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ある日突然世界が滅亡したら…  作者: 水上イリス / ICCHAMA
第5章 再会、だが新たな災害の影
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第22話 不穏な前兆

 あれから数日、度々地震が起きている。地理的にも地震が多いのはまぁ当然なのだが、最近は少し多い気がする。長旅の末にやっと家族や知人に会えてやさしい人々が溢れる街にたどり着いたというのに…。また災いの予感が。


[数週間後]


 いつものように子供たちと遊んだり知人と会話していた。正午を過ぎた頃、

[プゥプゥプゥ地震です]

警報音が鳴り響く。と同時に激しい揺れが周囲を襲った。建物ががたがたと揺れ、ガラスが次々と割れていく。人々の悲鳴があがる。かなり大きな地震らしく、揺れが収まる気配がない。ただただ縮こまって安全なところで耐えるしかなかった。


 揺れが収まると様子がまるでかわった街が目に入ってきた。にぎわっていた商店街は軒先が崩れ落ち、ガラスが散らばっている。遠くに見える高層ビルも傾いていて危険な状態だ。

「この国に、安定はないのか。ミサイルの次にこんな大災害とか…」

災害続きで国力が低下している。我が国を除く国々はミサイル発射によって被害を受け、滅亡してしまったらしく、周辺国からの支援は期待できない。また、情報基盤も崩壊しているので国が存在していたとしてもやりとりもままならないだろう。ミサイル危機を乗り越えてきた直後だというのに、大地震という大災害に巻き込まれるなんて…。未来は明るいとよくいうが、本当にそうなのだろうか…。僕は目の前が真っ暗になった。



 犬田賢一のサバイバルは、続くのであった…。

 長期間にわたりご愛読いただきまして、ありがとうございました。まだまだ表現力が足りず、申し訳ありません。結果、1話のボリュームもだんだんと減ってしまうことになってしまいました。

 密度の濃い作品を生み出せるよう、今後とも精進致しますので、お時間ありましたら他の作品も見ていただければ嬉しいです。

 改めまして、最後までご愛読いただきまして、ありがとうございました。

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