第2話 逃げそびれた
ここにたどり着いていただいた皆様、まずはありがとうございます。
初めまして!らいのめぐです。今回、生まれて初めて小説を書きます。
お粗末ですが、読んでいただけたら嬉しいです。(*´ω`*)
しばらくして、私が部屋にいないことに気づいた合コンメンバーが個室の扉から顔を出す。
「あ、めぐいたー!そこで何してんのー?」
「めぐちゃんいたの?って直人もいるじゃん!いつ来たの?ってゆうか何回も連絡したんだから返事ぐらいしろよなぁ!ばっくれたかと思ったわ!!…え?バイト!?バイトあるなら、先に言えよ!」
「てゆうかさぁ…直人そこで何してんのぁ?来てそうそう、めぐちゃん口説いてんの?」
「めぐ大丈夫ー?飲みすぎちゃったのかなぁ?」
すでにいい感じにお酒の回った友人たちはは、きゃっきゃ、きゃっきゃと、私たち2人をいじりたおしている...
友人たちが顔を出す個室を見ながら、ちらっと横目で彼を見ると、彼もこっちを見ており、その瞬間逸らされた...
(あ、この人合コンのメンバーやったんや。こっそり帰るの失敗しちゃったやん...ってゆうか、今目ぇ逸らされたよな?つらっ!。)
私はありさに手を引かれ、個室に連れ戻された。
酔っ払い認定に加え、絶対に逃げるなとありさに念を押された私は、部屋の隅で温かいお茶を飲みながら、酔いを醒ましていた。
「体調なんともなか?…ここ座ってもよか?」
「…あ、はい…どうぞ…」
さっきの博多弁の彼が隣に座った。
「…さっきは、すみませんでした。お見苦しいところ見せてしまって…あの、ほんまに助かりました…」
「ええって…気にせんで!めぐちゃんやっけ?俺、直人。よろしくな!」
私は会釈をした。
見た目とは違って、なんか爽やか系?なーんて思ったのもつかの間。
次の瞬間、サラリーマンがビールを一気飲みした後のため息のような声を出し、興奮した様子で話し始めた。
「かーっ!めぐちゃん、かわいかねー!さっきも思ったけど、ほんま可愛かよ。さっき俺、空から降ってきた天使捕まえたかと思ったばい!いや、本気やけん。めぐちゃん、もしかしてやけど、さっき帰ろうとしとったと?あいつら何か失礼なことしたと?それか、単に面白くなかったと?」
いきなりかわいいといわれ、顔が赤くなったのがわかった。博多弁の破壊力と彼の目力の強さに、なんだか恥ずかしくなって、視線を合わせないよう少し目を逸らした。
「…えっと…いや、面白くなかったとかそういうんじゃなくて… 今日、数合わせでって呼ばれたんやけど…来たらむしろ数合ってなくて、あたし余ってたから…帰ろっかなぁって…」
「ごめんっ!それ俺のせいやね。本当に申し訳なかった…バイトあったんやけど、夕方から交代するはずの子が体調悪なってもうて、これへんなって、ばってん気づいたら上がるん遅なってしまって…申し訳ない。あー、もうそげんつまんなそうな顔されたら、俺ほんと胸がぎゅっとなるばい。」
つまらまさそうな顔してるつもりはないが、あまりに彼が必死に謝る姿が怒られた子犬のように思えて、思わず吹き出しそうになった。
(トイレじゃないところで粗相してしょげてる、クリーム色のロングコートチワワみたい...)
なんて心の中では思っていたが、それを悟られぬよう、あえて表情を変えずに彼を見つめた。
「ごめんってぇ!今からは俺が楽しませちゃるから、なっ、お願いやん、めぐちゃん。笑って?」
彼は必死に私の機嫌をとろうとする。
責任を感じ、あれこれ私を笑顔にさせようと試行錯誤する彼を見ていると、かわいいと感じた。
どっちかというと、彼は派手な見た目に大きな体で、かわいいというよりは、ぱっと見「いかつい」キャラなのだが、彼の優しい性格からにじみ出る言動は、正直愛くるしい…
「私別に怒ってへんから…やからわざわざ構ってもらわんでも大丈夫ですよ。」
なんて、わざとツンとした態度をとって、彼の反応を見て楽しんでいた。
しばらくして、ふと他のメンバーを見ると、私たちの掛け合いを生暖かい目で見ていた。
あとでありさに聞いた話では、直人の謝罪(博多弁)を冷たい態度で全く許さない私(大阪弁)の構図が笑えたようである。
(次につづく)
小説のセオリーも何もわかっていない初心者のため、皆様にいろいろ教えていただきながら、素敵な作品が書けるようになりたいと思っています。
良い面も、悪い面も、誤字、表現方法などなど、どんな些細なことでも、コメントいただけると大変嬉しく思います。
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2025.9:登録
2025.9.16:1作目第2話投稿




