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41話

 WSOでの一騒動を終えて、米倉家に帰っていた。そしたら、和則の携帯端末に一通のメールが届いていた。和則はそのメールを読み始めると、顔中から汗が出ていた。和則の顔を見てどうしたのかと尋ねる春佳と麗子に和則は


「どうして今なんですか!?・・・師匠!?」


 と嘆きながら言うと春佳と麗子は首を傾げる。和則は二人の方に向いて


「3日後に師匠がいる奈良に向かわないといけないんだ・・・鈴音にも伝えないといけない・・・はあ・・・ついでに聞くけど・・・お前らも来る・・・招待が来ているんだが・・・どうする?」


 春佳と麗子は和則の問答に


「「もちろん行くよ」」


 当然かのごとく言うと和則は二人に


「じゃあ・・・早めに準備をしておいてくれ・・・移動は『超巨大戦闘艦空挺(ウラシル)』を使うから」


 和則はそう言って席を立つと携帯端末で鈴音に連絡すると


「鈴音・・・お前にもメールが届いているか?」


「『うん・・・お師匠さんからだよね・・・お兄ちゃんは行くんでしょう?』」


「あぁ・・・鈴音はカインズを連れて行くんだろう?」


「『う、うん・・・///・・・そうだよ』」


「じゃあ・・・他の奴らにも伝えておいてくれないか?」


「『皆は先にお師匠さんの所に向かったらしいよ・・・後は私たちだけみたいだよ』」


「そうか・・・じゃあ、準備ができ次第こっちに来い・・・移動は俺がなんとかするから」


「『了解』」


 と言って鈴音は電話を切ると和則も自分の準備をし始めた。


 そして、3日後、『ウラシル』に集まった『セイント・ヴォルガル・スウィーナ』の面々に鈴音、春佳、麗子と師匠がいる奈良へと向かった。数時間後、和則たちは奈良に着き、師匠がいる住まいへ向かった。師匠の住まいにつくと和則は春佳、麗子を連れて師匠の家の玄関に降り立つと和則はインターホンを押す。そしたら、玄関から女性がやって来て、女性は和則たちを見て


「久しぶりだね・・・和則くん」


「お久しぶりです・・・絵美さん・・・皆は来ていますか?」


「えぇ・・・みんなもう来ているわよ・・・さあ、入って」


「ありがとうございます」


 和則はそう言って春佳と麗子を連れて師匠の家に入って行った。その後に鈴音たちも入って行った。和則たちは絵美さんに部屋を案内されて部屋に荷物を置くと師匠がいる広間に向かった。そして、広間の襖を開けて入るとそこには師匠と和則と同じくらいの少年たちがいた。師匠は和則たちを見て


