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小説家だってサボりたい  作者: 雪乃 美羽
6/8

05.小説家だって滑ります

「っ…」


ま、また慌ててしまった…


慌てたら負けだ…そして緊張したら負けだ…


こんなんじゃまともに立ってもいられなああ


ぁぁ!


「わっわっうわーっ…。いったー。」


「ちょっとうーちゃん大丈夫?さっきから何


回転んでるのよ」


「まあ初めて何だからしょうがないでしょ。


水月さんこういうの来なさそうだし。」


「す、すみません…」


本当に初めて来た。アイススケートというと


テレビを想像しちゃうし。


というか私元々運動神経が悪いんだけどな…


「というかさ、うーちゃんって国語いっつも


怖い位点数いいのに体育だけはいっつも点数


悪いよね〜」


うっ…しかしごもっともです。


「まあ無理は無いよね。てか沙奈は?」


「さあ。その辺滑ってるんじゃない?あの子


運動神経だけはいいからねぇ。まったく」


「ってお前は母ちゃんかっ」


つっこみが早い事。


私にはあんなの出来ない。


…ん?だからあまり友達が出来ないのかな


「麗さん危ないー!」


えっ…


「いったぁ……あ、ごめんね麗さん‼怪我し


てない⁉大丈夫⁉えっとあと…」


「全然大丈夫です」


「ったく、何してんだよ沙奈。」


「だってだってー」


でもこの人達って本当仲いいな。


なんか私とは全然違うな。まあ、だから良い


んだけど。


《これから清掃を行います。20分の休憩と


させて頂きます》


あ、放送だ。


「あーあ終わっちゃった。まあでも、時間が


時間だしそろそろここ出る?」


「そうだね。よし、名残惜しいが…」


「行くよー」


…結局滑れないで終わっちゃった。


なんか少し残念。


まあ、島崎さんに連れて来てもらおうかな…


クリスマスプレゼント…なんちゃって。











まあ、天国も今日まで。


明日からは地獄のスタートですからね。

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