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15.5

どうも瞳です。

ではどうぞ。

コンビニを出てトビラが閉まる。

夏樹の手には袋を持っており、中身は沢山入ってるみたいで袋がでこぼこになっている。

そんなかから1つのペットボトルを取り出す。

夏樹が手にしたのはどうやらサイダーみたいで、それを目の前に立っている安木、見た目は温室系で髪がボサボサにして夏樹より背が低い、丸い透明度に輝いた青い瞳、そんな安木と言う人と夏樹はここ、コンビニに出会ったのだ。


「ほら、飲めよ」


ポイとペットボトル投げて安木はおどおどながらキャッチする。


「ありがとう」


弱々しい声でお礼を言い、気にするなと夏樹が答えると同時に袋から自分用サイダーを取り出しふたを開けガブガブ。

炭酸が喉を通り胃に到達、夏樹はこの通る間のシュワシュワ感が好きで何時も炭酸を日常にして飲んでいる。


「でおぱえはおおでなにおいえあうあ」(でおまえはここでなにをしていたんだ)

「飲み終えたら話そうよ」

「おいあな」(そうだな)


会話になっていない会話をしつつ飲み終えた夏樹はぷぁと明るい笑顔を見せて質問する。


「お前その学ラン俺の学校と同じ何だよね」

「だよね! 夏樹って名前僕も聞いたこともあるもん」

「はは、そうなんだ、俺は安木って名前聞いたことないけどな」


さりげなく酷い言葉を放つ夏樹。

だが本人はこれっぽっちも悪いとは思っていない。


「まぁともかくだ、同じ中学だから廊下でばったり会うかもな、なんなら家まで送って行こうか」

「あ、あうん、大丈夫、また会おうね!」


手を振り俺達は家にと帰った。


テクテクと足音が聞こえる中、夏樹は家の前に立ったんだがあることに気づいた。


「あれ、ドアが閉まってる」


コツコツと響く屋根の瓦で部屋に入るため足を踏み入る。

季節は夏、ジメジメとした湿気に手に汗をかいて瓦に手を乗せると何度か滑る。

この時、夏樹は固唾(かたず)を飲んだ。

夏樹は家を出るときはそのまま電気を着けずに外に出た。

だが今の現状で何故かしらの部屋の電気がついており、部屋が明るいと見える。

外はカーテンで光を閉ざしているが夏樹には分かる、何故なら部屋に出たときにドアを閉めずにそのまま出たからだ。

中に入るとやはり人がドアの前に立っていた。


「夏樹」


低いトーンで放たれたその声は怒りこそないが興味も持たないかの様に、酷く冷たい。

背中に悪寒が走るみたいな威圧感に逆らえなく夏樹はただその放たれた一言でかくに汗を垂らす。


「私に何の断りもなく外出か」

「ああ? 別に外出ぐらいこの年になったら当たり前だろ」


ふんと夏樹の父である永良出流(ながらいずる)は鼻で笑い、目を閉じて否定する。


「確かに中学生は反抗期と言う時代に入り、親に反抗したり、自分が正しいとわがままを貫き通す習性があるな、それが一般の中学生であり仕方がないことだ、だがな」


出流は目を開きここぞと言うばかり声のトーンが少し高くなりながらこう言う。


「お前は永良家長男であり俺の息子だ、普通の人間とは大いに違う、私の息子なら息子らしく振る舞え、あまり恥をさせるな」


ああつくづく思う、なんでこいつが俺の親父何だろう。


出流は話はそれだけと言い残して部屋を出た。

机の隣に設置されているベットに意識朦朧(いしきもうろう)見たいに力なく倒れた。


もうどうでも言いと心が言う。

俺は命令されるのがだいの嫌いだ、自由なくして縛られて人形ように操られて、そんなの全然生きてる感じしないしつまらないと俺は思う。

だから俺はいじでも親父の言う自分勝手を貫き通している。勉強だってしないし沢山親父に恥をかかせる事をするし。


まぁその俺の態度で親父やお袋は俺のこと冷たい眼をしてみてくるけど、全く、家族って何だろうな。


最後にそう疑問を持ちながらも、今日この日一日の幕は終わった。


ジリジリと人を(あざむ)くかのように鬱陶(うっとう)しい目覚ましが俺の鼓膜に刺激する。

脳内がそれを朝だぞと眠りを妨げ、無理矢理目を覚まして俺の睡眠を解く。

眠いなか目を擦り、ベットから立ち上がってクローゼットから学ランを取り出し着替える。


部屋を出て俺はリビングへと向かう。

スパイスのいい香りが漂うステーキにみずみずしさを感じさせるサラダにお米と朝からボリューム満点の朝食を平らげる交じりに頭の中の思考で今日一日何をしようかと暇を潰す事を考えては食器をかたずける。


やはりここでも親父は俺に関心も何も持たずただ仕事に行くための準備をして外に出た。

俺も親父にあまり関わりたくないから別にいいけど…


さぁ、今日も1日過ごしますか!