「久しいな・・・和則・・・いい面構えになりよって」


「お久しぶりです・・・師匠・・・そして・・・みんなも」


「久しぶり」


 鈴音もみんなや師匠に挨拶すると春佳と麗子は和則と同じくらいの少年たちを見て違和感を覚えた。何故なら、何処か見覚えがあったからだ。


「貴方たちってもしかして・・・『黒霜蓮鎧』!?」


 春佳が言うと少年たちは春佳と麗子を見て


「おい・・・あの二人って・・・」


「あぁ・・・『精錬騎士団』の副団長のハルナにレイじゃないか」


「おい・・・和則・・・なんでお前がこの二人と一緒にいるんだ?」


「あぁ・・・俺の奥さんに何か文句があるのか?」


 和則は少年たちに文句を言うと少年たちはえっとなり固まっていた。しかも、師匠まで固まっていた。だが、再起すると


「えぇー!?・・・和則!?・・・お前結婚したのか!?」


「あぁ・・・したよ」


 和則は即答すると


「そうですか・・・それはおめでとうとしときましょう・・・しかし・・・何故、招待しなかったのですか?」


「それはすみません・・・師匠・・・なにぶん俺には風通しが必要でしたので・・・」


「そうですか・・・現在・・・この世界はなにぶん不安定な情勢下で今にでも戦争が起きそうな国々は多い」


「そうですね・・・師匠・・・しかし・・・お任せください・・・俺には信頼における仲間たちがいますから」


 和則はそういうと師匠は和則の後ろにいる『セイント・ヴォルガル・スウィーナ』の幹部クラスの面々を見て


「なかなかできる人たちだが・・・君たちだけでやり合えると?」


「仮にも俺は世界最強の『四聖帝』の一角・・・早々負けませんよ」


「『四聖帝』?・・・それは確か・・・『銀帝』、『青薔薇』、『妖髪』そして『ブラッキー』のこと・・・和則!?・・・まさか・・・お前は!?」


「流石は師匠・・・その通り自分は・・・『ブラッキー』の異名も持つ『セイント・ヴォルガル・スウィーナ』の頭領です・・・俺の名にはそれだけの力が秘めています・・・世間は脅しも我々の前では必ず来る未来でしかない・・・情報網が広げつつある世界は為す術がない・・・だから・・・世界中の国々は戦争を起こそうとしている・・・しかし・・・先の星並の戦いで各国傷ついた・・・しかも・・・人々の大半は我々を支持するでしょう・・・それに・・・仮に俺が動かなくても・・・ギンとユージが動きます・・・あの二人は世界に大きな影響力を持っています」


「なんだと・・・もしかして・・・その二人は・・・最近新しく当主になったあの二家の・・・」


「はい・・・そうだと思います・・・ギンは朝宮家で・・・ユージは影山家の関係者かと・・・」


 和則はそういうと少年たちは驚きを上げていた。朝宮と影山という名に腰抜かしていた。


「確かに・・・相手は世界の四分の三を経済支配している一家に・・・世界中の軍事関連には関与している一家だ・・・一個人で対応できるレベルじゃない」


「はい・・・師匠のことを知っておりますし・・・警察とは密接な関係であることは十分承知のつもりです・・・しかし・・・相手が相手です・・・敵の力に対抗するには・・・それだけの後ろ盾が必要です・・・そのために皆と再会しようと思った所存でございます」


「和則・・・随分と変わったな」


「えぇ・・・自分でもだいぶ変わったと思っています・・・戦乱の時代から平和な時代にするために大変努力しておりますから」


「それに米倉家のお孫さんと結婚しているとは・・・さらには女優の鈴原麗子とも結婚しているとはな・・・大事にするだぞ・・・和則」


「はい」


 和則は師匠に頭を下げると師匠は


「それじゃあ・・・お前たち・・・今日はお開きにして・・・久々の再会に花を咲かせようじゃないか」


「「「「「はい・・・師匠」」」」」


 そう言って少年たちは広間を後にした。和則も春佳と麗子たちを連れて広間を後にした。その後、和則たちは少年たちと一緒にリビングでお茶をしているとそこにやって来たのは四人の女性たちであった。春佳と麗子は四人の内一人には見覚えがあった。


「リスリーじゃない・・・久しぶり」


「ほんと・・・久しぶり元気してた?」


「うん・・・元気だったよ・・・それより心配したじゃない・・・いきなり行方不明になるんだから」


「あぁ・・・それは・・・ごめんなさい」


「なにぶん・・・こっちも大変でしたので・・・」


 春佳と麗子は謝ると


「冗談よ・・・それより・・・あの後、どこで何をしていたの?・・・教えなさい」


 などと会話している春佳たちをよそに和則には五人の少年たちと三人の女性が押しかけて尋問のような状態になった。


「和則・・・今までどこで何をしていたんだ?」


「話してくれよ」


「いいぜ・・・といってもお前らとは一度会ったはずだぜ」


「えっ?・・・そうなの・・・知らなかった!?」


「まあ・・・あの時はリアルネームを明かさなかったし・・・自分の正体を隠して行動していたからな・・・お互い様だ」


「そうだったんだ・・・それよりもお前はどこの世界で遊んでいたんだ?」


「遊んでいたというよりも・・・毎日毎日が命がけの日々だったな・・・『聖霊軍本部』の軍艦空挺から追いかけまわされたり・・・GRO(グランド・ライズ・オンライン)の環境に慣れるのにも大変だったし・・・『真世界』では『神下七星界』の一人と派手なドンパチしたり・・・『四聖皇』の一角の『白鯨のエド』と戦争したり・・・最後には『神の戦士』との星規模の戦いをしたり・・・大変な日々だったよ」


