5~盗賊退治前編~
もう、リッチには、人の心は、ないのかもしれない....
R2 9/24
編集
悲鳴が聞こえた方へと体が小さくなったことでサイズが合わなくなりぶかぶかなったジャージの裾を引きずりながらダッシュで向かう。
そこには、大きな馬車とそれを運転していたであろう男とその周りを囲むように20~25人ほどのアニメなどでよく見る感じの斧やナイフなどを手に持った盗賊であろう人相の悪い男たちがいた。
明らかに、馬車の運転手らしき男が周りの盗賊たちに襲われている。
俺は、攻撃すべき標的を周りの斧やナイフを持った盗賊たちと決める。
すると、盗賊たちの中の一人が俺に気が付き叫ぶ。
「おい!こっちにガキがいるぞ!結構上玉だぞ!傷つけないようにひっつかまえろ!」
それを聞いた盗賊の男たちが5人ほど俺を取り囲む、俺をなめまわすような気持ち悪い目で見てくる盗賊に心から嫌悪感を感じる。すると、盗賊の一人がしゃべりかけてくる。
「おい、嬢ちゃんよー素直につかまらないと痛い目にあうぞ~?」
おなかと口元を押さえながら吐き気を我慢し考える、いつもどうり影を飛ばすのもいいが効率よく倒さないと逃げるやつがいるかもしれない。
自分のことながら怖いことを考えると思う。前世なら、人を殺すなんて考えられないのにすでに、殺し方を考えているからだ。
俺がどうしようか考えていると無視していることに怒ったのか、盗賊の一人が声を荒げる。
「おい!ガキ、無視してんじゃねーよ!」
その、盗賊は、武器を片手にチンピラのような威圧をしながら近づいて来る、俺は、考えいた能力を使うため身構える。その瞬間ワントーン俺の肌の色が暗くなる。
盗賊は、俺の変化に気がつかないないのかどんどん近づいてくる、
そして俺の腕をつかんだ瞬間、俺の肌の色が元の白色に変わるのと同時に腕をつかんできた盗賊が真っ黒に染まる、これは単純に影を薄く身にまとい相手が俺に触れた瞬間いつもの黒魔術が発動して敵を殺しただけだが、これを使うことで身を待ることができるだろう。
実験に成功し、うれしく感じ心の中で小躍りをしていると、水を差すように何が起きたのか理解できていない盗賊たちが、口々に「今何をした!」「よくも!」など叫びながら斬りかかってくる。
俺は、もう一つ考えていたことを実行するため手のひらへと意識を向ける。すると、黒魔術の小さな玉が出来る、俺はそれを爆発するイメージをする、すると、{ポン}と言うアホそうな音が鳴りはじける。
音の割には、効果は絶大だった、襲いかかってきていた盗賊はすべてはじけた影が当たる、すると盗賊たちは、黒く染まり絶命した。
「よし、次を倒すか」
死をプレゼントするために俺は馬車のほうへと近づいていく。
~リッチ~
レベル 1 → レベル2
人間5体討伐
以上により、
能力
黒魔術 レベル 2
回復魔術 レベル 1
不老不死 レベル 1
影操作 レベル1→レベル2
耐性
恐怖耐性
神からの祝福
ジャージの自動修復機能
読んでいただきありがとうございます!
今後も投稿頑張ります!