表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3つの神部隊 隊長は半分人間 〜やがて神を越え歴代最強隊長になる物語〜  作者: タッピー


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
17/17

元彼

「寝れなかった・・・。」


蜚哀じあいとは早朝に1つずつ情報交換をしていた。まずは定義から。ここは神と変わらず、イメージらしい。蜚哀曰く『俺の術はイメージが難しいから、それなりに強力なはずなのに・・・。』ということ。そんなことを言われても弱いもんは弱い。


白雫にバレないように情報交換をするのは難しかったが、白雫は早朝の前に一度報告に戻るので隙があった。だが、危険なので文通だけの日もある。もちろん、夜寝ている間も妖霊は襲ってくるから結界系神術に時間の設定をして寝ている。しかし、ここ最近は徹夜で情報交換をしていて寝不足気味なのだ。


護衛護衛(白雫)、もとい監視監視(白雫)がいなければこの寝不足も解消されるのだが。こればっかしは護衛がいらないくらい、強くなるしかないな。


「眠そうだね。」

学校についてから朝の会まで寝ていようとしたが、うるさくて寝ることができずにあくびをしていたら友達に聞かれた。

「寝不足気味でね。」


「お、おはよう。・・・ちゃんと祈ってるよ。」

瑠胸が教室に入ってくると同時に小声で伝えてくれた。にしてもなんだこの距離感は?

「おはよう。これからもよろしく。」


チャイムがなり、先生が話している中僕は鍛錬のことを復習する。


ここ数週間で分かったことは僕は基礎的なことから教えられることだ。神術の取得から模擬実践、部隊のルールにまで様々なことを教えられた。模擬実践ができるほどの力があるのは才能らしい。


本来ならば主神術ディバインスキルがどんなものか試すのと、力を伸ばす鍛錬をしたいようだが鏡が壊れてしまって元の数値がわからない。鏡は復旧、強化しているらしい。

天主様から担当地区を任された。勿論、白雫も一緒にだけど。


「上之の担当は通っている学校だ。学校は負の感情が渦巻いている。特にいじめがある学校は酷いのじゃ。普通の学校でも5分に一回は奇襲があるからのう。新神にはきついじゃろうが、良い鍛錬にもなる。あと隊服じゃな。これじゃ。所属部隊は未定な故バッジは着いていないが後でいいじゃろう。」


制服はカスタムしていいとのことだ。ディオなんかインナー着てないし。

獣神は布少なめの神が多いらしい。なんでも布が邪魔くさいとか。まぁ自由度は高めだから堅苦しくなくて楽だ。


という感じで害がありそうな学校にいる妖霊をちょこちょこ倒しているわけだが・・・。まじで多いな。

以前は別の神が担当だったらしいが、この学校はそんなに強い妖霊がいないということで僕になった。もっとも火事の時にも姿を一度も見ていないのが不思議だが。


こうやって思い出している間にも雑魚級4匹、小物1匹が襲いかかってきた。正直、微動だにせずに倒すのは非効率だ。自由時間ならまだしも今は先生の話がある。ここで立ったり一人言するのは目立つし、怒られるだろう。そうしたら今までの友情関係、もとい僕のキャラが壊れる。それは阻止だな。  

「これで朝の会を終わります。」


やっと終わった。静かに息を吐き、1時間目の準備をする。

「ゆい〜!移動しよ!」

「うん。ちょっとまってね。」

声をかけてきたのは友達・・・友達の陽和ひなだ。ここ1年くらいのつきあいだが妙に懐いてる。


「でさ〜昨日こんなことがあったせいで睡眠時間削れちゃったよ〜。」

「そうなんだ。大変だね〜。」

僕も色々あって寝れないよ。

廊下にも2匹。害は・・・なさそうだから良いか。


遠くから男子の声が聞こえる。

「うわっ。男子軍・・・。」

陽和が呟いた。それにつられて男子軍を見ると、憂衣兎ういと・・・元カレがいた。だがそんなものは正直どうでも良かった。


僕の思考は憂衣兎ういとによって止められた。

憂衣兎の背中にベッタリとこべりついて離れない。血だらけの妖霊、悪霊のせいだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