最終投稿 小説家だってサボりたい
「ねえ麗。」
「はい、何ですか?」
ペンを持ち原稿見つめ合いながら答えた。
勿論締め切り間近ですから…。
「あ…これ可笑しな…。あ、そうか…こうな
って…」
「なんで麗って小説家になろうとしたの?」
「うーん…。そっかこうすればより面白く…
。あー、はい?なんでなったか?ですか」
「うん、よく聞いてたね」
「いや…なりたくてなった訳ではなくてです
ね…」
「え、そうなの?」
「まあ…そうなんですよね。その…騙された
というか…。はめられたというか…」
あ。そっか、私…なりたくてなったんじゃな
かったのか…
そういえばそうだったな…
『ねえねえ水月さん!』
『…あ、ごめん。何?』
『私ね。今度いとこが誕生日で、お話を作る
事にしたんだけど、中々良いのが出来なくて
ね…』
「というまあ、騙されたんですよね…。結局
その作品新人賞に出されて優勝というか…ま
あ新人賞をとったんですよね。」
あ、なんか懐かしいな…。
こんな事もあったな…
「じゃあ無理矢理やらされたって…こと?」
「まあ…無理矢理ではないけど…。びっくり
しましたよ…。」
「…ふーん。…あ、ねえそういえばさ、締め
切りっていつだっけ?」
「…あと10時間位ですかね」
「終わらないよね」
「多分終わりませんね…」
「「…」」
小説家は面倒くさいけど…
多くの人に見てもらると思えばそれが勇気に
なるんだよね。
だからね。小説家も悪くないと思う。
でもたまにはちょっと位休みたいけどね。
ここまで読んでくれて感謝していますm(_ _)m
ぐだぐだな物語でした…
(_ _).。o○
小説家を主人公にしたお話はさすがにハードルが高すぎたかな…
何はともあれこれにて終了です(・ω・)ノ
ひよ