表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/32

文化祭後夜祭その1


外は徐々に闇に染まる。

屋上に1人ぽつんと佇む。

柵に腕を乗せてボーッとする皐月。


…あんなに真剣な緋音、初めて見たなぁ。

…本当の意味で優しいところ、か…。

私が好きになった雪人の、私が思う1番の魅力的なところ。

私は気付くまでに結構かかったんだけどなぁ。



緋音には参っちゃうな、ほんと。

でも、諦められないし。

頑張るしかないよね。


「よし」


気持ちを切り替えると皐月は屋上から姿を消した。



━━━━━━━━━━━


皐月:7時に3年5組の教室に来て。絶対だから


雪人:校舎内立ち入り禁止じゃないのか?


皐月:大丈夫だから


雪人:わかった



━━━━━━━━━━━



皐月:7時に3年5組に来て。


緋音:わかった。



━━━━━━━━━━━



校内はグラウンドに組まれた小ステージを中心にものすごい熱気を放っている。

時間は19時に3分前となっていた。


「「あっ」」


2人は息を合わせたように言葉を発した。


「緋音もか?」


「ってことは雪人君も?」


「あぁ。なんなんだろな、皐月」


「そうだね。5月ちゃんが呼び出すなんてね」


…どういうこと?雪人君を呼び出すのはわかる。私を呼び出すのもまだわかる。でも2人なんて…なんで…?


考えはまとまらないまま目的地に着いてしまう。


「来たね」


「おまたせ」

「どうしたんだ?」


「まぁそれは入ってからのお楽しみってことで」


頭にはてなを浮かべたまま雪人は教室に入っていく。

中は少し騒がしく、梨乃や悠斗がいることは明らかだった。


「どういうこと?」


「…緋音は言ったよね?明日からはライバルだって」


「うん」


「だったらさ…今日はまだ普通の友達ってことでしょ?」


「そうだね」


「だから今日はさ、楽しもうと思ってね」


そう言うと皐月は緋音の手を引っ張って教室に誘導する。

困惑した緋音を無理やりに引っ張って。



なるほど、そういうことでしたのね。


トイレから出てきたクノアは静かに廊下に立った。


これはまた、面白くなりそうですわね。


クノアは少し駆け足で教室へと戻っていった。

短いですが区切りがいいので投稿しました。

今後も短く、多く投稿するスタンスに変えようかとは思っています。

ではまた次回でお会いしましょう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