 和則は今までの話をするとみんな、唖然としていた。


「何というか・・・もの凄く濃密な冒険しているね」


「しかも・・・ほぼ遊び要素がない日々だな」


「大変な人生だったね」


「それよりもいつ俺たちと出会ったんだ?」


「SWOの世界で会ったぜ・・・俺はカズというネームでな・・・その時にいたユージやユンがいただろう・・・後・・・春佳や麗子と同じ『精錬騎士団』の副団長していたユリスもシノのことは覚えているな」


「あぁ・・・覚えているよ・・・それがどうかしたの?」


「実はユリス・・・ユージと結婚したんだ・・・しかも・・・ユージは俺と同じ『四聖帝』の一角にして『真・整合騎士団』の団長であり『青薔薇』のユージとまで呼ばれている」


「ま、マジで?」


「じゃあ・・・ユンも・・・」


「そうだ・・・シノもユンと結婚したし・・・ユンも『四聖帝』の一角にして『薬髪』または『妖髪』のユンと呼ばれていて・・・『ぬら組』の総大将なんだ」


「マジかよ・・・俺たちはとんでもない奴らと話し合っていたのか」


「それよりもいいですか・・・和則さん」


「なんだい?」


「『四聖帝』って何ですか?」


「『四聖帝』とはかつて・・・遙かなる太古に存在した勢力で今は・・・おれたちがその勢力と呼ばれている・・・そもそも・・・俺たちは『四大勢力』の一角の一つなんだ・・・『四大勢力』とは『四聖帝』、『四聖皇』、『神下七星界』そして『聖霊軍本部』・・・その四つの勢力が世界の均衡を守っている」


「そうなんだぁ・・・仮にその均衡を崩壊したらどうなるの?」


「世界は崩壊する」


 みんな和則が言ったことにえっという表情になってしまった。


「分かるだろう・・・『四大勢力』は世界で最強勢力だ・・・その勢力を崩壊したら猛者共が動き出す・・・世界の均衡を崩しに・・・それだけは避けないといけない・・・だけど・・・そんなものはそう簡単に崩せない・・・それぞれの勢力は化け物並に強い・・・早々に勝てる奴はいない・・・しかも・・・『神下七星界』は『中央政府』によって選ばれた猛者(プレイヤー)なんだ・・・知名度、圧倒的な実力が必要不可欠・・・それだけで選ばれているのが『神下七星界』・・・さらに言うと中央からの絶対的な信頼力がある・・・といってもそのほとんどが自分勝手な人たちだけどね」


「そうなんだ・・・でも、和則・・・それじゃあ・・・」


「そうよ・・・誰にでもなれるチャンスがあるじゃない」


「そうだな・・・だが・・・さっき言ったとおり・・・『神下七星界』になれるのに必要なのは悪名高い知名度だ・・・これは『真世界』の猛者たちの中で最も秀でている実力が必要だ・・・剣士の中で有名なのは世界最強の剣士『鷹の邪眼』ジャン・キュウール・ホーク・・・聖霊軍の人間兵器・・・『暴君』クマグ・・・アーマンガ皇帝『極悪女帝』メア・アンコック・・・この三人が『神下七星界』で有名な極悪共だ・・・残りの四人は度々変わっているから・・・話にならないけど・・・」


