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キスしなければ出られない部屋 ~一緒にいたのは、学院一嫌いな男でした~

作者:アバタロー
「よりによって、なんであんたが、ここにいんのよ!」 

 ベロニカ・ローヴァインは、学院に通う貴族の令嬢。
 明日に控える卒業式のために大忙しだった彼女は、気が付けば、謎の部屋の中から出られなくなっていた。薄暗い部屋には、窓もなく、唯一ある分厚い扉はびくともしない。

 ベロニカは焦っていた。自分には、どうしてもこの部屋を出なければならない事情がある。ベロニカは、明日の卒業式でスピーチをするという大役を授かっていたのだ。このチャンスを逃すわけにはいかない。

 しかし、ベロニカの頭を悩ませるのは、それだけではなかった。
 ベロニカが最も嫌う男。今まで幾度となく口喧嘩をしてきて、学院内でも、「犬猿の仲」と謳われる男が、へらへらしながら同じ部屋でくつろいでいるのである。
 
「まあ、卒業式なんてどうでもいいだろ。のんびりしようぜ」
「少し黙って」

 迫り来る刻限に、一向にやる気を出さない男。そもそも、なぜベロニカはこんな部屋に入り込んでしまったのか。

――そして、ついにベロニカが室内で見つけた文字には、こう記してあった。
「○○しなければ出られない部屋」と。


真面目系令嬢×歪み系お坊ちゃん。

※途中シリアス気味になりますが、最終的にはラブコメに着地します
※ネット小説大賞一次通過しました。ありがとうございます!
第一話 犬猿の仲
2021/11/26 22:34
第二話 疑い
2021/11/27 12:24
第三話 捜索
2021/11/28 14:27
第四話 キス
2021/11/29 08:19
第五話 噂
2021/11/30 12:26
第六話 おかしくないか?
2021/12/01 17:14
第七話 家紋持ち
2021/12/02 12:18
第九話 矛盾
2021/12/04 12:17
第十話 隠し事
2021/12/05 12:18
第十一話 秘密
2021/12/06 12:26
第十七話 将来
2021/12/12 12:19
第二十二話 運命
2021/12/17 12:24
最終話 返事は
2021/12/18 13:00
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