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新しい日々(1)

 「おい、生きろよ。」誰かの声がする。

 「もっと人生楽しもうよ。」…これは、自分の声だ。

 「もっと、斬さんと一緒に過ごしていたい。」これは、誰だ…?

 『斬さんには、まだ何も言ってないのに…。まだいかないで…。』この声が心の奥底まで響いた。すごく不思議な気分だ。


 光がまぶしい。あれ、もしかして光を見るのは久しぶりかな…?あー、僕はどこにいるんだ?病院…だよね?とりあえず、今まで何があったのかよく考えよう。


 目が覚めた時、担当の医師らしき人がちょうど来たので、僕の今置かれている状況を聞いた。

 簡単にまとめるとこういう状況らしい。丘の近くの林の中で倒れていた僕は、町田さんのシトロエンで麓まで下ろされた後救急車で昨日の夕方に病院に担ぎ込まれ、肋骨骨折による肺の一部損傷で緊急手術を受けた。そして今、午前4時に意識が戻った。入院期間はもう2週間~3週間の予定で、年越しには何とか家に戻れそうだ。


………凸中卓球団と協力者パーティーチャットルームでの会話(2013年12月5日AM6:38~AM6:55)………

陽響:今いる人!!朗報だ!!

Takashi:どうした?

摩擦:どうしました?

あんず:何かしましたか?

Sea:どうしたの?

ナミ:どうしたの?

陽響:斬が意識を取り戻したそうだ!!

摩擦:本当ですか!!よかったです。

あんず:そうですか…よかったです…。すごく安心しました。

………suzumiさんが入室しました………

suzumi:おはようございまーす。

Takashi:そうか。よかったな。

ナミ:おぉ!良かった良かった。

Sea:マジで!?よかったー!

suzumi:過去ログ読みました。良かったですね!

««秘密会話機能使用»»

suzumi:まな、よかったね。

摩擦:うん、本当によかった。

suzumi:ちゃんと言いたいこと言わないとね。

摩擦:うん!きっちり考えとかないと。

………………


………凸中卓球団と協力者パーティーチャットルームでの会話(2013年12月20日PM7:15~PM7:45)………

陽響:そう言えば、斬の退院予定日そろそろだな。

あおe:そうだね。クリスマスも近いしパーティーでもやる?w

斎藤s:いいんじゃね?

Sea:いいですね!

st:お、いいねぇ!

ナミ:いいんじゃないですか?

k提督:いいですね!楽しそう。

Ω:いいっすね!やりましょう!

くるみ:やりましょう!!

なるみ:いいですね。私もやりたい。

結菜:やりたいです!

摩擦:ぜひ!

suzumi:やりたーいです!

あんず:やったら楽しそうですね。斬さんも喜ぶでしょうし。

陽響:よし、じゃあ23日の午後にやろう!皆休みじゃない?

Takashi:そうだな。それでいいでしょ。

陽響:あと、場所はどうする?

摩擦:私の家でどうですか?結構自由ききますよw

陽響:よし、じゃあそれでいい?

st:いいんじゃね?

斎藤s:いいですよ!

結菜:いいですよ。

Takashi:いいねぇ。

k提督:よし、じゃあそうしましょう。

suzumi:楽しみにしてます!

ナミ:うわー、すごく楽しみ!

Sea:これでいいね!

あおe:よし、決まり!

Ω:いいっすよ!

あんず:すごく楽しみです。

くるみ:あれ、そう言えば退院予定っていつ?

なるみ:21。前話したじゃん。

くるみ:そうだっけ?

摩擦:楽しみですね!んじゃ、クリスマスっぽい準備しておきますね。楽しみ~♪

陽響:んじゃ、斬にも伝えておくよ。

あおe:ほんと楽しみだな~。

………………


 あー、入院生活やっと終わった…。にしても、肺が損傷してたとは…。あばら骨折、恐ろしいものだ。

 ん?メール入ってら。陽響からだ。

………………

To:斬

Title:パーティーするよ!

本文:23日の午後、退院お祝いパーティー兼クリスマスパーティーを磨夏の家でする予定だから、来ない?ていうか、来て!w

………………

 へぇー。楽しそうだし行こう!!

………………

To:陽響

Title:Re:パーティーするよ!

本文:うん、行く!楽しみにしてるよ!

………………

 楽しみだな。明後日か。


 今も、まだ毎朝女子部室に通っている。見つかることがないように、出来るだけさっさとエロ本を渡して出てくるようにしている。

 ノックしてから中に入る。

「ごめんな、入院しちゃって。暇だったろ、本無くて。」

「いや、何とか大丈夫でしたよ。」

「ならよかったよ。はい、本。」

「ありがとうございます。」

「じゃあな。」

こうして出ていこうとしたその時。

「あの、斬さん。」

「ん?」

「明日私の家でパーティーするじゃないですか。その時…皆帰ってからも残っててもらえませんか?」

…え?つまりその…そういうこと?どういうこと?女子の家に…僕1人?それって許される状況?

「うん…いいけど。」

「ありがとうございます。んじゃ、そういうことでお願いします。」

「…うん。わかった。じゃあね。」


 斬がいなくなった後の部室。

「よかったね、まな。」

「…うん!!よかったぁ…。」

「さ、本番は明日だよ?頑張ってね。」

「うん!」


 そして翌日。僕は磨夏の家に向かう。皆が帰ってから、何があるんだろう…。ま、とりあえず皆で楽しめればいいか。

 そう言えば「皆が帰っても私の家に残るための言い訳考えておいて下さい!」て言われたな…。何て言えばいいんだろう…。

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