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テオとイズの冒険日記  作者: モードー
日記帳二冊目【魔導天界国 ヴェルトラオム】
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47/59

045【白龍の弱点は有るのか。】

スイマセン

なんか バグで最後の方が消えてしまいました

書き直して再投稿します

〖神暦 3240年 4月 9日〗

 日記の筆者『テオ』

 場所「魔導天界国 ヴェルトラオム」



ギィィィィ



膨大なガラスの破片が、一つの『個』と成り、白龍を地面に押し付ける。


「はぁはぁ、ここまでくれば、大丈夫だよね。」


無我夢中で走り、気が付けば、僕は展望台のような場所にいた。

周りは、同じような景色が永遠に続いている。


「…ダメだ。」


アリスが呟いた。


バコォン


白龍が、その細長い体をくねらせ、ガラスの破片をまぎ払う。


「…傷が消えた?!」


僕は、驚き声を上げる。


「…あれ?」


僕は、あの遺跡で会った白龍を思い出した。


「…確か… あっ!」


僕は、あることに気が付いた。

魔力を介さない、物理攻撃は、回復しないのでは?


と、


銃弾も、斬撃も、魔力を一切使わない。


「アリス。 アリスって、ガラスの破片どうやって操ってんの?」


僕は、アリスに尋ねた。


「硝子の分子に無理やり魔力を与えてるのよ。」

「じゃあさ、魔力を抜いてただのガラスの破片として上から降らすことはできる?」

「…できなくはないけど…」


「よし、じゃぁ一回やってみて!」


僕は、言った。


すると、アリスは手を白龍のいる方向にかざす。


…ガラスの破片が物凄い高度まで浮き上がる。


「はい。」


アリスが、手首を下に動かす。


それと共に、大量のガラスの破片が重力に従い、落下する。


ドシャァァ


「こっわ。」


僕が自然に声を漏らした。


「…防がれた。」


アリスが呟いた。


白龍の上空に光の壁が現れ、それがガラスを防いだ。


しかし、いくつかの破片は当たっている。


…傷が消えない。


「よっし」


僕は、ガッツポーズをする。


「…ダメよ。 逃げなきゃ。」


アリスが白龍から目をそらし、走り出した。


「見つかった。」


アリスが階段をかけ下がる。


「えぇ?」


僕は、策の隙間から、白龍がこちらに向かって魔法陣を展開したのが見えた。


「[水の壁(ウォルターウォール)]!!!」


僕は、この展望台を包むように水の壁を形成した。


ジュッ


運よく、白龍が放った魔法が炎だったため、水に触れ、消えた。


「お兄ちゃんナイス!」


アリスが言う。


「とりあえず、あの白龍の回復の法則は、『魔力を介した攻撃のみ』だね。」

「ええ、そうね。」

「じゃぁ、僕の水の魔法も、上空に持ち上げて落とすだけでもいいかな?」


階段を降りきり、僕たちは、建物の陰に隠れる。


「水の塊ならいけるかも。」


アリスが言う。


「よし。 やってみる。」


僕は、建物の陰から飛び出して、石畳の道の真ん中に立つ。


白龍がこちらに向かって飛んできている。


ジジジ


白龍の、角の先に光の渦が出来る。


ギャィィ


鉄をこすりつけるような、白龍の鳴き声がする。


[水操作ウォーターコントロール]!!!」


僕は、この街に存在する川、池、湖、から水を奪い、集めてものすごく巨大な水滴を白龍の上空に作り上げる。


ドゴォォォォ


物凄い音がした。


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