちを急がす。


 「アリス、そんなに急がなくても時間に余裕があるわよ」


 「私は副委員長なんだから先に行かないとダメなの」


 「そうなのか?」


 「そうなの?」


 「もう、2人ともネイ先生の話全然聞いてなかったでしょう」


 そういえばネイとシェリルさんがいないな。

 先に出かけたみたいだな。 


 「あたいは留守番してたからしらないよ」

 

 イフリートはミズチを引き取ってからは屋敷で留守番をしている。

 今日は久しぶりに一緒に登校する。

 

 ミズチを引き取って4日経つが未だに目を覚まさない。

 医者に見せたほうがいいんじゃないかと思ったのだが

 イフリートとシヴァが時期に目覚めるので心配ないと答えた。


 「俺も寝ていたから知らん」


 前日の夜久しぶりに買った本を夜通しで読んでいたのでその日はほとんど寝ていた。

 もちろん寝ていることがバレないようにだ。


 「……はあ~。イフリートは仕方ないけど、キラはちゃんと起きて聞いとかないとダメだよ。私の護衛騎士でしょう!」


 ……アリスに怒られるなんて始めてだ。

 なんか新鮮だな。


 「……申し訳ございません、姫」


 俺はわざと騎士の礼で一礼し謝罪した。


 「わかればいいよ!ふふふ、うん、じゃあ行こう。シヴァ行ってくるね!」


 「はい、行ってらっしゃいませ」


 「ミズチに何かあったら念話……は届くのか?」

 

 そんなに距離が離れてないので大丈夫だと思うが念の為に聞いておこう


 「たぶん大丈夫じゃない」


 イフリートが適当に答える。

 ……シヴァに目線を送ると頷き、


 「大丈夫です。距離も念話範囲ですので」


 いい加減な回答しかしないイフリートとちがいシヴァはこのような問にちゃんと答えてくれる。

 頼りになるな。

 もちろんイフリートも締めるときはちゃんと締めるからいいのだが、特に危機を感じないときは本当にいいかげんだからな。

 何度もえらい目にあったからな俺。


 「シヴァが言うなら大丈夫だな」


 「あたいは……?」


 「……じゃあシヴァ留守番頼むぞ」


 「はい、いってらっしゃいませ」


 「綺羅……あたいは?」


 俺はアリスの右手を握るとアリスは左手をイフリートに向ける。

 イフリートは笑顔になりアリスの左手を握る。

 俺とイフリートはいつもの如くアリスと手をつないで出発した。

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