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エピローグ

「本当に、色々なことがあったな」


 有透さんと出会ったその日から、私の人生は大きく変わった。


 有透さんの隣にいられて、私は本当に幸せだ。


 まあ、その分忙しくもなったが。


「そうだ。久しぶりに、二人でカクテルでも飲まないか?」


「いいですね!」


 東京の夜は、ゆっくりと更けていく。



 高いお酒、高いスーツ、高いビル。

 そして、副社長の肩書き。


 ただの生贄だったあの頃とは大きく変わってしまったけれど、一つだけ変わらないものがある。



 それは、有透さんの存在だ。


 有透さんはいつも、私を導いてくれる。


「……ありがとうございます」


「何か言った?」


「なんでもないですっ!」



 東京だから、私は有透さんと出会えた。


 ここまでこれた。


 ありがとう、東京。


 ありがとう、有透さん。



 有透さんと過ごしてきた日々は、夢のようで。


 私はまるで、シンデレラのようだった。


 自分を主人公だとは思っていないけれど、有透さんとの物語は、ずっと続いてほしい。



 私と有透さんは、また歩き始めた。


 美味しいカクテルを、飲むために。

ここまでお読みくださった皆様、本当にありがとうございます!


甘音と有透の物語は、ここでお終いになります。


よろしければ、⭐︎評価やブクマもしてくださると嬉しいです。

感想なども大歓迎です!


ありがとうございました!

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