と当たり前の事を考えて部屋に戻る。

学校に行く準備をして鞄を背負い、何時も通り窓を飛び越えて行く。


***


流木草(りゅうぎぐさ)中学校、夏樹の所属している中学校である。

家から中学校まで時間帯はおおよそ30分ぐらいでつくがそれは走ればの話で普通ならば徒歩1時間は掛かる。

夏樹の場合は走ることイコール筋トレで普段からこうして己を鍛えているとのこと。

鍛える理由は単純でただ単に強くなって自分に縛るやつを消すだ。


正門をくぐり抜け何時も通り御約束の展開である竹刀を持っている体育先生に挨拶をして下駄箱で靴を履き替え廊下を歩く。


「あれ、夏樹くん?」


不意に後ろから誰かが俺を呼んだ、振り向いて見るとそこには昨日コンビニにあった安木がいた。


「安木じゃないか!」


俺は大声でそう叫び廊下に声が響いた。

安木にあった瞬間、何処かに閉ざされたトビラが開いた感じの俺の気持ちがいっきに高ぶり何故だか会えたことに嬉しく思った。


最初に疑問系の言葉で訪ねたが夏樹が振り向いてその姿に確信した瞬間、パァと明るい表情に変わりいきよいよく夏樹の目の前にと向かう。


「本当に同じ学校だったんだね!」

「昨日も言ったじゃねぇか、同じ学ランだって!」

「いや、本当に嬉しいよ、お礼もまださせてもらってないからさ!」

「良いってそんなの、俺はただ虐めは駄目だと思って不良をボコっただけ何だからよ」


声をでかく喋っているので、回りにいる生徒が二人に何事って表情をして見ている。

その声が先生に伝わったのか大声のしたところに憤怒な形相をして向かっていた。


「こら!、お前ら廊下で騒ぐな、教室に行け、教室に!」

「ちっ邪魔が入ったな」

「う~ん、仕方がないか、同じ学校何だしまた会えるし」

「そうだな、じゃあまた」


教室に入り、初めのSTがはじまり長たらしい担任の話が始まる。

因みに先生は20前半の若い女性で、髪が赤髪ツインテールという今時その年で珍しいと思う思考の中に更に、肩ラインまで伸ばしていて動く度に左右に揺れる髪は夏樹の目線だけが動いていた。


相変わらず可愛いよなあの先生は、あの触っても良いよと言っているかのようなでかい胸に、整った顔のりんといい、悪いところが全くないじゃないか。


「パーフェクト、お前のクラスは羨ましいな」

「何でいるのかな夏樹くん、ここは僕のクラスなんだけど」

「ばれなきゃあいいんだよ、それから」


夏樹は嫌らしい表情をして安木の顔を見る。


「お前のクラスと言う事は、それはお前がこのクラスを仕切ったりSTしたりする事をしめすんだが、はい先生、安木くんがこのクラスの室長をやりたいらしいです!」

「僕はそんなつもりで言った訳じゃ!」

「何で夏樹くんがこの教室にいるのかな?」


手を挙げて大声で叫んだ事により先生に張れる夏樹。

周囲にいる生徒もいつの間にといわんばかり夏樹に目線をおくり安木はおどおどする。


「気にしないで下さい」

「夏樹くん、私は先生である以上にこの状況を無視する事が出来ないんだけど、早く自分の教室に行ってください」

「先生、実は俺、一目惚れだったんです、その滑らかな髪といい、吸い込まれるかのように柔らかそうな唇、それにその胸の尊重はどんな男でも目を奪われてしまう」

「変質者と見なされて警察に追放されたいのですか、夏樹くん」


笑顔で先生がそう放つが目が笑っていない、これ以上は不味いなと思った夏樹は一言残して教室を出た。


「放課後になったらグランドで待っててよ、一緒に帰ろうぜ」


その言葉を安木に聞き届いてうんと答えた。





































次は海編で20話以降書こうかと思っています。

あとタイトル『青年の歩む道に』へと変えますゆえに迷惑かけます、すみません

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