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集真藍を食む

露の墜ちる声

離れた手、指

崖下に咲く花


打たれた水と雨音に

足音が、そっと響く


ザリ、ザリ、ザリ…と

重く、軽く、音を踏む


君の為と、そう思って


紫の花、靑の花

花は色めくもなく、そっと佇む


ひとひらを刎ねる



水引で括る



逆さにして





食む


食む


ただ、ひたすらに

痺れと不快感を抱くように


食む


これは、戀だ


食む、食む


そして、これは愛だ


食む、食む、食む





ごくん……





露の墜ちる声

握った手、指

崖下に散る花


打たれた水と雨音に

足音が、そっと響く


これで、これでやっと




―――私だけの…



―――雨が降る

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