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000【前奏】
あと何時間、何十日、何億年、この暗闇を見つめればいい?
ああ、
この感情はなんだ?
…そうか、悲しいのか。
その時、私の頭の中に一つの案が思い浮かんだ。
やってみるか…
そうして私は持て余した膨大な力でまず、宇宙を創造した。
そして、その宇宙に数多の星を放った。
その数多の星々の中から一つだけ、生命の存在することのできる星を見つけ出した。
その星に「地球」の名を授け、自分には「世界」の名を付けた。
この岩だらけの星では寂しい。
生命を作り出そう。
方法は既に考えてある。
この何億年もの間、ずっと無意味なことを考えていたのだ。
それくらい思いつく。
私の細胞の一部を切り離しそこに精神を宿らせる。
この工程を12回繰り返し、誕生した12の生命体に「神」の称号を与えた。
そして、その星に生命の源、すなわち私の細胞と精神の切れ端をばらまいた。
あと一億年すれば賢い生命も出てくるだろう。
あと、二億年もすれば、私の力の一部を使いこなす生命も出てくるかもしれない。
あと、三億年もすぎれば、もしかしたら、私を支配しようとする生命も出てくるかもしれない。
ああ、楽しみだ。
そうだ、これから起こること全て記憶しよう。
ああ、やっと楽しみが出来た。
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