「そうなんだ・・・それよりも・・・和則は俺たちのことを忘れていないだろうな?」


「忘れるかバカたれ・・・幼馴染みのお前らを忘れるか!!」


 和則はみんなのことを忘れてはいなかった。


「だが・・・お前らがゲームをしていたとは驚いたがな・・・志郎、烈夜、刻、孝一、弘樹、雫、琴音、里香、佳子・・・」


 和則が幼馴染みとSWOで知り合った女性の名を言うと春佳と麗子は里香と佳子にあることを尋ねた。


「ねえねえ・・・二人はいつ結婚するの?」


 里香と佳子は飲んでいた飲み物をブゥーと吹き出しむせると


「いつってそれはちょっと早くない?」


「そうですよ・・・私たち・・・そ、その・・・」


 里香と佳子は顔を赤く染めて好きな人の方に視線を向けていた。里香は志郎に佳子は烈夜に、和則はそれを見てニヤリとする。そしたら、志郎と烈夜に


「お前ら・・・彼女たちとは楽しく過ごしていますか?」

志郎と烈夜も和則の問いかけにむせてしまい、ゲホゲホと咳き込むと


「あのなぁ・・・和則・・・俺たちはまだ結婚する気はない」


「お前だけは例外だ」


「そうか?」


「「「「「そうだよ!!」」」」」


 和則の言ったことに烈夜、志郎、孝一、刻、弘樹、五人揃って言い返す。だが、和則は


「しかし・・・鈴音も近い将来結婚するぜ・・・俺の右腕とな・・・」


「「「「「なっ!?」」」」」


 烈夜たちは口を開けて唖然とし始め、雫や琴音もえっといった表情をしていた。そしたら、鈴音が乱入してきて


「お兄ちゃん・・・それだけは言わないでよ」


 鈴音は顔を真っ赤にしながらそう言うと


「でも、事実だろ」


「ううっ・・・そうだけど・・・///」


 鈴音は顔を真っ赤にしながらそう言うと烈夜たちはまだ唖然としていた。そしたら、和則は真剣な表情になって


「ここから先はお前ら自身が決めてくれ」


「なんだよ・・・」


 烈夜たちは再起すると和則の問いかけに少々言葉を詰まらせながら言うと春佳と麗子は何となく察したようだ。


「お前ら・・・俺の仲間にならないか?」


「どういうこと?」


 雫は和則が言ったことに言い返すと春佳が話し始めた。


「いま・・・世界では『四聖皇』が縄張りを拡大しているの・・・もちろん・・・私たち『四聖帝』もね・・・日本の自衛隊、警察はギンが率いる『ジ・エンパイア』が・・・経済はユージが率いる『真・整合騎士団』・・・食・医療はユンが率いる『ぬら組』・・・そして・・・私たちはVR産業、教育に力をつけて勢力を拡大しているの・・・相手は世界屈指の怪物・・・勢力を拡大しながら傘下を増やしている状態・・・『ぬら組』に関していえば・・・日本中は彼の領域よ・・・『ジ・エンパイア』は世界中の軍事に地を固め始めている・・・『真・整合騎士団』は財界に地を固めている状況よ」


「さらに言うと・・・現在の世界中で興味を持っているのはVR産業・・・そこに着目して一気に資金調達に乗り出したわけよ」


「そういうことだ・・・だが・・・こっちは仲間の数が足りない・・・かつての友たちやWAOで出会った人たちを傘下にして勢力を拡大しているが・・・流石は『ジ・エンパイア』・・・格が違う・・・まあ米倉家は世界でも通用する一家だ・・・これから大変な日々になるな」


「そうかしら・・・和くんは私の家に嫁いでからほぼ勉強中じゃない」


「あれはほぼ復習に近い感じだ・・・ある程度は『神の力』を受け継がれた時に一通り覚えている」


「そ、そうなんだぁ・・・流石は『神の力』」


 春佳は呆れながら言うと琴音が


「あの・・・『神の力』っていったい?」


「『神の力』ってのは・・・戦闘力、叡智、魔力、権謀術数、潜在能力の五つだ・・・だが、潜在能力は四つに分けて、残りの四つに附属という形で世界散らばった・・・それが俺、ギン、ユージそしてユンに受け継がれた・・・どれも世界に驚異に値する力だ・・・世界を滅ぼす力、真の歴史を記録されている知識、神をも恐れる策、無尽蔵な魔力、そして急速に成長する力・・・その力を世界は恐れた・・・俺に受け継がれているのは・・・『神の魔力』・・・無尽蔵な魔力を持っているから持久戦では誰にも負けることはない・・・全開で魔力を解き放つと星一ついや銀河一つ滅ぶだろう・・・神々が作ったこの宇宙を・・・」


