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舌平目のムニエル ミニッツステーキ スープ

「さ、メシ、メシ」と、リサは

スポーツ系らしく率直。



KKR柄の浴衣を着て。




「リサさん、メシなんて、お上品でなくてよ、おーっほほほ」と、れーみぃはまた、楽しんでる。



「今度は誰だ?」と、リサ。


「アントワネットとか」Naomi。



「古典ですねぇ」と、めぐ。



良く知らないけど(笑)。みんな。



「ふざけてねーで、いくぜぃ」と、Naomiは

江戸弁。(笑)。



郵便は、江戸なら脚自慢の仕事なんだろか。



「おほほほほ」れーみぃはまだやってる。



「来いよ」と、Naomiに引っ張られた(笑)。



レストランは2階。

海辺の眺めがいい所。


結構古いこの建物だけど、鉄骨が

しっかりしてるから

改装で綺麗になる。


窓の辺りにそれが解って、窓なんかは

規格だから、時代によって寸法が違う。


それで、合わせて工作した跡を

Naomiは見て



「元々は30年くらい前なんだろね」と

寸法の違いを見て。


硝子の枠が古いところは、サッシに

合わせて硝子を切って

パテで埋めてある。



職人が手間を掛けて作っていた時代のもの。



蒸気機関車の窓も、古いものは

こういうもので

改装したものは、サッシで

住宅規格のものを合わせたり。


いろいろだ。




そんな事を、機械担当は知る必要がある。



そんなものを、部品注文していたら

費用が嵩んでしまうから


ある程度は手作りが必要だ。




「軸受は大丈夫かなぁ」と、リサは

つい声に出て。



「それ、考えてたのか」とNaomiは

自分の心が伝わったような気がした。



機関車乗りは、英語だとEngineer。


電車はdriver。




そんな違いもある。



電車だと、機械は

別の車両にあるから

運転士は気にしても仕方ない。



そういう理由である。



蒸気機関車は、古い時代のものだし

軸に掛かる圧力も大きい。



自動車みたいに、ローラーベアリング、なんてものは使えないので

柔らかい金属を滑らかにして、油を

大量に流して使うように出来ている。


それなので、例えば日本の国鉄では

過去、蒸気機関車で特急列車を牽引した時代


軸の潤滑が間に合わず、停車駅を

増やす必要が起きてしまう。


軍国の時代、時間短縮の為に

機関車の台車に人が乗り、注油しながら

走った、なんて怖い話もある。


落ちた人は居なかったらしいから、何かで

体を固定していたのだろうと思われるが。




自動車でも、エンジンの軸はそんな感じである。



「廃止されてすぐだから、気にしなくていいよ」と、Naomi。



「ま、明日だな。]と、リサ。




「あ、きたきた!」と、れーみぃ。



「お嬢様、お行儀悪くてよ、ほほほほ」と、リサはお返し。



「なんか似合わないー、不気味」と、れーみぃは笑う。



「不気味とはなんだ!」と、リサはふざける。




「多重人格とか」みたいにれーみぃ。




見た目がいつものままなので。


言葉がそれだと、変(笑)。



「憑依とか、黒魔術とか」なんて、めぐも

楽しい。




お料理が運ばれてきた。




「バイキングじゃないのがいーね」と、れーみぃ。



「食べ足りないとか言うんだろ」と、Naomi。





「取りに行くの面倒だもん」と、れーみぃ。




「不精するから太るのよ」と、Naomi




「えーん、Naomiがいじめるー」と、れーみぃは楽しみ。




「よしよし、いーこいーこ」と、めぐ。



さ、食べよっか。と、リサ。


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