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俺の親父、金髪美少女になる  作者:


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肉体年齢14歳の美少女親父

 俺の親父は、金髪美少女である。嘘のようだが、本当の話。流行のTS病だかなんだかで半年前に女体化して今に至る。


 朝はワイシャツを着て、背広を羽織って、普通に出社していく。だけど貧乏性が災いして男だった頃の服をそのまま着てるから、基本的にダボダボだ。裾はビラビラだし、袖はかなり余ってる。しかし病気であることから、誰も当人にそれを指摘できない。いつも通りでいることを強要される空気がある。


 だから困る。親父は風呂上がり、普通に全裸で部屋を歩き回る。冷蔵庫を漁って、ポカリスエットなんかを飲んでやがる。くぅーって唸る声が、またかわいらしい・・・・・・ではなくてロリボイスで、頭と耳がバグる。

 素っ裸で綿棒を耳に突っ込みながら、ペットボトル片手に歩くのはやめろ。言いたいけど、言えない。視線を合わせたお袋も、顔を左右に振ってやんわりと止めてくる。


 親父は美少女だ。間違いなく美少女だ。ぷるっとした尻、こぶりだけど形のいい胸、腰にかかるブロンド、くりっくりのお目々に、愛嬌のある口元。見た目年齢は15才、いや14才くらいだ。


 親父は普通に部屋に入ってくる。Netflixの使い方がわからないだのなんだのと、平気で男の部屋に入ってくる。ベッドに腰掛けて、色々とスマホの操作を教えていると、見える。シャツの隙間から、胸が、突起が。しかし親父だ、親父だ、自分に言い聞かせるが、隣にいるのは美少女だ。


「おい、これどうやるんだ、急に使えなくなったぞ」

「し、知らねえよ、どうせ変な操作したんだろ」

「違う、勝手に壊れた。ほら、見ろ」


 親父は肩を寄せてくる。手に触れてくる。柔らかすぎる、なんだこのぷにぷには、畜生。

 それが親父だ。野球中継を見ていても、ゴルフ中継を見ていても、競馬新聞にかじりついていても、美少女だ。


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