「どういうこと?・・・神々が作ったこの宇宙って?」


「この星の人々は生まれた時から精霊を宿して生まれる・・・大抵は気づかないけど・・・その精霊たちが宇宙を作ったんだ・・・始祖神精霊と云われた神によって・・・」


 そこから先は神々の戦いで教えられたことを話す和則に烈夜たちは言葉を出せずにいた。そしたら、そこに師匠がやって来て


「和則・・・一つ聞きたいことがある」


「何でしょう・・・師匠?」


「何故・・・お前にその力を受け継がれた・・・私はそこが気になる」


「それは・・・」


 和則は言葉を濁していた。そしたら、そこに


「それは・・・彼の先祖がかつての聖帝につかえた術士の末裔なのです・・・血筋でいえば・・・直系に当たります・・・かの聖帝は自身の力を四人の部下に与えた・・・『剣帝』、『騎帝』、『魔帝』、『妖帝』に与えた・・・その四人は遙かなる時を超えて自身の末裔の子孫に受け継がれるように念を込めて放たれた・・・その末裔が今の『四聖帝』なのです・・・これは誰にも知られていけない話・・・その話はかつて宇宙全体で繰り広げた戦争に遡りますから」


「何者だ?」


 師匠はいきなり現れた女性にさっきに近い視線をすると和則と春佳はその女性を見て


「フヴェール・・・」


「どうしてここに!?」


「知っているのか!?」


 師匠は和則と春佳がこの女性が何者なのか尋ねると二人は


女神(アリドネ・ハート)だ・・・」


「しかも・・・宇宙を創造したと云われている始祖神精霊たちの集合体」


「久しいですね・・・米倉若夫妻・・・1、2年前ですか・・・貴方たちに力を与えたのは・・・今はどうです?」


「感謝している・・・それだけだ」


「その節はありがとうございます」


「いえいえ・・・世界はかつての聖帝のように平和を願っている人たちでよかったです・・・おかげで自分の趣味に専念できますし」


「あんた・・・末期だろう」


「な、なにを言うんですか・・・」


「そうだよね・・・私たちの情報では・・・貴方・・・もう取り返しのつかないぐらいの末期患者だって耳にしたわ」


「そ、そんな・・・」


 フヴェールは涙目になって四つん這いしていると和則と春佳が追い打ちを言い続けた。そして、ついにはリビングの端っこで縮こまって不気味な呪怨を唱えていた。和則たちはその不気味さを無視して話を再開した。


「それでどうする・・・俺の仲間になるか?・・・ならないか?」


 烈夜たちは和則の問いかけにすぐに答えた。


「「「「「仲間になる!!」」」」」


 男性陣はすぐに答え、女性陣は


「「「「仲間になるわ!!」」」」


 女性陣もそう答えた。理由はというと


「和則は前々から誰か引っ張るリーダー的に奴だと思っていたんだ」


「俺は和則以外につく気はなかった」


 男性陣と女性陣が即断即決で答えると和則は


「決まりだな・・・それじゃあ・・・お前ら『黒霜蓮鎧』は俺の『セイント・ヴォルガル・スウィーナ』の下に就くことになる・・・それでいいな?」


「もちろん」


 烈夜が代表して言うと和則はカインズたちの方に向いて


「よし・・・それじゃあお前ら!!・・・これから『真世界』に向かうぞ!!」


「・・・「・・・「おぉ!!」・・・」・・・」


 カインズたちは雄叫びをあげると春佳たちは


「『真世界』か・・・久々に行くね」


「よぉーし・・・腕が鳴るわ!!」


 和則たちは『超巨大戦闘艦空挺(ウラシル)』に乗って懐かしき『真世界』に向かった。

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